ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

明日からリーグ戦再開 前半戦までのポイント

明日からリーグ戦が再開です。前半戦までのポイントを個人的にまとめてみます。





【正捕手争いはどうなるか】

ほとんどのライオンズファンの関心は正捕手争いだと思います。現時点では古賀選手が一歩リードしています。率は低いですが選球眼の高さで出塁率を稼いで、ゾーンを広く使うリードで高い勝率を誇っています。キャッチングと状況判断がこれからの課題になりそうですが、特にエンス投手とのバッテリーは無四球と相性の良さも発揮出来ています。


一方で自爆負傷から戻ってきた森選手、、ではなく森友哉の「そっくりさん」が疫病神を発動しまくって、正捕手争いから一歩後退しました。一発屋スイングで勝負所でことごとく打てずど真ん中すらバットに掠らず、守備でもことごとく勝負センスのなさを発動して大炎上するなどで、日に日にファンの不満が溜まっています。弱小打線の脱却には昨年3割打った森選手の復帰は必要不可欠ですが、その森選手が未だ消息不明になっているので現時点で山川選手頼みのままになっています。


やはり森選手は3割打ってこその正捕手ですので、大量点差で打つだけでは評価対象になりません。この4日でどれだけ調整出来たか、明日は高橋光成投手とのバッテリーになりますから、まずは「先発無援護の会」会員の高橋光成投手を助ける活躍が求めまれます。




【滝澤選手はいつまで1軍帯同するのか】

源田選手の復帰で滝澤選手の処遇が注目されましたが、辻監督は1軍帯同させながら2軍の親子ゲームに参加させる方針を固めました。


個人的にこういう中途半端な起用はあまり賛同出来ませんが、前半戦限定ならまぁいいかなと思います。守備固めとしての扱いは良くないですが、守備固めの能力自体は山野辺翔よりも遥かに上です。源田選手の休養にもなります。たしかに滝澤選手と入れ替えで山野辺翔を1軍登録して一芸披露でライオンズに多大な迷惑をかけ続ける可能性を考えると、滝澤選手の1軍残留も仕方ないのかなという考えもあります。


現在セカンドも練習しているようです。外崎選手が右投手相手に全然打てないので、これが続くなら滝澤選手と併用で構いません。一番ダメなのはこのまま守備固めで1年間終えることです。滝澤選手はまだまだ変化球へのアプローチやパワー改善、スタミナ強化など課題は山積みです。ここまで源田選手の穴埋めに大きく貢献しましたが、まだこれから先長い選手ですから目先の利益に捉われずに段階を踏んだ育成方針を貫かないといけません。




【先発ローテの復帰はどうなるか】

中継ぎ防御率が1点台でリーグトップを走る一方、先発防御率3.05でリーグ5位と低迷し始めました。相次ぐ離脱者の中で交流戦週6ローテを強いられて、平井投手を便利屋起用にルーキーの佐藤隼輔投手と隅田投手を中6日で3試合先発させなきゃいけなくなり、先発の炎上と中継ぎへの負担を増やしました。


次から2週は週5日ローテなので、ひとまずルーキー2人は休養に入りますが平井投手が先発のままです。思いの外平井投手がのらりくらりで5回2失点以内に抑えているのが幸いですが、イニングイーター的存在が高橋光成投手だけ、その高橋光成投手も無援護の呪いにかかり始めて、勝ち頭になりつつある與座投手とエンス投手は100球投手で松本航投手は病み上がり、やはり先発ローテは苦しいです。


スミス投手が2軍戦で4回1失点まで投げて、次の登板結果で1軍ゴーサインが出るかもしれません。これでなんとか先発6人揃いますが、スミス投手も100球持つか微妙なスタミナです。やはり荒ぶる四球連発しながら120球投げられる今井投手の存在が必要になりますが、6月に実戦復帰予定で前半戦ギリ間に合うかという状況だと思います。


完全体としては高橋光成投手、今井投手、松本航投手に與座投手で4枚看板、そこにスミス投手、エンス投手、隅田投手、佐藤隼輔投手と2枠を使い分けられるのが理想像ですが、今年はここに辿り着くことが困難になっています。前半戦までにどれだけこの完全体ローテーションに近付けるかです。




【秋山選手が3A退団】


パドレス3Aに所属していた秋山選手の退団が発表されました。当初から期限付きの契約らしく、メジャー昇格がなければ期限終了と共に契約終了だったらしいです。これは渡辺GMも知らなかったらしいです。


秋山選手としては3Aで結果が出たタイミングでコロナ感染は運が無さすぎました。本人はまだメジャーを諦め切れてないだけに、日本復帰の可能性は高くないと予想しています。もし日本復帰であれば渡辺GMは獲得に動かないといけませんが、本人の意思がメジャーに強いなら切り替えて秋山選手に代わる外国人選手の補強とかやってもらいたいですが、まぁ多分秋山選手以外の途中加入はこれ以上期待してもないと見た方がいいでしょう。秋山選手の動向にも注目です。




【支配下残り1枠は誰??】

秋山選手の日本復帰の可能性が低いとなると、どのみち育成から支配下契約が1人必要になります。秋山選手がライオンズに戻って来たとしても育成から1人支配下契約するべきだと思います。


最有力候補が難しいです。滝澤選手はそれこそ源田選手が負傷離脱して他のショートを守れる選手が酷いミス連発に山田遥楓選手のコンディション不良と事が重なりまくってのシンデレラボーイ誕生でしたが、現時点だとそこまでのことはないです。唯一のサードの穴はまさかの平沼選手が出塁マシーン発動したので、短期間であってもサードの穴は塞げるかもしれません。


そんな中でどうするか考えると、やはり長谷川選手が一番手なのかなと思います。今日もスリーラン打つなど、2軍で打率.338、内外野守れて山野辺翔の大幅強化版、量産型外崎選手としての期待も高まります。平石コーチが注目しただけの才能はやはり本物でした。


それだけにあの不祥事さえなければね、、、SNSでの卑猥なやり取りを乗っ取りとでっち上げて雲隠れしようとして結局球団に嘘がバレる「虚偽報告」のせいでここまで支配下が見送られています。「コンプライアンスに厳しい」とかいう文言はここ3年連続の不祥事で完全にネタ発言になりましたが、球団がコンプライアンスを気にして今年の昇格を見送るか、それとも諸刃の剣として批判覚悟で支配下昇格させるか、これも球団の判断と真価が問われる場面になります。


長谷川選手以外だと、赤上投手と出井投手が候補ですかね。赤上投手はオープン戦では典型的な投げっぷり枠でノーコンが酷かったですが、先発転向してからノーコンがなくなり、安定してゾーン勝負が出来るようになりました。案外先発が向いてるかもしれませんが、速球には見るものがあります。出井投手も不安定ながら本田投手なき2軍のイニングイーターとして、120球超えとか当たり前に投げまくって2軍の投手不足を力技でカバーしてくれました。中熊選手はファーストとして非力すぎ、豆田投手はまだフォーム強化が必要と考えると、この2人のどちらかと予想します。






これらに注目しながら、まずは明日のオリックス戦は高橋光成投手に投げ勝って打線もここまで抑えられている山岡投手を打たないといけません。






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