現役ドラフトが行われて、ライオンズは阪神の陽川選手を獲得して、松岡投手が日本ハムへ移籍する形となりました。今回は全球団1人ずつ放出して獲得する形となりました。注目はオコエ選手で放出は予想通りでも、まさかの巨人行きはびっくりでした。ライオンズが獲得候補に挙がっていた中日の笠原投手はDeNAへ、あと事前に予想していませんでしたが、ソフトバンク大竹投手、オリックス大下選手、ロッテ成田投手(中村稔弥投手と半々でしたが)あたりはある程度予想通りでした。逆に絶対に放出されると思ったヤクルト西浦選手の名前がありませんでした。放出しなかったか、放出したけど他球団が回避したかですかね。

・松岡投手→日本ハムへ移籍

逆に予想外だったのが松岡投手です。おそらく田村投手は現役ドラフトに出されていないことになります。あと1人誰だったかは不明です(予想だと山野辺選手か高木選手あたりですが)。他球団は1軍キャリアのある選手が多い中で、ライオンズはほぼ1軍キャリアのない松岡投手を放出する形になりました。

松岡投手は2軍でイニングイーターとして炎上しながらもイニング消化につとめてくれました。潮崎案件としては波が激しいのとそもそものコントロールが皆無なので、平良投手が先発転向した中継ぎ陣であってもチャンスがあったかは微妙なところでした。ただ、終盤に少し改善傾向があった中での放出はやや消化不良ではあります。素材型としてSHINJO監督が目に付けた可能性はありそうです。移籍は奇想天外なチームで思わぬ形で1軍チャンスが与えられるかもしれません。ライオンズ戦以外で頑張ってくれればと思います。

・陽川選手←ライオンズへ入団

【2022成績】

45試合　打率.294　20安打　1本塁打　6打点　出塁率.351　長打率.426　OPS.778

笠原投手かなと思いましたが違いました。指名順位で先に取られた可能性もありますかね。陽川選手についてあまり知らないのでなんともいえませんが、印象としては打撃型で守備は期待出来ないという感じです。

キャリアハイは18年に75試合出場で打率.252、6本塁打、48打点です。三振が多く四球が少ないので積極スイング型、ポジションは外野とファーストになりますかね(サードは守備が怖いです)。右打ち強打型が伸び悩むチームへの移籍で1軍で今年もそこそこ打っているので、もしかしたら右打ちレギュラー候補を差し置いて、陽川選手がスタメンに名を連ねる可能性もなくはないと思います。実はとんでもない掘り出し物を発掘してしまったというパターンも微かな期待としてはあっても良いのかなと思います。

いかんせん非公開な上に誰がリストで出されたかも発表されないので、評価が難しいです。ただ、ライオンズに関しては予想が全然違っただけに、面白い形にはなったかなと思います。

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