背番号126は大窪投手でした。大窪投手も昨年は独立リーグに派遣されるなどありましたが派遣先で防御率9点台と奮わず、トルネード投法もこれといった結果は出ませんでした。3年間で何かしらの武器を身に付けられなかったのが戦力外の理由でした。

【2021成績】

・2軍成績

83試合　打率.265　222打席　200打数　53安打　9二塁打　62塁打　20打点　15得点　29三振　17四球　4犠打　1犠飛　1盗塁死　6併殺打　出塁率.321　長打率.310　OPS.631　得点圏打率.288　7失策

この企画ラストは昨年同様に中熊選手となります。本来なら支配下契約で背番号二桁になって、この企画ラストを飾って欲しくなかったのが正直な感想です。

昨年は育成ながら高打率をマークして支配下候補として名前が挙がりました。しかし、春季キャンプや練習試合で露呈して守備力の低さが大きく足を引っ張り、結果として支配下契約を見送られる形となりました。

捕手としてキャッチングはダメ、バウンドは止められない、弱肩バウンド悪送球、練習試合で致命的なエラーしてサヨナラ負けと見るに耐えない酷い守備の連発でオープン戦前からファンや首脳陣をガッカリさせてしまいました。自慢の打撃も昨年は途中まで2割前半に沈むなどカバー出来ず、昨年よりも打率を落として本塁打0で終わってしまいました。

個人的には正捕手よりもファーストも兼任して打撃型捕手として、かつての上本選手みたいなタイプを目指してもらいたいと思っています。そのためにはまずは支配下契約を勝ち取らないといけません。コストカットで支配下枠がガラ空きとはいえ、中熊選手の優先度は高くないです。ただ、ここにきて支配下契約最有力候補だった長谷川選手がコロナ感染で先行きが不透明になります。不謹慎な話ですが、このアクシデントの間に猛アピールすることも大事になってきます。まずは打つことが大前提ですが、最低限の守備力は身につけてしっかりキャンプでアピール出来れば支配下契約を勝ち取れる可能性もあると思います。

なので今年の目標は支配下契約を勝ち取って、この選手振り返り企画のラストを飾らないことを一つの目標にしてもらいたいです。

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