6/19(日)西武×オリックス第12回戦—ギリッギリ ワンチャンスをものにして今日もリリーフの頑張りで薄氷の勝利—
3-2で勝利です。ギリッギリでしたね。本当に今年は中継ぎにおんぶに抱っこ状態でここまで戦えている状況です。
【投手陣】
・與座投手 4回5被安打1被本塁打2奪三振3与四球2失点
よーいどんでいきなり3連打で失点、4回に杉本選手に逆球スライダーを打たれてホームランで計2失点、これでも4回2失点で済んで助かったという内容です。もっと失点してもおかしくない展開でしたが併殺や正面だらけで助かりました。釣り球で空振りが取れずにコントロールもはちゃめちゃでは好投は期待出来ません。
◯佐々木投手 1回1与死球無失点
前回失敗した勝利投手の権利がかかる5回に再チャレンジ、福田選手の痛烈な打球は山川選手のナイス反応でアウト、宗選手に死球を与えますが吉田正尚選手がチェンジアップを打ち損じてセカンド併殺打、結果的に左3人抑えてこれで最後まで逃げ切り、無事にプロ初勝利を挙げました。
昨年の不祥事からここまで辿り着くことが出来ました。コロナ離脱で復帰してからはストレートのキレがなく、今日みたいに結果オーライで抑えている試合が多いです。いつまでも運良く抑え続けられるわけではないので、ストレートの球速を戻して左キラーとして活躍したいです。
・本田投手 1回1奪三振1与死球無失点
いきなり杉本選手に死球スタート、暴投も絡んで2アウト3塁になりますがここで安達選手を全球ストレート勝負で空振り三振、ストレートは最速150km計測して力技で抑え込みました。
◯水上投手 1回1被安打1奪三振無失点
先頭の紅林選手にセンター前ヒット、ここで伏見選手がバントでピッチャー前に転がしますがこれを水上投手のナイスフィールディングで1-6-3の併殺打、福田選手をスライダーで見逃し三振で自身の好守備で3人で終わらせました。
◯平良投手 1回1奪三振無失点
三者凡退、2番から始まる打順でしたが平良投手からしたら何の問題もありませんでした。
◯増田投手 1回1被安打2奪三振無失点
1アウトからT-岡田選手にヒットを打たれます。ここで代走佐野選手が盗塁を仕掛けますが「森パラ」発動で盗塁失敗、安達選手をスライダーで空振り三振に抑えました。
・豊田コーチ
今日の継投策は問題ありませんが、今日の継投策を行うのであれば、問題視されるのは昨日の継投策です。今日この継投策でいくのであれば、昨日本田投手に回跨ぎさせたこと、そしてビハインドで水上投手を使ったのは大間違いです。だったら昨日ビハインドですから本田投手は回跨ぎさせずに1イニングで終了、水上投手でなく宮川投手か森脇投手を起用しないといけません。また特定の投手を酷使したがる豊田コーチの悪い癖が出てきました。2軍で154球投げたから大丈夫だろうと油断して本田投手酷使してたらすぐダメになります。現にここ最近三者凡退がなくなりつつあるだけに、もう一度投手の役割分担をはっきり見直す必要があります。
【野手陣】
案の定山﨑福也投手の前に3回まで1安打無得点、しかし4回に2アウトから連打と自滅でチャンスを作って、森選手の一打で逆転、これで最後まで逃げ切りました。ワンチャンスをものにした点は非常に良かったです。しかし、ヒットは1回と4回だけ、5回以降はオリックスの中継ぎの前に完璧に抑えられました。根本的な弱小打線解決にはなっておらず、このままではZOZOマリンで佐々木朗希投手の2度目の完全試合達成の危機があるのは引き続き自覚した方がいいでしょう。
・若林選手 4打数1安打
先頭打者ヒットで出塁、しかしその後は2三振してこれだけでした。ヒットは出ても三振が多すぎるのでどうしても1番打者としての評価は低くなります。
△源田選手 4打数無安打
初回に若林選手の先頭打者ヒットの直後に初球打ち併殺打、これで流れが潰れました。この場面強攻策は構いませんが、源田選手が昨日に引き続き打撃があっさり終わりすぎて上位打線の役目を果たせていません。
・オグレディ選手 2打数無安打1四球
4回に四球で出塁しました。今日は守備シフトにやられてノーヒットでした。
◯山川選手 3打数1安打1打点
4回2アウト1塁、追い込まれてからスライダーを左中間に運ぶタイムリー二塁打を打ちました。ここまでやられている緩い変化球攻めに苦しみましたが、最後はタイミングを合わせて打ちました。守備でも軽快な動きで投手陣を助けました。
・外崎選手 2打数無安打1死球
4回のチャンスで死球でチャンス拡大しました。
・栗山選手 2打数無安打1四球
さらに続くチャンスで四球で満塁に繋げました。
◎森選手 3打数1安打2打点
本日の主役です。前回満塁のチャンスでど真ん中ストレートを空振り三振しましたが、今日は満塁のチャンスで強振せずにしっかり流し打って逆転タイムリーを打ちました。ひとまず大事な場面で一本打てたのはよかったです。森選手の好調のパラメーターは引っ張っての長打の有無なので今日のタイムリーだけではまだそっくりさん脱却にはなりませんが、この一本をきっかけにまずはしっかりコンタクトしてタイミングを揃えてもらいたいです。
守備でも最後に強肩発動して佐野選手の盗塁を阻止しました。今日は攻守に渡って大活躍でしたので、そっくりさん脱却への第一歩になりました。
△ジャンセン選手 3打数無安打
惜しいレフトフライはありましたが結局ノーヒット、速球にダメで軟投派投手もダメだともうこれ以上使い道がないですね。期限は中村選手の復帰までです。それまでオグレディ選手の談笑相手をしつつ、結果出せるかどうかです。
・西川選手 3打数無安打
運が良ければコースヒットという打球でしたが、安達選手じゃそれは無理ですね。西川選手も2軍でホームラン連発して1軍のチャンスを与えられましたが、このまま2軍の帝王で終わるか否か、このチャンスは今後の行く末を左右する重要な局面です。
内容は良くなくても勝つことです。結局今回の3連戦も2勝1敗ですから、最低ラインを乗り越えました。次は地獄のアウェー屋外球場5戦が待ち構えています。
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