ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2022シーズン振り返り 背番号65 戸川大輔

【2022成績】

・1軍成績

6試合 打率.000 7打席 6打数 1得点 3三振 1死球 出塁率.143 OPS.143


・2軍成績

55試合 打率.206 158打席 141打数 29安打 7二塁打 3本塁打 45塁打 18打点 13得点 35三振 16四球 1死球 1盗塁 2併殺打 出塁率.291 長打率.319 OPS.610





【ルキナ査定】

ランク:E→E

年俸:戦力外通告(−580万)




【昨季振り返り】

何故かクビにならずに年俸アップ契約を勝ち取った昨シーズン、春先の故障者と不調者、コロナ感染などのチーム事情で1軍昇格のチャンスが与えられました。しかしスタメン起用されますがノーヒットに終わりました。沖縄のソフトバンク戦で送りバント失敗、そして辻監督が下した判断は交流戦で次の回からリリーフ継投で先発降板する與座投手が代打を出されずにそのまま送りバントのために打席に立つ始末、要するに打撃が投手以下という最低評価をされてそのまま2軍落ちしました。2軍でも打率.206に終わり、予想通りに戦力外通告されて現役引退となりました。





【総評】

本当に何故一昨年に契約続行の判断をしたのやら、これに尽きます。コストカット以外の理由が見当たりません。ヘルニアの手術を受けてからスイングのパワーがなくなってしまい、唯一の勝負手段である打撃のアピールが出来なくなってしまいました。守備走塁が酷かっただけに、打撃が通用しないとなるとこれ以上プロを続けるのは難しいものがあります。


現役時代の活躍に関してはプロ初ホームラン以外の記憶がほとんどなく、確か現地で見た時になんでもないレフト前ヒットを後ろに逸らしかけた酷い守備を見た記憶がぼんやりと思い浮かびます。プロ野球選手としての実績はほとんどない中で、育成指名から支配下契約まで辿り着き、そして1軍の舞台でホームランを打った、これはキャリアの中で誇れる功績でないかと思います。西武ライオンズのドラフトで初めての育成指名選手として入団して、支配下契約を勝ち取って1軍でホームランを打つ、ライオンズの育成ドリームの第一歩を築いたのは戸川選手でした。今の滝澤選手や長谷川選手といった育成選手からの台頭があるのも、戸川選手がそのレールの基礎を築いてくれたからだと思います。ですからそれだけでもライオンズで頑張った功績はあるのではないかと思います。




【引退後】

当初は実家の牝馬農家を引き継ぐかと思いましたが、今年からライオンズのアカデミーコーチ就任となりました。お世辞にもプロで活躍したとは言えない選手に対しても第二の球団職を提示するのは、ライオンズフロントの面倒見の良さを表しています。そして戸川選手も指導者職が与えられたのも、2軍で腐らず頑張ってきた人柄が評価されたのではないかと思います。是非ともプロ野球選手を夢見る子供達への指導の尽力を期待したいと思います。


現役生活お疲れ様でした。





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