【2022成績】

・2軍成績

31試合　防御率5.95　1勝4敗2S　勝率.200　42.1回　45被安打　4被本塁打　47奪三振　奪三振率9.99　25与四球　3与死球　5暴投　30失点　28自責点　被打率.274　K/BB1.88　WHIP1.65

【ルキナ査定】

ランク:E→E

年俸:現役ドラフト移籍(−750万)

【今季振り返り】

手術明けから始まった今シーズン、春先の深刻な投手不足の影響により、手術明けにもかかわらず、連投イニング跨ぎ関係なしで2軍のイニングイーターに徹しました。数字は悲惨なものになりましたが、それでも投げてくれただけで試合成立に尽力してくれたことは大きく助かりました。しかし、それでは松岡投手本人の成長に繋がるわけもなく、2試合に1回は炎上する超不安定な投球を続けて1年間2軍生活でシーズン終了してしまいました。

その中で途中からフォーム改造して奪三振能力が上がって僅かな期待を覗かせた中で、現役ドラフトで日本ハムへの移籍が決定しました。正直右投手で放出されるのが田村投手と予想していたので、これはビックリの結末となりました。3年間1軍戦力には程遠いながらも、ようやく兆しが見えた中での移籍は少しばかり残念な気持ちが残るものになりました。

【総評】

手術明けからいきなり2軍のイニングイーターで酷使されたので、育成どころでなかったのには同情の余地があります。しかし投球自体は極端に好不調の波が激しすぎて、2試合に1回は炎上という投球で防御率は跳ね上がりました。奪三振率は非常に高いですがダメな時のコントロールも壊滅で、奪三振能力を台無しにする被安打とK/BBを記録してしまいました。

独立リーグの「林勇昌」として、ロマン枠ながらも潮崎案件の職権濫用でまさかのドラ3指名となりました。3年間で1軍戦力になったとはとても言えず、ロマン枠の華を咲かせることなく移籍することになりました。この指名はライオンズとしては完全にハズレとなりましたが、松岡投手としてはライオンズの3年間は経験値として、次の舞台で活躍するチャンスに繋げてもらいたいと思います。

【退団後】

移籍先はSHINJO政権率いる日本ハム、身体能力の高い選手が多くいますが、松岡投手もそのポテンシャルを評価されての移籍になったと思います。奇想天外な采配をするチームなので、松岡投手も来年は1軍登板のチャンスが与えられると思います。ライオンズ戦以外で活躍してくれればと思います。

そしてドラフトに関してですが、たしかに松岡投手のポテンシャルはあるにしても、「支配下3位」で指名する選手ではないです。3年間全く1軍戦力にならず、ようやく成長の兆しが見えてきたというロマン型は高卒以外は6位指名で十分です。松岡投手も潮崎案件で潮崎さんのスカウト眼力の評価を下げる形になりました。フロントの重鎮で指名するにしても、今年の是澤選手みたいに育成指名を使うかせめて下位指名にしないと、上位指名を無駄に潰して終わりにするだけです。

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