2022シーズン振り返り 背番号23 公文克彦
【2022成績】
18試合 防御率0.00 7H 9回 5被安打 8奪三振 奪三振率8.00 5与四球 1与死球 被打率.172 K/BB1.60 WHIP1.11
【ルキナ査定】
ランク:C→C
年俸:4050万(現状維持)
※3600万(−450万)
【今季振り返り】
キャンプB班スタートから暫く消息不明となり、2軍戦復帰してもなかなか状態が上がらずに、1軍登板が7月まで遅れました。ようやく今季初登板で回またぎを無失点に抑えたと思ったら今度はコロナ感染で離脱、前半戦はわずか1試合登板でこの時点では今年の戦力外候補有力視されました。
ここから一気に巻き返したのは後半戦、佐々木投手が負傷離脱してから左のワンポイント起用を引き受ける形になります。左キラー適正が高くない中でワンポイント起用で確実に結果を残し続けて防御率0.00、最終的には中継ぎ左腕一番手まで昇り詰めて、クビ回避どころか後半戦唯一の予想以上の大活躍選手にランクインすることになりました。移籍2年で活躍したのは後半戦限定ですが、ライオンズにいない中継ぎ左腕としてトレードの価値を大きく高める存在となりました。
【総評】
今井投手同様に活躍期間が足りないので、評価は限定的です。その中でライオンズに足りないワンポイントと疲弊した勝ちパターンを救ってくれた存在は非常に頼もしいものがありましま。
今年は与四球が多かったですが、不慣れなワンポイント起用が続いて慎重に攻めるしかなかったので、これは仕方ないでしょう。防御率0.00に関しては流石に出来過ぎで運の良さもありましたが、左キラーに必須のスライダー被打率.143、空振り率15.66とスライダーで勝負出来たのが大きな要因でしょう。球種がストレートとスライダーの2つしかない中で、その球種だけでも1軍で活躍出来る力を他の選手も参考にしてもらいたいです。
【来季に向けて】
今年はスライダーに頼る投球でした。ストレート被打率.286と直球勝負があまり通用しませんでした。元はストレートで抑える投手なので、ストレートが通用しなくなると今後の衰え含めて、投球の選択肢が無になってしまいます。球種が少ない中でその球種の質を高めてキープすること、それが来年も継続出来るかどうかです。
そして大前提として1年間活躍すること、今年のドラフトで左投手を指名しなかったのは公文投手を1年間通して活躍することを念頭においているからだと思います。立ち位置としてはトレード加入の外様扱いで年俸4000万と安くない、来年ダメなら躊躇いなく戦力外にされてしまう可能性もあります。来年は1年間通して中継ぎ左腕一番手としての活躍を期待したいです。
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