ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号45 本田圭佑

【2021成績】

6試合 防御率4.21 3敗 25.2回 23被安打 3被本塁打 奪三振率3.16 14与四球 2暴投 14失点 12自責点 QS率0.0 被打率.240 K/BB0.64 WHIP1.44




今シーズンは0勝に終わりましたが、前半戦に関しては同情の余地があります。今季初先発となった4月の楽天戦は不運の連続で負け、今思えば分岐点となったGWの悪夢のサヨナラ負けした日本ハム戦は5回1失点で勝利投手の権利が最後の増田惨劇場で白星が吹き飛びました。特に増田投手のせいで2勝消されているので、増田劇場の被害者であるのは間違いないです。前半戦はそもそも2試合だけの先発、2軍で好調でも全然使わないというここでも贔屓采配の被害に遭いました。



ただ、後半戦に関しては本田投手の実力の問題です。最初のロッテ戦こそ5回無失点でしたがその後はコントロールを乱してプチ炎上を繰り返しました。後半戦に関しては辻監督からの評価の低さも否定することは出来ず、1勝も出来ずにシーズンを終えました。




6勝した19年を参考にすると、単純にコントロールが悪化しています。19年はBB/9が2.76に対して今年は4.91と大幅な劣化です。コントロールが生命線の投手がこれだけ四球率が高くなれば成績も悪化します。



球種別被打率を見るとストレート被打率は19年とほぼ変わりませんが、空振り率が1.26%と奪三振投手じゃないにしても低すぎます。一方で変化球はカーブ、チェンジアップの被打率が悪化しています。投げている球数が少ないので数字は極端ですが、特にチェンジアップが落ちなくなったのはかなり印象に残っています。総じて1球1球丁寧に投げることが出来なくなってきました。





2軍では8勝挙げてイースタン最高勝率のタイトルに輝きましたが、プロ6年目の28歳の本田投手に2軍のタイトルなんか求めていません。2軍では年間通して好投して、危険球退場があっても引きずることなく投げ続けました。ただ、1軍でこれだけコントロールが悪化してプチ炎上を繰り返したら「2軍の帝王」と呼ばれても仕方ないです。来年はクビの可能性もあります。1球1球丁寧に投げることが出来た19年を思い出して、来年はキャリアハイの6勝を越さないといけません。





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