ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

箱根駅伝 総合優勝青山学院大学

箱根駅伝は予想通りに青山学院の圧勝で終わりました。シード権争いは非常に盛り上がりました。






・総合優勝 青山学院大学 予想1位的中

往路1位   復路1位

☆中村唯翔選手 9区1位(区間新)

復路に岸本選手、佐藤一世選手と贅沢な復路の布陣でした。2人とも故障があっての復路のようでしたがそんなことお構いなしに岸本選手は7区区間賞、佐藤一世選手は8区2位と結果を出して、今年1年不調だった中村唯翔選手が9区区間新を出して優勝を決定付けました。そして10区中倉選手も区間新で大会新記録を出して総合優勝となりました。


10区間全て区間一桁、8区間で区間5位以内と他を圧倒する選手層とピーキングと総合力の高さを見せつけました。今回走った選手で卒業するのは2人、16人エントリーでも13人が残るので来年も優勝候補筆頭になります。





・総合2位 順天堂大学 予想4位

往路5位   復路5位

☆津田選手 8区1位

大健闘の2位でした。6区牧瀬選手が区間賞スタートで3位浮上、8区津田選手も鈴木芽吹選手をペースメーカーにして後半逆転して2位浮上、野村選手は本調子ではなかったですが区間賞2つが大きく稼いで総合2位でゴールすることが出来ました。


1区18位スタートから最後は2位まで上がりました。順天堂は三浦龍司選手が注目されていますが、今回は牧瀬選手、津田選手などあまり注目されなかった上級生が区間賞の走りで穴をカバーして三浦龍司選手だけでないというのを証明出来た結果だと思います。




・総合3位 駒澤大学 予想2位

往路3位   復路9位

☆田澤選手 2区1位

復路も誤算でしたね。8区鈴木芽吹選手がまさかの区間18位で大ブレーキ、序盤はペースメーカーにされたとはいえ最後はヘトヘトになりながらの走りなので、明らかに調整不足でした。ここで6位に転落しましたが9区山野選手が4位に押し上げて、10区青柿選手が落ちてきた中央を逆転して最後は東洋の猛追を受けながらも何とか3位をキープしてギリギリ逃げ切りました。


往路復路でそれぞれ大ブレーキ区間を作ってしまったのが敗因です。大八木監督の区間配置のミスも出たと思います。卒業生は6区佃選手だけ、エントリーメンバー14人が残りますから田澤選手が4年生となる来年またリベンジとなるでしょう。




・総合4位 東洋大学 予想6位

往路9位   復路2位

☆清野選手 10区2位

6,7区は区間10位前後でまとめるも後ろから法政、東海の猛追を受けてシード権争いに巻き込まれました。石田選手が走れずシード権が危ういかと思われましたが、ここからが鉄紺の意地が発動します。8区蝦夷森選手が区間4位の走りでシード権争いからリードすると9区前田選手も区間5位で7位に浮上、そして前回10区で逆転3位を掴んだ清野選手が区間2位の快走、最後に駒澤とのスパート合戦に負けて2年連続3位には入れませんでしたがそれでも3人抜いて復路2位、総合4位で終えることが出来ました。


石田選手不在で厳しい走りでしたがそれでも3位に2秒差の4位まで上がってきたのは流石の東洋でした。山登りの宮下選手は卒業しますが平地のエース格の選手は多数いるので、来年も総合3位を狙ってもらいたいです。




・総合5位 東京国際大学 予想7位

往路7位   復路4位

☆丹所選手 3区1位

選手層が危ういかと思いましたがそんなことなかったですね。7区から10区まで区間一桁でまとめて4位でゴールしました。これまで経験の浅い7区冨永選手、8区村松選手がそれぞれ区間6位で走ったのは大きな収穫です。


山が課題なのがはっきりしました。往路優勝するには5区をどうするかです。ヴィンセント選手、丹所選手、山谷選手の三本柱が4年生となる来年は是が非でも往路優勝を狙いたいです。




・総合6位 中央大学 予想10位

往路6位   復路8位

☆吉居選手 1区1位(区間新)

6区若林選手が区間5位の好スタート、さらに8区中澤選手が区間3位の走りで3位に浮上、久々の総合3位が見えてきましたが、10区井上選手が後半耐えきれずに3つ順位を落として6位でゴールとなりました。森選手がやっぱり走れずに総合3位が射程に入っただけに勿体ない結果でしたが、10年ぶりのシード権を確保しました。


吉居選手のスタートダッシュから流れを掴みました。今回の6位は総合3位も見えた中での6位なので、まだまだ上が目指せる内容でした。山も攻略出来たので、来年は総合3位を目標にしたいです。





・総合7位 創価大学 予想5位

往路8位   復路6位

☆嶋津選手 4区1位

凸凹の往路から一転、復路は4区間で区間一桁でまとめて9区のブレーキを何とかカバーしました。9区で9位まで落ちましたが10区松田選手が区間5位でまとめてくれたのは大きかったですね。


嶋津選手、三上選手と平地と山のエースは卒業しますが選手層は確実に厚くなっているので、来年もシード権を確実に狙っていきたいです。




・総合8位 國學院大学 予想3位

往路4位   復路13位

☆平林選手 9区2位

危なかったですね。島崎選手が走れないという事態が発覚して6区原選手が区間17位で3位争いから脱落、さらに7区木付選手がまさかの区間最下位で10位に転落、ライオンズファンとしては本当に残念な結果でしたがこれでシード権争いに巻き込まれました。


ただ、ここで救世主として現れたのは國學院史上最強ルーキーの平林選手です。10位でスタートすると果敢な走りで5位まで順位を押し上げました。最後は順位を落としましたが8位で耐えて何とかシード権確保しました。ダブルエースに加えて今回好走した山本歩夢選手、平林選手のこれからの活躍に注目が集まります。





・総合9位 帝京大学 予想9位的中

往路2位   復路17位

☆細谷選手 5区1位(区間新)

ここで予想的中、というか復路が悲惨で結局ここのラインに戻りました。復路は全部区間二桁、8区橋本選手が予想通り本調子には程遠くブレーキとなり、9区森田選手も伸びずに10位転落となります。10区西脇選手が突っ込んで序盤は区間賞争いの走りをして最後は失速しますが何とか区間10位でまとめて9位でゴールしました。


往路で4人、10区間で6人が卒業します。その中には3区職人遠藤選手と5区2年連続区間賞の細谷選手が含まれているだけに、大幅な戦力ダウンは避けられません。このままでは来年はシード落ちもあり得るだけに、新たな選手の育成が始まります。




・総合10位 法政大学 予想11位

往路13位   復路7位

☆武田選手 6区2位

サプライズでしたね。最後にシード権に滑り込んだのは法政でした。6区1年生武田選手が区間2位の快走でシード権争いに割って入ります。これはかつての佐藤敏也選手以来の衝撃ですね。その後もシード権は見えながらも11位をキープでなかなか10位に上がれませんでしたが、最後に東海が失速したところを逆転して最後の1枠を勝ち取りました。


5区でブレーキになりましたが、6区で巻き返してその他の区間でブレーキなく区間10位前後でまとめて落ちてきた大学を逆転してシード権に入る、ある意味理想的な戦略通りで勝ちにいくことが出来たと思います。





・総合11位 東海大学 予想14位

往路10位   復路10位

☆吉田選手 5区2位

6区川上選手が下りから一気にギアチェンジして10位に浮上、7区越選手が区間3位の走りで8位浮上、8,9区も区間一桁でまとめてこれでシード権確実だと思いましたが。。。


最後に落とし穴が待っていました。10区吉冨選手が後半から急激に失速、最後に法制に抜かれても反応出来ずにジョギングペースでゴールする羽目になりました。脱水か低血糖か何かしらアクシデントみたいな走りでしたが、これでシード落ちは本当に勿体なかったですね。ただ、厳しい予想ながらも下級生の頑張りでシード権が見えたのは収穫でした。予選会からの再スタートですがまたシード権復活は可能だと思います。




・総合12位 神奈川大学 予想16位

往路12位   復路11位

☆山﨑選手 5区7位

6区横澤選手が区間15位でシード権争いから後退、区間タイムは悪くなかったですが最後の失速は勿体なかったです。その後も区間10位前後で繋ぎましたがやはり貯金区間が出来ずにシード権争いから脱落、最後に10区有村選手が早稲田を抜いて12位に入ったのは良かったと思います。


今回は区間最下位なくブレーキらしいものも少なかったですが区間一桁は3区間のみ、全体的に頑張りましたがやはりエース不在が最後まで影響しました。巻田選手をはじめとした2年生世代から来年他校のエースと張り合える選手が出てくれば本格的にシード権が見えてくると思います。




・総合13位 早稲田大学 予想12位

往路11位   復路12位

☆鈴木創士選手 7区5位

まさか本当にシード落ちになるとは、、、不安が的中するかのように6区桝本選手が区間19位で撃沈してシード権争いから脱落、鈴木創士選手、千明選手が区間5位の走りで懸命にシード権争いに戻ろうとしますが9区佐藤航希選手が区間14位で終戦、最後は神奈川に抜かれるという余計なおまけ付きで13位に落ちました。


本来であれば3位争いは出来る力があるのにシード落ちでは監督の責任問題になります。予選会で一からやり直しですね。卒業生の穴は大きいですが主要選手は残るので、来年こそは上位を狙いたいです。




・OP 関東学生連合

☆諸星選手(育英大) 10区5位相当

復路も9区竹井選手が区間6位相当、10区諸星選手が区間5位相当で最後まで繰り上げなく襷を繋ぎました。今年はレベルが高く見た目順位を盛り上げてくれました。走った選手は来年は自校のエースとして予選会突破を目指してもらいたいです。




・総合14位 明治大学 予想8位

往路17位   復路3位

☆富田選手 7区2位

復路は素晴らしい走りでした。7区富田選手が区間2位、10区橋本選手が区間4位で復路3位で終えることが出来ました。


ただ、何で往路でこの走りが出来ないですかね。2年連続で全く同じ結果でこれでは予選会番長です。3位争い出来る力はあるのに毎年予選落ちしているようではこちらも監督の責任を問われることになります。




・総合15位 国士舘大学 予想18位

往路14位   復路16位

☆綱島選手 9区6位

やはりシード権争いはできませんでした。それでも復路は区間15位前後で繋いで9区綱島選手が区間6位の走りで順位を上げて、15位ゴールとなりました。毎年18位前後で終わっていたので、今年はひとつ結果を出したと言ってもいいでしょう。


ただ、ヴィンセント選手をはじめとした5人が卒業します。卒業生の穴が大きく来年は予選落ちもあるだけに、他の選手もレベルアップして予選会を突破しないといけません。





・総合16位 中央学院大学 予想13位

往路18位   復路14位

☆工藤選手 6区3位

復路は1年生工藤選手が6区3位の好スタート、一昨年の武川選手の再来が起きました。10区中島選手が区間8位だったのも良かったです。今回は1区からぶっちぎりの最下位スタートで非常に厳しい駅伝になりましたが、ポツポツと結果が出た区間があったのは収穫でした。




・総合17位 日本体育大学 予想15位

往路16位   復路19位

☆大畑選手 3区9位

非常に厳しい結果でした。6区からいきなり区間最下位スタート、さらに7,8区も区間19位で繰り上げスタートになってしまいました。大内選手も9区19位で最後に復路最下位回避するのがやっとでした。


やはり主力選手とそれ以外の実力差が大きすぎますね。全日本は結果として関東最下位になりましたが、復路の結果もそんな感じでした。この実力差を埋めないと来年藤本選手にアクシデントがあった時に予選会落ちも起きてしまいます。




・総合18位 山梨学院大学 予想16位

往路15位   復路20位

☆オニエゴ選手 2区4位

6区矢島選手は区間11位で悪くないスタートでしたが8,9区で区間最下位となりこちらも繰り上げスタートで襷が繋がりませんでした。松倉選手が走れずに復路は最下位に沈んでしまいました。


実力は確実に伸びていますが、駅伝に対しての結果はまだまだですね。予選会への心配は減りましたがまずは確実に予選会を突破して、箱根本戦に向けてしっかり調整を見直すべきでしょう。




・総合19位 駿河台大学 予想20位

往路20位   復路15位

☆小泉選手 6区3位

びっくりだったのは6区小泉選手、一斉スタートから抜け出して前を行って区間3位はお見事でした。繰り上げ回避を狙った区間配置で7区からは区間15位前後で踏みとどまって最後まで襷を繋ぐことが出来ました。さらに10区阪本選手が区間7位で最下位から抜け出すことにも成功しました。


初出場でよく頑張ったと思います。まずは徳本監督も楽しむことを念頭に走ることが出来たそうです。来年からは結果を重視するでしょう。復路の走りを確実に出来れば次も予選会突破する力はあると思います。





・総合20位 専修大学 予想19位

往路19位   復路18位

☆木村選手 1区4位

復路は国増選手が7区9位の走りで繰り上げ回避、最下位脱出かと思いましたが10区中山選手が区間最下位で結局最下位に落ちてしまいました。結果的に最下位でしたが今回は木村選手、国増選手が区間一桁で走るなど一定の結果を出しました。選手層から来年も予選会突破の可能性があります。来年は予選会を上位で突破することを目標にしてもらいたいです。





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