ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/21(火)西武×ロッテ第9回戦—「先発無援護の会」会長の力は偉大なり 松本航8回2アウトまでノーヒット投球披露—




3-0で勝利です。今日は知り合いのロッテファンから急遽チケット入手の話が入り、学校が終わってZOZOマリンに直行しました。人生初のZOZOマリンでしたが、行って正解でした。




【投手陣】

◎松本航投手 7.2回1被安打3奪三振3与四球無失点

3回までの内容はレアード選手に痛烈なライナー、安田選手も危ないレフトフライ、藤原選手に初球ライトへの大ファウル、荻野選手のセンターオーバーの打球を愛斗選手のスーパーキャッチでノーヒット、あまりにも運に恵まれすぎていつ崩れるのかという内容でした。この時、まさかこの後ノーノー対決になるとは思いもしませんでした。


4回1アウトから中村奨吾選手の強い打球を平沼選手が弾いてエラー(強い打球でしたが捕ってほしかったです)、盗塁で2塁のピンチになりますがレアード選手はカーブで空振り三振、安田選手を歩かせて1,2塁ですが山口選手がストレートを打ちますが詰まってライトフライ、今日は甘いコースのストレートもロッテ打線がことごとく失速してフライアウトを量産します。


5回、ロッテは円陣を組んで反撃態勢を整えたかに思いましたが佐藤都志也選手と茶谷選手が早打ちで3球2アウト、藤原選手もセンターフライでここから松本航投手のギアが入ります(というかロッテの円陣でなんの指示出しをしていたのかという話になります)。6回2アウトから中村奨吾選手に四球と盗塁で2塁のピンチになりますが、レアード選手をストレートでショートフライ、ここまでノーヒット対決となっています。


1点先制した7回を三者凡退に抑えてさらに2点入った8回、こうなったらノーノーを狙うしかない展開となり茶谷選手をファーストファウルフライ(そこ代打じゃないの?)、藤原選手の代打マーティン選手をセカンドゴロ(藤原選手はそのままでよくないか??)、謎の井口采配で2アウトまでいきますが荻野選手にストレートを打たれて二塁打でノーノー終了となりました。3点差で2アウト2塁なのでまだ続投で良いと思いましたが、ここで安全策で交代となりまし。


正直8回途中ノーノーは出来すぎでしたね。小島投手の無援護の呪いのかかったロッテ打線は捉えても全部正面やら大ファウルやらファインプレーやらで松本航投手に大きく運が傾きました。この無援護の力を見ると隅田投手が会長就任するのはまだまだ先の話になります。それに加えて円陣組んでから早打ち特攻作戦で自爆したロッテ打線(知り合いのロッテファンが打撃コーチのことを酷評していました)、明らかにおかしい8回の代打攻撃など、井口采配そのもので自滅したのにも大きく助けられました。


松本航投手の投球自体はコースが甘くてもほとんどの打者がストレートに詰まったので、ストレート自体はまずまずでした。加えてカットボールとSFFもしっかり決まって、カーブもレアード選手だけは有効に効きました。これでひとまず発熱の体力ダウンは回復してもらって次も好投を期待したいです。





◯平良投手 0.1回無失点

8回2アウト2塁で登板、高部選手をショートゴロに抑えて火消し成功しました。ここは松本航投手続投で良かった気もします。



◯増田投手 1回1被安打1奪三振無失点

中村奨吾選手にヒットを打たれますがレアード選手を釣り球で空振り三振、安田選手をセカンド併殺打に抑えて3人で終わらせました。






【野手陣】

6回までノーノー対決になってどうなるかと思いましたが、7回に3連打で均衡を破ることに成功しました。ライオンズ打線ももうひと伸び足りないフライが多く、謎のノーノー対決が6回まで続きました。しかし7回に先制して8回に小野投手がこちらも無援護の呪いにかかったのかストレートが死に球でしかなかったので、ここで追加点を取れたのは大きかったです。






×若林選手 3打数無安打

初球凡退、3球三振、そして3球三振、、、1番打者が3打席で7球2三振は前代未聞ですよ。。。さすがに3打席目の追い込まれてのチェンジアップは決め打ちするにしてもちょっと考えれば投げるの分かるはずですよ。こんだけ好き勝手振り回す選手に1番打者は絶対にダメです。しばらく1番出禁にして、川越選手に任せるべきです。



・源田選手 4打数1安打

7回に先頭打者で均衡を破るレフト前ヒット、荻野選手が逸らして2塁まで進塁しました。8回のチャンスでは初球を打ち上げてセンターフライ、やはり得点圏打率との戦いは続きます。



◎オグレディ選手 4打数2安打1打点

2打席とも打てなくてもフルカウントまで持っていきました。後半は2度のチャンスで2本ともヒット、8回は2アウトから貴重なタイムリーを打って大きく勝利に繋げました。ここまで悲惨なアウェー外野守備も今日はしっかり守れました。



◯山川選手 3打数1安打1打点1四球

7回にチャンスで初球インコースにどん詰まりながらもセンター前に運ぶタイムリーヒットを打ちました。



◎外崎選手 2打数1安打1打点2四球

なぜか小島投手が1球もストライクが入らずに2四球選びました。8回に右の小野投手からトドメとなるタイムリーヒットを打てたのはとても大きかったです。



△森選手 3打数無安打

守備頑張ったので最低評価は避けますが、打撃が酷すぎます。併殺打に本調子ならスタンドインしていたであろうライトフライ、そして極め付けは7回1アウト1,3塁、追加点が欲しくて犠牲フライでいいところでカウント3-1からカットボール強振してピッチャーゴロ、またすぐ調子に乗るからダメなわけです。引っ張ってヒットが出てない以上は逆方向でタイミングを合わせて打たなきゃ絶対にヒットは出ません。この自己中打撃が相変わらずなので明日は古賀選手のスタメンマスクでいきましょう。



・栗山選手 4打数1安打

森選手のせいで7回のチャンスの責任が重くなりファースト正面のゴロ、8回にセカンド横を抜けるコースヒットを打ちました。



・愛斗選手 4打数無安打

セカンドを越しそうな打球を中村奨吾選手のジャンプキャッチで阻止されました。守備でスーパープレーがあったので、今日はこれだけで満足出来ます。


ただ、成績と関係ありませんが9回1アウト1塁の場面でセカンド併殺打、これに悔しいのかムカついたのか分かりませんが、凡退してからヘルメットを投げつけました。。この行為は如何なものかと思いますよ。森選手がマスク投げつけて自爆した経緯があるだけに、目の前で見ていた佐藤友亮コーチも注意すべきだと思います。ヘルメット投げつける余裕があるならさっさと練習しろと、言いたいことはこれだけです。



・平沼選手 3打数1安打1失策

サード守備でエラーをしましたがヒットで取り返しました。山田遥楓選手の守備固めを見ると、辻監督はあまり平沼選手の守備を評価してないようです。明日は平沼選手の粘りが必要なのでスタメン確定です。



・川越選手 1四球

8回1アウト1塁で代打出場、ボール球を見極めて出塁しました。やはり川越選手の方が1番打者向きの打撃が出来ています。明日は1番起用です。



・西川選手 1走塁死

オグレディ選手の代走で登場、外崎選手の三遊間を抜けるタイムリーヒットで三塁回ってホーム生還を狙いましたが荻野選手の好返球でタッチアウトでした。


このプレーに関して西川選手の走塁がダメとか黒田コーチの判断がダメとかそういう話ではありません。西川選手に控えとしての起用は難しい、個人的にこう思いました。岸選手ならホームヘッドスライディングでうまくいけばタッチを避けて間一髪のセーフの可能性もありました。その後オグレディ選手の守備固めでレフト守備に入りましたが、ただでさえ弱肩の西川選手の守備固め起用は理にかなっているのかも怪しいです。


西川選手としては1軍に残るなら打撃で結果を残してスタメンを勝ち取る以外道はないでしょう。現状1番打者としては川越選手が2歩リード、センター守備では愛斗選手が2歩リードしています。西川選手もスタメンチャンスを与えるにしてもなかなか与えにくいのが現状です。愛斗選手の打撃が相変わらずなら守備を捨ててのスタメン起用もあると思うので、西川選手は数少ないチャンスをどう掴めるかが鍵になります。





今日勝ったので最悪明日負けてもなんとかなります。しかしそれでエンス投手を見捨てるのも悲しい話なので、最善は尽くさないといけません。今日の打線の内容だと明日佐々木朗希投手の前に完全試合達成される可能性もあり得ます。大事なのは「試合に勝つこと」で「佐々木朗希投手攻略」ではありません。球数100球制限のある佐々木朗希投手に対して早打ち特攻作戦を仕掛けるのか、それとも無得点でいいから粘って佐々木朗希投手を早々に降板させてリリーフ対決に持ち込むか、ここまで2度ノーノーをプレゼントしている平石コーチは明日が1軍打撃コーチとしての最終判断が問われる試合になります。





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