6-7で敗戦です。なんとか最後同点まで追い上げましたが、序盤の采配ミスが重くのしかかって延長戦で駒不足に陥り連敗となりました。

【投手陣】

×與座投手　2.0回6被安打2被本塁打1奪三振1与四球6失点

2回先頭の岡島選手にご挨拶四球、鈴木大地選手に二塁打で0アウト2,3塁、小郷選手に粘られて低め要求の変化球が真ん中に入りスリーランで試合終了になりました。そこから西川選手の内野安打を外崎選手が悪送球(これは仕方ない)、さらに太田選手の送りバントを外崎選手がポロリ(これは外崎選手が悪い)、さらに小深田選手にスクイズ(ホーム送球でオールセーフ、マキノン選手と古賀選手の判断不足)決められて一挙4失点しました。この2回で小深田選手にスクイズを出した石井監督の采配が後の松井采配と大きく明暗を分から形になりました。

2点差追い上げからまさかの3回続投、岡島選手にヒットから鈴木大地選手にツーラン打たれてこの追い上げが台無しになりました。結局交代、だったら最初から変えろと本当に思います。

内容が非常に悪く、高めで空振りが取れず古賀選手の要求通りに投げるコントロールもない、スリーラン直後の連続エラーはお話になりません。課題の左打者対策は一体何を対策してきたやらです。昨年以上に投げる球がなくなっています。この内容ならしばらく2軍調整しかないですね。今井投手を抹消してしまったので、来週は宮川投手を先発としてブルペンデー敢行する可能性も出てきました。

・大曲投手　1回1被安打1与四球無失点

打たれて取る投球でなんとか無失点、追い込むまでいいですが追い込まれてからの勝負球の甘さは宮川投手と同じパターンです。

◯青山投手　2回1奪三振1与四球無失点

先頭の浅村選手にご挨拶四球、4回は相変わらずの内容でした。しかしイニング跨ぎした5回でパーフォーマンスを落とさず逆にゾーン内にストレートを投げ込み、西川選手の好プレーもあり三者凡退でした。イニング跨ぎでパフォーマンスを落とさないというのが大きなポイントで、今日の内容を見てもやはり先発としての適性を感じるものがあります。

リリーフとして1ヶ月投げた感想としては、「中継ぎ版松本航投手」です。ストレートは安定して140km後半計測しますが空振り取れず、変化球も悪くないですが空振り取れず、総じてカウントに苦しみノーコンでないのに四球量産、トータルで決して悪くないですがなんだかなぁ、という印象が残ってしまいます。與座投手が論外、エンス投手も日本ハム戦以外計算が立たないので2軍で先発調整させてみるのも一つの選択肢かなと思いました。

◯ティノコ投手　1回1奪三振無失点

バースデー登板、浅村選手を空振り三振に抑えて三者凡退でした。左打者に対して真ん中に入るのを注意していきたいです。2試合連続無失点でなんとか頑張って勝ちパターン入りしたいです。

◯森脇投手　1回無失点

少し荒れましたが変化球とストレートを上手く使って三者凡退でした。

◯佐藤隼輔投手　1回1被安打無失点

2アウトから太田選手にヒットを打たれましたが山﨑選手をセカンドゴロに抑えました。無四球なので問題ないです。

・平井投手　2回4被安打1奪三振1与四球1失点

1アウトから浅村選手に二塁打を打たれますが、最後は呉選手のスライディングキャッチで無失点でした。延長になり10回続投、しかしヒッターと送りバントで1アウト2塁から西川選手に真ん中に入ったストレートを打たれて逆転タイムリー二塁打、さらに申告敬遠、ピッチャーゴロを弾いて内野安打などで2アウト満塁になりましたが、村林選手をスライダーでショートフライ、なんとか回跨ぎを1失点に抑えました。

負けましたけど平井投手が悪いとは思いません。1イニング計算がまさかの延長突入で平井投手自身負担が大きかったと思います。スライダーで勝負出来ないとストレートだけでは今日みたいに苦しいです。思わぬ形で敗戦投手になりましたが、負けを消したかったです。

×豊田コーチ

いやいや、2回の展開からして3回は継投策でしょ、明日休みですから大曲投手や青山投手は多少無理しても2イニングは投げてもいい計算です。この流れを台無しにする3回與座投手続投した挙句ツーラン打たれて交代させた采配は酷すぎるものでした。結局この2失点が重くのしかかる形で最後負けたので、何でもかんでも先発を引っ張る豊田コーチの采配ミスが最大の責任です。

【野手陣】

全部中軸でチャンスメイクと得点しているので、どうしても効率は悪くなります。2アウトからのチャンスは限界です。それでも6点取ったので野手の責任とは言えません。課題は最低限すら出来ない下位打線、ブンブン丸の上位打線、バント処理などの守備、そして打順と作戦を考えた松井監督と平石コーチ、色々な要素が重なって最後追い上げ足りませんでした。

×愛斗選手　6打数無安打

出塁出来ないどころかチャンスで当てるだけの併殺打は話にならないです。チャンスでのゲッツーから完全に血迷ったスイングの連発です。選球眼のなさと勝負弱さがそろそろ結果に出てきましたね。GWは1番打者として試練になりそうです。

◯西川選手　6打数2安打

ワンバン連続空振りで三振して連続無安打記録更新となりました。ペイトン選手抹消で昇格候補はオープン戦の起用を見たら西川選手だろうなと思ったらその通りでした。恐ろしいほどにボール球をスイングし続けますが、4打席目にセンター前ヒットでこの長く続いた無安打記録を止めることが出来ました。

センター守備は球際に強く、控えとして残す価値は十分にあります。問題はスタメンか否か、大事なのは5打席目フルカウントまで持って行った選球眼です。4打席凡退の中で5打席目はこれまでのブンブン丸から改善の兆しが見えました。その流れからの6打席目のヒットなので、少しだけ期待値が増しました。

・外崎選手　5打数2安打1四球2失策

西川選手のは仕方ないですが、バント送球は何も難しくないのであれは捕ってくれないと困ります。その後島内選手の打球をアウトにしてくれたので謝罪守備はしました。加えて3出塁したので仕事は十分にしてくれたと思います。

◎中村選手　4打数4安打1本塁打1打点1四球

低めストレートをそのままスタンドまで運んでしまいました。その後5打席全て出塁、チャンスの場面も振りたいところでボール球2球見極めたのはさすがでした。1人次元が違う戦いをしています。果たして山川選手復帰して本当に4番を外してしまうのでしょうか。

◯マキノン選手　4打数2安打1四球

内野安打2本、満塁のチャンスは粘りましたが最後フォークを空振り三振しました。3回の四球はよく見極めました。最後併殺打かと思ったら村林選手が悪送球してチャンス拡大しました。

◯呉選手　5打数2安打3打点

ボール先行からストレートを右中間に運ぶタイムリー三塁打、その後2度満塁のチャンスは最後完璧に落ちる変化球で2三振、7回満塁のチャンスは3度目の正直でセンター前に落ちる2点タイムリーを打ちました。9回松井裕樹投手から打ちたかったですが空振り三振、チャンスの三振は直前の甘い球を迷いのスイングでファウルにしてしまいます。カウントに余裕がある時は腹括ってスイングして欲しいです。

△児玉選手　4打数1安打

三振しましたが粘りは見せました。しかしチャンスで打てないので7番は苦しいです。基本は児玉選手を9番における打順を組まないといけません。

×古賀選手　3打数無安打

甘い変化球2球見逃しの時点で負けです。そこは凡退していいから打ちに行くべき球です。読みでストレート一本読みだったら捕手としての読みが甘すぎます。古賀選手も数字に対する内容が悪く、2年目の壁に当たっています。

開幕してから1ヶ月、柘植選手のスタメンマスクが増えて古賀選手の出番が減った理由は何か、それは古賀選手がしっかり考えてほしいです。試合出場しながら敗戦内容を糧にしている柘植選手とは大きく差が開いています。

△金子侑司選手　5打数無安打

カーブを引っ張りますが失速してライトフライ、前2人が何もできなかったのでまだマシではありました。延長の先頭打者は行ったかと思いましたが最後伸びずライトフライでした。ノーヒットながら内容は少し良くなり、外野までしっかり飛ぶようになりました。しかしノーヒットなので敗戦に加担してしまったのは事実です。

・鈴木将平選手　1打数無安打

7回のチャンスで代打出場しますがファーストゴロに終わりました。今日のスタメン落ちが懲罰交代なので、明後日からはスタメン復帰です。

◯栗山選手　1打数1安打1打点

9回一打同点の場面で代打出場、3球目ストレートをファウルして追い込まれた時点で私は諦めましたが、これは自分が情けなかったです。4球目をピッチャー返しでセンター前に運び同点のタイムリーヒットを打ちました。この1本から再び状態を上げたいです。

・柘植選手　1打数無安打

一打サヨナラの場面でフルカウントからフォークで空振り三振でした。

△松井監督

石井監督は2回で小深田選手にスクイズさせて得点しました。一方の松井監督は2回0アウト3塁の場面で下位打線に対してスクイズさせず強行させて連続三振して追いつくムードをぶち壊しました。ここで追加点が取れていれば今日は9回サヨナラ勝ちでした。この敗戦のパターンは昨年の辻政権と全く一緒です。開幕から1ヶ月して固定の戦い方では限界に到達しました。明後日から山川選手の合流で多少変わるでしょうが、1ヶ月経って勝てなかった試合の反省をしてもらいたいです。

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