新外国人野手2人目として、左打ちのペイトン選手の獲得が発表されました。

【3A成績】

119試合　打率.293　25本塁打　出塁率.369　長打率.539　OPS.908

3Aキャリアハイは19年の打率.334、30本塁打です。身長173cmと外国人選手としては小柄で渡辺GMは1,3番を視野に入れて背番号10を与えました。要するに森選手の穴埋めですね。今年の森選手の数字を越すのがまず最低限のラインになります。

3A選手の中ではまずまずの選手なのかもしれませんが、このタイプのパターンはヘルマン選手を最後に当たりを引けていない、小柄でリーグ的にも打高傾向があるので、またオグレディ選手やスパンジェンバーグ選手みたいにならないかという懸念もあります。そして大前提は山川選手に次ぐパワーを持つ強打の選手を希望していただけに、フロントもまた同じ過ちを繰り返しにいこうとしていないかという不安が大きいです。

ただ、オグレディ選手やスパンジェンバーグ選手と違うのは、空振り率が低いところです。これまで一定のコースをガンガン振りに行って弱点を露呈した外国人選手がほとんどなので、ペイトン選手は簡単に攻略されずに、上位打線のキーマンとして機能してくれたら大きな戦力になると思いますので、そこは期待していきたいところです。

これでエンス投手とボー投手含めて外国人選手5人体制です。渡辺GMのことなのでこれで新外国人選手獲得終了の可能性が高いです。しかし来年のチーム編成を見ると明らかに左リリーフが足りていないだけに、ボー投手レベルでいいので左リリーフの新外国人投手を補強しないといけません。間違っても来年の春先も今年同様に深刻な投手不足で先発154球完投負けとかいうカオスな編成をしないように注意しないといけません。

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