2022シーズン振り返り 背番号38 牧野翔矢
【2022成績】
11試合 打率.138 32打席 29打数 4安打 1三塁打 6塁打 2打点 3得点 7三振 2四球 1犠打 1盗塁死 1併殺打 出塁率.194 長打率.207 OPS.400 得点圏打率.250
【ルキナ査定】
ランク:D→D
年俸:640万(+70万)
※740万(+170万 育成再契約)
【今季振り返り】
岡田選手の代役として開幕1軍スタート、さらに森選手の自爆により、柘植選手と同様に1軍スタメンマスクのチャンスが与えられます。楽天戦でプロ初ヒットを打って大きく印象に残ったのがソフトバンク戦、相手に的を絞らせない考え抜いた配球で延長12回無失点に抑える好リードを披露して引き分けに持ち込み、翌日のソフトバンク戦で51イニングぶりのタイムリーヒットを打って連敗ストップとお立ち台に上がりました。春先に苦しい流れを一時的に止めてくれたのは牧野選手の存在があったからだと思います。
しかし、体力や技術面などの基礎能力不足が顕著になり、5月半ばには登録抹消されて6月にトミージョン手術が発表され、契約更改で育成再契約となりました。
【総評】
試合数が少ないのであくまで参考ですが、捕手別防御率2.62は森選手、柘植選手、古賀選手を差し置いてトップの数字を残しました。配球において誰よりも策を練っているのは間違いなく牧野選手だと思います。相手に的を絞らせない配球で選択肢を増やしていくのはこれまでのライオンズの捕手ではなかなか見ないタイプです。結果として選択肢が打たれることもありますが、身体能力で劣る部分を配球でカバー出来たと思います。
しかし、頭を使うのも部分的なだけに、基礎能力の低さは大きな欠点でした。元々スペ体質で2軍も満足に出場したシーズンがないので、スタミナ不足が酷すぎます。負担が大きい捕手とはいえ、1週間フルスタメンで最後満身創痍に陥るのはあんまりです。技術面でもキャッチングはポロポロ、弱肩スローイングで走られ放題など、俊足の牧野選手の長所がなかなか試合で表れにくいプレースタイルになっています。
【来季に向けて】
まずは右肘のリハビリです。順調にいけばギリ支配下復帰に間に合うかどうかですが、焦らなくていいので再来年に1軍に戻れるように、来年はリハビリに専念してもらいたいです。そしてリハビリ期間にしっかり基礎体力を鍛えて試合出場を重ねてもパフォーマンスを落とさないようにしていきたいです。
右肘の大怪我なので、状態によっては外野コンバートも選択肢に入ると思います。出場機会は僅かながら活躍のインパクトは凄いものがあっただけに、また1軍での活躍が出来るのを待ちたいと思います。
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