選手層判定2022 西武ライオンズ編
前に選手層を独断と偏見で判定してそれを数字で点数化する企画を行いました。これを昨年はキャンプ中の2月に行っていましたが、今年は行いませんでした。それはめんどくさいとか忘れたとかでなく、この企画を思いっきり順位予想に反映しようと思ったからです。
というのも、昨年までの順位予想は軒並み外れましたが、今まで細かく見ずに勘に頼って予想していました。年末年始に箱根駅伝の順位予想を項目別に点数付けして順位予想しましたが、的中率そのものは低かったですが大体の人がシード圏内予想の早稲田のシード落ち予想を当てるなど、おおよそ誤差2〜4位で収まっていたので、今回もそのパターンを使ってみようという検証です。
ということで今回順位予想に大きく反映しようと考えているのが「選手層」です。最終的には他の項目含めての合計点での順位予想にしますが、合計点の割合を多く占めるのは選手層の点数となります。
昨年リーグ優勝したオリックスですが、独断と偏見で行った選手層判定ではソフトバンクに次いで2位でした。ほとんどの方が優勝予想せず、私も3位予想でしたが結果はリーグ優勝、普通に考えたら選手自体は揃っていましたが現場首脳陣が上手く采配出来ずのBクラスが続いていましたが中嶋政権になってから采配がまともになって、自然に優勝争いの流れになりました。逆にソフトバンクは巨大戦力と言われて優勝予想が多く私も優勝予想しましたが、蓋を開けたら周りの称賛の声と連覇続きにあぐらをかいて育成を疎かにしたツケが回ってきてしまいました。工藤政権(小久保采配)も戦力を有効活用したとは言えずに結果はBクラスでした。
その経緯も踏まえて、今回は既存選手に加えて新外国人選手、新人選手も判定に含めます。育成選手は前回同様に含めません。支配下の選手は全員判定するということになります。
判定基準は全て私の独断と偏見ですが、目安としては実績のある選手はオープン戦の成績はほとんど気にしません。オープン戦の成績が悪くても去年までの成績があれば普通に高評価の可能性があります。逆に新人選手や実績のない若手選手はオープン戦の成績を見ます。オープン戦の成績が良ければ評価は少し高めになります。そしてオープン戦に出場してない選手はその時点で評価は少し落とします。既に長期の怪我離脱が判明している選手はかなり評価を落とします。新外国人選手に関しては評価するにも限度があるので、CランクかDランクのどちらかに固定します。
ライオンズはオープン戦残り4試合ありますが既に選手の状態確認やポジション争いはほぼ終わったので、先に行います。パリーグ5球団はオープン戦終了後に見ていきます。
※3/23追記
選手のランクを変更しています。
【Sランク8点】侍JAPAN・チート廃課金無双レベル
(投)平良
(野)森
まずは1番上のSランクですが、ここはチームの代表レベルの中でも特に上、チート級の強さを持っている選手です。ここは各チームにそれぞれ1,2人いるかいないかの選ばれしエリートクラスです。なので点数は断トツの8点です。
ライオンズだと平良投手と森選手ですね。平良投手はオープン戦未出場ですが既に2軍戦に登板しているのと昨年の実績が段違いなので、これはSランクでいいでしょう。森選手も正捕手で打率3割の実績は十分Sランクに通用するものだと思います。オープン戦での状態も問題ありません。
【Aランク6点】一流選手・チームの代表選手
(投)高橋光成、松本航
(野)栗山、源田、中村
ここはチームの中心的存在で、チームを結果で引っ張っていくべき選手のレベルです。投手では今井投手、高橋光成投手、松本航投手の三本柱です。まだ不安要素のある3人がここでいいのかという方もいると思いますが、チームとしてこの3人が一流としてやってくれないと計算が大きく狂います。この3人は二桁勝利は当たり前として投げてもらわないといけません。
野手ではキャプテンと骨と牙です。源田選手は走攻守全てでチームを牽引してもらいたいです。そして中村選手と栗山選手は今年もベテランにおんぶに抱っこという形になるかもしれませんが、活躍には期待がかかります。
※今井投手が開幕アウトになったので1ランク落としました。
【Bランク5点】1軍選手・1軍レギュラー
(投)渡邉、増田、宮川、隅田、平井、武隈、※今井
(野)山川、外崎、呉、愛斗、鈴木将平
ここは1軍の選手、1軍レギュラーと言える選手となります。ただ、中心的存在かと言われたらそこまでではないということです。ですから山川選手、外崎選手、増田投手、平井投手は本来であればAランクにいなければいけない選手となります。武隈投手は昨年の実績だとAランクですが今のところ2軍止まりなので1ランク落としました。
逆にBランクで喜んでいいのは隅田投手、宮川投手、呉選手、愛斗選手、鈴木将平選手ですかね。隅田投手は4球団競合のドラ1として恥じない投球をオープン戦で見せてくれました。ライオンズの左腕不足を見ても左腕ランキング1位は確定です。宮川投手と呉選手はオープン戦は微妙でCランクにするか悩みましたが宮川投手は先日の日本ハム戦の三者凡退を見て、呉選手は昨日タイムリーを打ったのと盛り下がるサード争いのチーム事情を考慮してギリBランク入りです。愛斗選手と鈴木将平選手はオープン戦の成績からしてBランク入りでいいでしょう。
【Cランク4点】準1軍・1軍レギュラー候補
(投)佐藤隼輔、佐々木、十亀、田村、與座、森脇、スミス、エンス
(野)岡田、オグレディ、若林、柘植、山田遥楓、岸
ここは1軍レギュラーではないですが、1軍レギュラーを狙える立ち位置にいる選手です。ですから準1軍です。投手ではドラ2の佐藤隼輔投手、前年のドラ2の佐々木投手、勝ちパターン入りを狙う田村投手は注目ですかね。新外国人選手も3人この枠に入ります。森脇投手は本当ならBランクでしたが脇腹痛で開幕アウトになったので1ランク下げました。
野手では若林選手とオグレディ選手への注目は高まるでしょう。オグレディ選手は明日からのオープン戦でA班合流なので楽しみです。若林選手は4月中に戻ってきてくれればそれで良しです。この2人が外野争いをさらに盛り上げてもらいたいです。
【Dランク3点】2軍主力・1軍昇格候補
(投)水上、大曲、公文、本田、タカハシ
(野)金子侑司、古賀、平沼、ジャンセン、牧野、ブランドン、高木、川越
ここはとりあえず2軍で結果を出してから1軍昇格を狙う立ち位置です。水上投手と大曲投手は調整不足と1試合ごとの波があるので、Cランクには届かずという評価です。ポテンシャルはあるので是非ともBランク以上に上がってもらいたいです。さらに地味に消息不明の公文投手、2軍の帝王本田投手、新外国人ながら育成型のタカハシ投手もとりあえずこの立ち位置です。
野手では金子侑司選手はこの立場でいいです。ですからこの選手をスタメン起用することは紛れもない愛人采配です。ジャンセン選手も実績を見た限りではオグレディ選手に劣るのでこの位置にしておきます。ブランドン選手、高木選手、川越選手は本来ならCランクにいて欲しい選手です。オープン戦でアピール失敗したブランドン選手と高木選手、そしてこれまた消息不明になった川越選手はここから巻き返さないといけません。
【Eランク1点】育成途上・戦力外候補・長期離脱・そもそも誰??
(投)浜屋、内海、佐野、井上、羽田、松岡、黒田
(野)山野辺、渡部、山村、中山、西川、川野、熊代、戸川、仲三河、齊藤誠人
Dランクまでは1軍の可能性がある選手ですが、Eランクに関しては厳しくみて可能性が低い、ほぼない、最悪の場合はこの時点で既に戦力外候補に入っている選手です。ですから点数もただいるだけの1点、非常に低い評価になります。
勿論育成途上の選手もいますから黒田投手、羽田投手、中山選手は気にすることないです。井上投手は本当ならDランクにいて欲しかったです。西川選手もポテンシャルならCランクまで上がれますが怪我の多さに見切りをつける判断となりました。ベンチの盛り上げ担当の熊代選手も外野争いの活性化の結果、1軍ベンチの居場所を失いつつあります。
山野辺選手、佐野投手、戸川選手、齊藤誠人選手はこの時点で戦力外候補の扱いになりますね。この4人は特に危機感を持たないと今年でさようならになるかもしれません。
【合計得点】※3/23修正
218点(投手109点+野手109点)
計算ミスがなければこの点数です。投手と野手でほぼ同じ点数となりました。昨年から採点が大きく変わっているので比較は出来ません。これが高いのか低いのかは他球団も行ってからになります。ひとつ言えるのは、今回は支配下登録さえされていれば最低でも1人1点貰えるので、支配下枠を余らせているライオンズはおそらく不利な採点になるかもしれないということです。
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