ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号64 上間永遠

背番号62は駒月選手でした。捕手としては長年正捕手争いどころか1軍控え捕手争いにも加わることが出来ず、プロ通算1安打で現役引退となりました。チーム事情的にも捕手争い参戦は難しかったですね。打撃でのアピールも確実性を欠いていました。ただ、本来であれば早めに戦力外になってもおかしくないところですが10年続けられたのは人望があったからでしょう。今年からは2軍のブルペン捕手兼スコアラーとしてチームを陰からサポートしてくれます。



背番号63は綱島選手でした。入団当初はあまりの非弱さに心配になりましたが、確実に成長を見せて昨年は1軍で打席に立つことが出来ました。そこから腰痛を発症して2軍でもスタメン出場が危うくなり、フロントからの育成再契約を断って現役引退となりました。個人的には今年も見たかった選手ですが、本人が決めたことなら仕方ないです。今年で22歳とまだこれからがあるので、第二の人生を頑張ってもらいたいです。





【2021成績】

・1軍成績

5試合 防御率6.33 1勝1敗 21.1回 26被安打 3被本塁打 10奪三振 9与四球 1暴投 1ボーク 15失点 15自責点 QS率0.0 被打率.313 K/BB1.11 WHIP1.64


・2軍成績

14試合 防御率1.58 7勝3敗 74回 57被安打 3被本塁打 37奪三振 奪三振率4.50 31与四球 2与死球 2暴投 22失点 13自責点 6QS QS率50.0 被打率.215 K/BB1.19 WHIP1.19




独立リーグから7位指名されて2年、昨年は春季キャンプA班抜擢と期待されてのスタートとなります。さらにオープン戦でも結果を残して開幕ローテーション入りとなりました。



プロ初先発となった楽天戦で敗戦投手となりますが、キレのあるストレートをインコースに投げ切るコントロールと度胸は素晴らしいものがありました。そこからロッテ戦で5回1失点に抑えてプロ初勝利を挙げて、ドラ7指名ながらも順調なスタートを切れたと思いました。



しかし、課題のスタミナ不足からかガス欠とコントロールが定まらずに1軍最後の登板は雨で泥濘んだ神宮球場のマウンドとなりました。2軍では7勝、防御率1.58と好成績を残しましたが終盤は消息不明となり、シーズン終了後にトミー・ジョン手術が発表されて育成再契約となりました。





上間投手はストレートのキレとコントロールが生命線です。球速は140km前後ながらも、インコースにストレートを投げ切る力を持っています。さらに変化球はシンカーがメインですが、球種別被打率ではカットボール被打率.130とカットボールが機能していました。逆にシンカー被打率.556と滅多打ちにされていたので、本来の持ち球であるシンカーのキレを直さないといけません。




といっても、復帰は再来年です。今回トミージョン手術となった4人の中で一番期待しているのは上間投手です。トミージョンからの復帰例は年々増えていますので、上間投手も再来年スピードアップして戻ってきてもらいたいです。今年はじっくりリハビリに取り組むべきです。





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