ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号49 ブランドン

箱根駅伝が終わったので、ここからまた野球ブログとして今年1年始めたいと思いますので、改めてまして今年度もよろしくお願い致します。先にお伝えすることとして、4月から生活環境が大きく変わる予定です。これに関してはまた時期が近くなったらお知らせします。今シーズンは個人的にも大きな分岐点になる年の予定です。





【2021成績】

32試合 打率.247 84打席 81打数 20安打 7二塁打 3本塁打 36塁打 8打点 9得点 21三振 1死球 1犠打 1犠飛 3併殺打 出塁率.253 長打率.444 OPS.697 得点圏打率.250




沖縄出身で北海道の大学から突如として現れたイケメンハーフ、指名当初は実力よりも名前と顔のインパクトしか印象にありませんでしたが、1年目ながら確かな成長を垣間見ることが出来ました。



ブランドン選手もオープン戦で2本塁打打って開幕1軍の座を勝ち取りました。開幕してから日本ハム戦でいきなりプロ初ホームランを打つなど、持ち前の長打力を発揮しました。ただ、課題の確実性の低さが顕著で率は残せず、加えて熱中症も重なって4月は打率.100、1安打しか打てずに2軍再調整となります。



そこから1,2軍を行き来します。山川選手が濃厚接触者の時はファーストを守ってジャンプキャッチもありました。ただ、この時期はチャンスボールをことごとくファウルの連発で最後はボール球を空振り三振など、2軍では結果を残しても1軍でダメという2軍の帝王パターンにハマって結果は出ませんでした。



しかし、10月に入ってから1軍でも成長の跡が見られます。10月は打率.333、獅子キラーの宮城投手からホームランを打つなど最後に1年間の成果を残してシーズンを終えました。




ブランドン選手はフルスイングしなくても長打を打てる綺麗なスイングをしています。大卒とはいえドラ6の1年目で2軍で打率.273、10本塁打、長打率.481と確実性と長打率を兼ね備えた数字を残しています。1軍ではチャンスボールを仕留めることが出来ないという確実性の低さに課題がありましたが、終盤は甘くなった球を長打に出来る率が上がりました。打席が少ないですが打率.247、長打率.444は1年目で考えればまずまずの数字ではないかと思います。




課題は1軍で0四球という選球眼です。2軍では22四球、出塁率.360と問題ない数字ですが、1軍では選球眼の低さが課題になります。元から高めの釣り球は手を出して実際にプロ初ホームランも高めの釣り球をホームランにしているのでそこは我慢しますが、問題は低めの変化球に手を出して空振りを連発していることです。



ゾーン別の成績を見ると、ストライクゾーンより低めのボールゾーンでの空振り三振が11三振、要するに半分以上は低めのボールゾーンで空振り三振していることになります。とにかく落ちる変化球にバットを止めることが出来ずに、球種別打率でフォーク打率.000と1本もヒットを打てていません。今後落ちる変化球攻めが徹底される可能性があるだけに、いかにして落ちる変化球を我慢出来るかが今後の課題になると思います。




スイングの軌道は綺麗でライト方向への長打を打てる技術も秘めています。1年目ながら素質と広角打ちの技術は渡部選手よりもブランドン選手に軍配が上がります。そしてサードのレギュラー争いでもブランドン選手が一歩リードしています。サード守備は三塁線の打球に弱いですが強肩なのでこのままサードでいいでしょう。足は期待出来ず見た感じ球際にも弱そうなので、あまり外野コンバートはしないほうがいいと思います。




当初はただのハーフイケメンだと思いましたが、昨年の結果と内容で評価が上がっています。今年は是非ともサードのレギュラー争いに割って入ってそのままサードのレギュラーになっても構いません。活躍すれば間違いなく女性人気が出るだけに、昨年の課題を確実に克服して今年のさらなる成長に期待したいです。





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