ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

10/1(土)西武×ソフトバンク第25回戦—胴上げ阻止 さよならどすこいでCSに向けて最終調整へ—




3-1でサヨナラ勝ちです。9回のホームランで胴上げを覚悟しましたが、最後に山川選手の胴上げ阻止弾が発動して見事なサヨナラ勝ち、これであの10月2日決戦の再現となりました。





【投手陣】

◎松本航投手 7回5被安打6奪三振1与四球無失点

今日も立ち上がりから「投げている球は良い」ということで3回まで無失点に抑えます。今日はストレートに加えてカットボールでカウント稼ぎに大きく役立っています。4回1アウトから連打で1,2塁、ここでデスパイネ選手はこれまで見せなかった緩い変化球を使って緩急で空振り三振、中村晃選手は粘られましたが10球目のストレートで打ち取ってファーストフライ、このピンチを抑えて直後の先制点の流れを作ります。


先制してからまた吐き出してナンボの松本航投手ですが、5回2アウト2塁で周東選手を高めストレートで空振り三振、6回三森選手の内野安打で1アウト2塁から柳田選手とデスパイネ選手をカットボールで打ち取って無失点、7回も三者凡退、今日は最後までストレートとカットボールを上手く駆使して千賀投手との投げ合いを制しました。


これまで投げている球の良さに対して投球術のないお子ちゃま投球で散々な結果が続きました。しかし今日は本気で優勝を目指すソフトバンク打線に対して勝負所で力強い球を投げ込んで7回無失点、これは高く評価したいものです。個人タイトルがなければ8回続投もあったでしょう。今年は三本柱剥奪という結果になりましたが、今日の結果を見て来年三本柱返り咲きの可能性は十分にあると思います。あとはCSで出番があるか分かりませんが今日みたいにゾーン内に強い球を投げ込んで勝負すること、とにかく逃げずに戦いに行って欲しいです。





◎水上投手 0.1回1奪三振無失点

柳町選手を空振り三振に抑えて交代、これで水上投手の最優秀中継ぎのタイトルを確定させました。おそらく新人王のタイトルも決定的なので、育成指名からわずか2年でタイトル二冠に輝く大出世となりました。



◯平良投手 0.2回1奪三振無失点

平良投手も中継ぎのタイトルがかからので8回1アウトから登板、9球で2アウトを取りました。明日もホールド場面は平良投手に投げさせて、水上投手の最優秀中継ぎタイトルダブル受賞を狙いたいです。しかしCSでは9回守護神は確定したので、そのつもりでゲーム配信しながら準備しててください。



△増田投手 1回1被安打1被本塁打1失点

1点差で3番牧原選手のところで9回守護神登板、順位決まってなかったら絶対平良投手の場面ですが、順位決まって増田投手もセーブ王のタイトルの可能性があるので嫌な予感しかしませんが登板します。


牧原選手に痛烈なセンターフライ、しかし打たれた内容が怖すぎてヒヤヒヤものの最中、柳田選手に全く落ちないフォークを打たれて同点ホームラン献上、隣でソフトバンクファンの後輩が大盛り上がりしている中、これでソフトバンク胴上げ確定と思い込んだ私は半笑いで呆れるしかありませんでした。。。


この期に及んでスライダーでなく今年ダメダメなフォークを今日絶好調の柳田選手に投げる神経が森選手含めて理解出来ません。これで短期決戦9回守護神なんか絶対任せられらないのははっきりしたでしょう。明日は9回投げさせて構いませんが、CSではビハインドに降格させるべきです。



◯スミス投手 1回無失点

三者凡退でしたが危ない打球が多かったです。ストレートは走っていましたが、タイミングを合わせられていたので変化球と上手く織り交ぜていきたいです。



・本田投手 1回1被安打1与四球無失点

1アウトから三森選手にフェンス直撃の二塁打、牧原選手はボテボテのピッチャーゴロで本田投手のタッチを最初華麗にかわして内野安打かと思いましたがリクエストでギリかすってアウト、柳田選手を申告敬遠で2アウト1,3塁でデスパイネ選手はフルカウントからチェンジアップとストレートからのカーブという意表を突いてファーストフライ、直後のサヨナラ勝ちて勝利投手となりました。


危なかったですがなんとかこれで防御率1点台でシーズンを終えたいです。CSではビハインド兼ロングリリーフですかね。ストレートが甘く入って長打を打たれるのだけは注意したいです。






【野手陣】

千賀投手もこれが日本でのシーズン最終戦、しかも優勝のかかる大一番ということで、相当気合いの入った投球でした。なかなか打てない中で4回のワンチャンスで1点、しかし下位打線がお化けフォークを空振り連発でどうしようもなく、その後も四球でしか出塁が出来ずに1点差のままでした。最後山川選手がサヨナラツーランを打ちましたが、今年のライオンズ勝利方法はもうこれしかないです。基本はいかにしてチャンス作って一本の長打で得点出来るかです。




×外崎選手 5打数無安打

全く良いところなく5タコ、守備で使いたいならCSは下位起用です。



・源田選手 5打数1安打

5回のチャンスはピッチャー返しで千賀投手がグラブ弾きますがそこに周東選手が颯爽とカバーしてサードゴロ、これがタイムリーにならず延長戦突入となりました。



◯森選手 5打数2安打

マルチ安打、延長11回は藤井投手のフォークに最後タイミング合わせてセンター前に運びました。守備ではデスパイネ選手に意表を突く配球で投手の好投をサポートしました。



◎山川選手 3打数1安打1本塁打2打点2四球

「今日の西武版ラベロこと山川穂高は、、、なんとなんと!サヨナラのツーランホームランを打ちました!!!!山川凄すぎやんけ!!もうこれは西武版ラベロちゃうやろ!!!西武版ラベロはやっぱりジャンセンやろ!!山川これは打点王と二冠あるでー!!!」


これは某オリックスファンユーチューバーが最後パンイチになる気持ちも分からなくないです笑。延長11回はバッテリーの執拗なフォーク攻めに山を張って、フォークを狙い打ちしてサヨナラツーランを打ちました。これで吉田正尚選手と2打点差付けて、山川選手の打点王の可能性が高くなりました。



◯栗山選手 4打数2安打1打点

満塁のチャンスで初球ど真ん中フォークを打ってセンター前へのタイムリーヒットを打ちました。とにかく甘い球は確実に仕留めるようにしていきたいです。



×愛斗選手 4打数無安打

フォークブンブン丸で3三振、残る課題はこの選球眼の悪さですね。これが改善されないと不調になった時にドン底に落ちます。来年どこまで改善されるかです。



×平沼選手 4打数無安打

満塁のチャンスで初球ど真ん中フォークを見逃してそこからボール球フォーク空振り三振、振るなら初球ど真ん中フォークです。消極的アプローチの欠点は今日のようなチャンスでど真ん中を見逃す点です。その後も3ボールで四球と勘違いして歩こうとするなど、良い内容はありませんでした。



・オグレディ選手 1打数無安打2四球

2四球選びました。



・鈴木将平選手 3打数無安打1犠打

送りバント1つ、7回はフルカウントからエンドランでフォーク空振り三振で併殺、サインなので仕方ないですが、決して見れない球ではないのでもう少し見れるようにしたいです。



・長谷川選手 1打数無安打1盗塁死

代走出場でエンドラン空振りで盗塁失敗、延長で打席が回りますがすっぽ抜けスライダーを空振り三振でした。



×滝澤選手 1走塁死

9回1アウト1塁で代走出場、しかしモイネロ投手の突如の牽制にタイミングが合わず牽制死となりました。これは経験のない滝澤選手としては教訓になったと思います。しかし経験の浅さがここに来て重くのしかかっていて、CSメンバーに入れるかどうか微妙なところになってきました。




◯辻政権

これまで批判ばっかりしてたので、最後は良かった点を評価したいと思います。最後延長11回のサヨナラツーラン、山川選手は完全にフォークに山を張っていました。森選手もフォークにタイミングを合わせてのヒットでした。海野選手はこれまでの対戦で変化球リードを好む癖があります。それを頭に入れていての今日の結果でしょう。打たれた藤井投手と海野選手は涙を流す形になりましたが、ここは最後に経験値の差が出た場面だと思います。CSでもこれくらいの集中力を発揮してくれれば勝てなくても良い勝負は出来ると思います。





明日は凄いですね。ソフトバンクはロッテ戦、オリックスは楽天戦でどっちが優勝するか、まさかなかつての10月2日決戦です。そんな中ライオンズは気楽に十亀投手の引退試合、内海投手の引退試合は勝利で飾れませんでしたが、せめて十亀投手の引退試合ぐらいは笑顔で勝利で飾りたいです。





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