ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

10/2(日)西武×日本ハム第25回戦—十亀だけでなく武隈も引退 最後まで走塁の酷さ変わりませんでしま—



2-4で敗戦です。最終戦負けるのは構いませんが、内容からしてこのチームの悪い部分が最後まで変わらずでした。






【投手陣】

・武隈投手

試合前セレモニアルピッチで突如の引退発表、試合前に投げてこれで引退試合となりました。どうやら3月末に肩を痛めてから投げるのが厳しくなり、これ以上現役を続けるのが困難だったようです。最後突如として引退発表して颯爽と投げて引退、最後まで武隈投手らしい去り際でした。


長らく消息不明から最後の2軍戦をみてもう1年チャンスが与えられるかなと思いましたが、十亀投手同様に引退となりました。武隈投手といえば真の暗黒期ヒーロー、チームがBクラスに低迷している時だけ活躍するという本当に暗黒期を支えてくれた選手です。今年も武隈投手は活躍しませんでしたがチームはAクラス、最後までこのジンクスを守り続けての引退となりました。一度でいいから武隈投手が活躍してチームはAクラス入り、これが見れなかったのが唯一の心残りです。現役生活お疲れ様でした。




◯エンス投手 2回3奪三振1与四球無失点

立ち上がり三者凡退、2回は松本選手のピッチャー返しを弾きましたが源田選手の好プレーでショートゴロ、上川畑選手は四球ですが木村選手をフルカウントから高め見逃し三振と盗塁失敗で三振ゲッツー(ボール球ぽい気がしましたが)、左打者に対してのカウント整理に苦労しながらも2回無失点で交代となりました。


エンス投手もCSで先発として出番が回ってくるか分かりませんが、しっかりゾーン内勝負で強い球を投げ込むこと、左打者に対して外一辺倒にならないように注意して、苦手な左打者対策をしていきたいです。




◎平良投手 0.1回1奪三振無失点

個人タイトルのために3回から登板、杉谷選手を3球三振に抑えて水上投手との最優秀中継ぎタイトルダブル受賞となりました。中継ぎタイトル受賞記念配信楽しみに待っています。



△佐藤隼輔投手 2.1回3被安打1奪三振3与四死球4失点

3回1アウトから登板、ここは抑えます。4回1アウトから五十幡選手にヒットと盗塁で2アウト2塁、松本選手はショートゴロ(ハーフバウンドで地味に難しい打球を源田選手が何なく捌く)、ストレートとスライダーだけで抑えていきます。


勝利投手のかかる5回、上川畑選手に内野安打、木村選手は高めで空振り三振ですが杉谷選手に高めすっぽ抜け四球と宇佐見選手の内野安打で1アウト満塁、石井一成選手はサードゴロに抑えてあとアウト1つですがそこから変化球すっぽ抜けの連続四死球で押し出し2失点、5回投げ切れずに降板となりました。


1年目よく頑張ったと思います。ストレートは良いですが最後ゾーンに投げ切れずにあっさり自滅してしまうのが非常にもったいないです。今日もあと1アウトが取れない、それが打たれてダメなら諦めが付きますが、すっぽ抜けで自滅しているので評価する以前の話になってしまいます。来年の課題はスタミナと変化球強化、ストレートは良いものがありますからそれをさらに活かせるようにすること、これは先発中継ぎどちらでも共通する課題です。



・宮川投手 1.1回2被安打無失点

5回2アウト満塁で登板、野村選手を変化球で2球で追い込みましたがそこから変化球が真ん中に入ったのを打たれて2点タイムリー献上、あまりにももったいなさすぎるタイムリーです。


結局敗戦処理から上がれずに終わりました。今年は変化球のキレが素晴らしかったですがゾーン内に甘く入っての痛打が多くみられました。勝ちパに上がるには失投を減らさないといけません。宮川投手の場合、水上投手と違って失投が打たれる率が高いだけに、ここを改善しないと来年も敗戦処理のままです。



◎十亀投手 0.1回1奪三振無失点

引退試合登板、石井一成選手をカーブで追い込んでからストレートで空振り三振、最後はネタでなく十亀投手の真骨頂を見せてくれました。内海投手同様にまだまだ投げられるのではないかと思う投球でした。現役生活お疲れ様でした。



◯公文投手 0.2回1奪三振無失点

7回1アウトから登板、清宮選手をサードフライ、杉谷選手を空振り三振に抑えました。ネタバレしますが後半戦予想以上の大活躍ランキング1位は公文投手です。不慣れなワンポイント起用中で最後まで投げ切って防御率0.00を守りました。



◯スミス投手 1回2奪三振無失点

多分今季初の連投テスト、今日はストレートが冴え渡って2奪三振取りました。来季契約の最終判断はCS次第になると思います。



・森脇投手 1回1被安打1奪三振無失点

1アウトから中島卓也選手に一塁線を抜ける打球、愛斗選手がクッション処理をミスって三塁打、1アウト3塁から梅林選手が3球目のワンバウンドフォークでスクイズ敢行しますが空振りして中島卓也選手を挟殺プレーでタッチアウト、梅林選手を見逃し三振に抑えて無失点で切り抜けました。






【野手陣】

前回抑えられた根本投手に今日も5回まで2点に抑えられました。スタミナはないですが全力でインコースに投げ込んでくるメンタリティは見習う部分があります。今日に関しては酷い走塁があったりで、これでCSに加えて来年も大丈夫なのか不安になります。




・呉選手 4打数1安打

5回にチャンスでセンター前へのヒット、これが五十幡選手のレーザービームと鈴木将平選手の超鈍足走塁でタイムリーになりませんでした。



・源田選手 4打数1安打

ピッチャー返しの打球をエンス投手が弾きましたが素早くカバーしてショートゴロ、昨日の周東選手の好プレーを今日は源田選手がしました。


打撃ではヒットを打ちましたがチャンスで相変わらずの三振、最後の打球もサード正面のゴロで今年は打率.270を切る形で終わってしまいました。今年は文春砲の一件で大変だったかもしれませんが、この酷い得点圏打率で元の打率も落としたとなると今後劣化が懸念されます。




・森選手 2打数無安打1四球

1四球でした。登場曲でベイビーシャークが流れました。これがライオンズ最後という意味でのベイビーシャークにならなければいいですが。。。



・山川選手 4打数無安打

「今日の西武版ラベロこと山川穂高は4の0、、、ラベローーー!!!」(今日オリックスが優勝、今日某オリックスファンユーチューバーが現地観戦してこれでオリックスが負けたら最悪店燃やされるとかならないか心配していましたが、それは無事に回避されたと思います)


今日打てませんでしたが吉田正尚選手も0打点で山川選手の二冠王が確定しました。ということで西武版ラベロは今日をもって終了、CSは山川穂高として数少ないチャンスで打てるようにしてもらいましょう。



◎中村選手 4打数1安打1本塁打2打点

フルカウントからスライダーを捉えて先制ツーランを打ちました。終盤はなかなか出番が回ってこない中で、最後に一発が出たのは朗報でした。



×愛斗選手 3打数無安打

最後は全く良いところなく終わりました。1週間でCSに向けて調整してもらいましょう。



・鈴木将平選手 2打数1安打1四球1盗塁

酷すぎる走塁、走力E、走塁△ですよこれは。確かに五十幡選手のレーザービームは素晴らしかったですが、一応そこそこ走力のあるはずの選手があの打球のヒットでホームアウトはないです。スライディングの減速が大きすぎる、ならホームヘッドスライディングしかないです。盗塁でヘッスラするならホームもヘッスラ固定です。


結局こういうところなんですよね。何やるにしても意味不明なミスが多すぎる、これがレギュラーになれない最大の要因です。今年は身体強化で成長は見せましたが逆に守備走塁が大きく劣化しました。鈴木将平選手の場合は愛斗選手と違い、確実に率を残さなければレギュラーにはなりませんが、果たして守備走塁でやらかしまくっている選手が打撃で率を上げる技術と集中力があるかどうかです。個人的には期待値を大きく下げる1年になりました。



×オグレディ選手 3打数無安打

四球しか選べないなら5回のフルカウントからのスライダーを空振り三振する意味が分かりません。エンドランでないなら見れなきゃダメです。7回もボール先行から高めを強引に引っ張ってライトフライ、来年はスパンジェンバーグ選手でなく打撃重視の新外国人選手が必要になります。



・平沼選手 3打数1安打

ポテンヒット1本、チャンスで外スラを空振り三振、得点圏打率の酷さ源田選手を越しています。



・柘植選手 1打数無安打

途中出場しますが空振り三振、全く合ってない三振なので本当に打撃に期待するものがないです。





オリックスが優勝してCSはソフトバンクとなります。投手陣はとにかく先発が好投しないとまず勝ち目はありません。打線も数少ないチャンスをどう得点に繋げるか、基本的に勝ち目は薄いですが、モチベーションは最後までの悪あがきをすること、これに関しては後日になります。





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