ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

交流戦振り返り 投手編

交流戦の個人成績を投手と野手に分けて振り返ります。まずは投手編です。




【交流戦投手成績】

チーム防御率2.40(4位) 先発防御率3.30(9位) 中継ぎ防御率1.48(3位)





【先発】

・高橋光成投手

3試合 3敗 防御率2.70 20回 19被安打 12奪三振 5与四死球 7失点



◯平井投手

2試合 1勝 防御率1.80 10回 8被安打 3奪三振 6与四死球 3失点



◯エンス投手

3試合 1勝1敗 防御率2.95 18.1回 12被安打 14奪三振 4与四球 7失点



・佐藤隼輔投手

3試合 1勝 防御率4.97 12.2回 12被安打 9奪三振 8与四死球 7失点



◯與座投手

3試合 2勝1敗 防御率3.18 17回 12被安打 12奪三振 2与四球 6失点



△隅田投手

3試合 3敗 防御率4.73 13.1回 26被安打 10奪三振 4与四球 9失点



・松本航投手

1試合 防御率2.25 4回 5被安打 1奪三振 1与四球 1失点




チーム防御率は上位でも、先発防御率は下位でした。3試合全て好投したという投手はいませんでしたが、2試合好投したのはエンス投手、與座投手、平井投手でした。特に平井投手は便利屋で急遽の先発でしたが2試合とも5回2失点以内に抑えました。勝ちは1つでしたが地味に臨時で試合を作ったのは大きいですね。


一方で高橋光成投手で全敗したのが貯金を作れなかった最大の要因です。2試合連続7回1失点で敗戦投手には大きく同情の余地がありますが、いざ先制ツーランを打つとずるずると失点して5失点炎上は酷かったです。エースとしての立場を考えると、広島戦で負けた罪は大きくなります。


ルーキー左腕2人は明暗が分かれました。といっても2人とも防御率はほぼ一緒、奇跡的に阪神戦で6回途中無失点に抑えた佐藤隼輔投手が1勝しました。佐藤隼輔投手は中日戦と巨人戦で5回投げられていませんが、この2試合とも打線の大量援護に助けられて負けることなく試合は3戦全勝しました。一方で隅田投手は交流戦でも「先発無援護の会」副会長の力を存分に発揮してしまい、結局交流戦でも全敗しました。ただ、隅田投手自身も明らかに打たれすぎで、被打率.426と脅威の打撃投手並みの滅多打ちにあいました。むしろこんだけ打たれて防御率4点台で済んだのが奇跡的です。交流戦勝てなかったのは無援護の呪い以外にも、単純に隅田投手が打たれすぎというのも一因でした。








【中継ぎ】

☆増田投手

6試合 1勝5S 防御率0.00 6回 3被安打 4奪三振 1与四球 無失点



☆平良投手

7試合 6H 防御率0.00 7回 3被安打 8奪三振 3与四死球 無失点



☆水上投手

8試合 5H 防御率0.00 8.1回 2被安打 4奪三振 1与四球 無失点



◯本田投手

7試合 2勝1敗 防御率2.79 9.2回 6被安打 10奪三振 2与四球 3失点



◎ボー投手

7試合 防御率0.00 7回 1被安打 8奪三振 2与四球 無失点



・森脇投手

7試合 1H 防御率3.38 8回 10被安打 3奪三振 3失点



・佐々木投手

5試合 1H 防御率0.00 3.1回 2被安打 2奪三振 4与四球 無失点



・宮川投手

9試合 1勝 防御率3.72 9.2回 10被安打 8奪三振 2与四球 6失点



×十亀投手

2試合 防御率0.00 1.2回 2被安打 2与四死球 3失点




鉄壁のリリーフ陣ですが、数字を見れば一目瞭然です。水上投手、平良投手、増田投手の勝ちパターン3人が交流戦無失点、防御率0.00を達成、要するに6回までリードしていれば勝率100%ということです。この3人の活躍で苦しかった1点リードの試合も何とか勝ち切ったり、サヨナラ試合に繋げることが出来ました。


本田投手は交流戦で2勝、神宮で村上選手に逆転ツーラン打たれて2試合連続失点した時は心配になりましたが、そこから広島戦で満塁のピンチを抑えて回またぎもこなしてお立ち台に上がりました。イニング数を超える奪三振数で立派なリリーフの一角を担っています。あとボー投手も交流戦で打たれたヒットはわずか1本、楽な場面とはいえ指標だけ見たら勝ちパターン3人より上の数字を残しています。勝ちパ3人の活躍が凄くて目立っていませんが、ボー投手も交流戦を経て大きく成長して、近いうちに勝ちパターンチャレンジの機会があると思います。


交流戦で少し打たれた森脇投手、1試合毎に波のある宮川投手、復帰してから昨年に逆戻りした佐々木投手ですが、今年はこの3人をビハインドで使えるようになったのが大きいですね。3人ともビハインドとしてみればまずまず、宮川投手はビハインドの場面で2回無失点に抑えて逆転勝利を呼び込みました。昨年だったらこのレベルで勝ちパターンで使わなきゃいけない状況だっただけに、リリーフの強化を大きく感じる交流戦でした。




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