盛り上がる外野争いと盛り下がるサード争い
まだオープン戦始まったばかりですが、既に外野争いとサード争いで明暗が分かれ始めています。
地味に嬉しいのが外野争いで、現時点で愛斗選手と鈴木将平選手が一歩リードしています。愛斗選手は高いセンター守備能力と打撃でも持ち前の思い切り良さに加えて課題の外低めも手は出ますが、少しずつ見極める意識が芽生えています。守備力は高いので打率.250越したらレギュラー確定です。
鈴木将平選手も課題のパワー不足が少しずつ改善の兆しが見えています。加えて見極める力も上がって、レフト守備範囲も広いです。前2軍の帝王と現2軍の帝王がここまでアピールが成功しています。
次いで高木選手はロッテとの練習試合では小島投手から2打席連続のホームランを打ちました。まだ確実性の波がありますが、打撃センスでは外野争いでは秀でているものがあり、課題の守備も後方への打球の対応は良くなりました。あとは与えられたチャンスをものにできるかどうかです。
この3人から少し遅れを取っているのが岸選手ですが、まだまだ挽回の余地があります。高めのストレート振り抜きはキープ出来ていました。今後スタメン機会はあるはずですから、そのチャンスで長所をアピールしてもらいたいです。
長谷川選手は内外野の起用が続いています。今後外野でのスタメン起用がありそうです。金子侑司選手は左打席があまりにも酷すぎます。右打席での起用はありですが、左打席でのスタメンは見れるものではないです。戸川選手は練習試合で打って以降は活躍出来ず、レフトは動きが悪すぎてファーストはちょっと送球が逸れると捕球出来ないと守備力が低すぎて使いにくいです。そしてコロナ感染で出遅れた川越選手、キャンプ途中からリハビリ組合流でまたもや消息不明になった西川選手、不確実性多数ですが昨年よりはマシな人選になったと思います。
問題はサード争いです。中村選手は確定としても、その次である「ポストおかわり」が軒並み撃沈して盛り下がる一方になっています。
期待されていたのは2年目の渡部選手とブランドン選手でした。渡部選手は練習試合で低めのストレートをバックスクリーンに運んだ以外は酷いです。そもそもキャンプでの内野ノックでポロポロ連発、打撃も当たれば飛びますが結局当たらない、差し込まれるの連発なので今年も2軍で鍛え上げが必要になりそうです。
昨年の活躍から期待されていたブランドン選手も成長がないです。課題の変化球にバットが回りっぱなし、守備でも普通に投げて間に合うゴロをワンテンポ置いて力任せに投げて悪送球、これではせっかくの強肩がただ暴れているだけになります。2人とも現時点では2軍再調整が妥当な立ち位置です。
この影響からか、セカンド守備で後逸した呉選手がサードに回る可能性もあります。現時点で打撃力は一歩リードがあるので、普通にいけばサードのスタメンになります。外崎選手をライトにしてまでセカンド起用したのを見ると、今年の外野起用はないかもしれません。そうなるとサードしかないですね。外崎選手がこのまま打てないならセカンド起用を考えますが、そうでないならサードに回ってもらうことになります。
明日にオグレディ選手が日本に出国ということで、外国人選手の合流は順調にいけば4月中になります。なので、若手選手は4月中にある程度の結果を出さないと外国人選手合流に合わせて2軍落ち確定です。昨日はボロ負けしましたが、そろそろ打線としても何かしらの爪痕がないと、開幕してから速攻で最下位転落になってしまいます。
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