ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7/10(月)西武×ソフトバンク第11回戦—「鷹の災典」に助けられて7月初勝利半—



2-1で勝利です。完全に逆転負けになる試合でしたが、この展開で勝ててしまうのは流石「鷹の災典」です。




【投手陣】

◎隅田投手 7回3被安打1被本塁打4奪三振1失点1失策

中村晃選手にボール先行からストレートを打たれてレフト前ヒット、野村勇選手はSFF続けてセカンドフライ、近藤選手は初球打ち3-6-3の併殺打、無失点スタートですがコントロールの悪さと古賀選手の脳筋リードに不安を覚えます。


先制点が入りますが2回、1アウトから牧原選手のファーストゴロを3-1連携で隅田投手がポロリしてエラー、さらにワイルドピッチで2塁になりますがデスパイネ選手はカットボールだ三遊間の打球を源田選手がワンバウンド送球でショートゴロ、栗原選手は痛烈な打球もセカンド正面のゴロ、この脳筋バッテリーで果たしてリードを守れるのか大いに不安が残ります。


3回から内も使って配球パターンを増やします。4回野村勇選手をカットボールで空振り三振、近藤選手の一塁線の打球をマキノン選手がしっかり処理して今度はポロリなく3-1連携でファーストゴロ、柳田選手はチェンジアップで空振り三振、取ってくれませんがインコースへのストレートもしっかり投げきれているので安定感が増しました。


5回から円陣を組んだソフトバンクは隅田投手のストレートを狙ってきます。デスパイネ選手がクソボール球ストレートを強振してきたのが最も分かりやすい例です。その流れで6回、先頭の三森選手にストレートを打たれてソロホームランで1点差、なんでこの流れであんなゲロ甘ストレートを投げてしまうのか、ここは今日の反省点です。ここから切り替えて甲斐選手を空振り三振、中村晃選手はショートイレギュラーバウンドを源田選手が問題なく処理してショートゴロ、野村勇選手はSFFで空振り三振で抑えます。


勝負の7回続投、近藤選手に打たれた打球はセカンドライナー、柳田選手に外カットボールを打たれてセンター前ヒット、1アウト1塁から牧原選手はピッチャー返しを隅田投手がキャッチして1-6-3の併殺打、見事7回1失点と今季最高の好投を見せました。


序盤怪しかったですが無失点で、中盤は内と外を使い分けて抑えることができました。左打者にSFF、右打者にチェンジアップで落ちる球を使い分けました。なによりも無四球なので、やはり自滅しないことが勝ちに繋がるのは間違いないです。あとは相手の狙い通りに投げないことです。今年も無援護は多いですが、その中で勝てる試合が出てきたのは隅田投手にとって良かった点だと思います。




◯森脇投手 1回1被安打1奪三振1与四球無失点

1アウトから栗原選手にヒットから代走周東選手が盗塁で2塁のピンチ、三森選手はフォークで空振り三振、柳町選手は四球で2アウト1,2塁となりますが、中村晃選手を追い込んでからナックルカーブでサードゴロ、前回のリベンジを果たしましたが外れるボールも増えて少しセットアッパーは苦しくなってきた感じがします。



・増田投手 1回1与四球無失点

1点差で近藤選手と柳田選手に回る打順、超苦しい展開になり1アウトから近藤選手に四球、柳田選手はフルカウントからファースト正面の打球をマキノン選手が後逸してエラーで1アウト1,3塁、牧原選手は追い込んでからフォークが落ちず真ん中で打たれましたが源田選手のジャンプキャッチでショートライナー、デスパイネ選手は初球ゲロ甘ストレート見逃し、2球目アウトハイストレートファウルで追い込んでから4球目ストレートが真ん中に入りましたがセカンドライナーで増田劇場は1点差を守り切りました。


これで無失点なのが逆に凄い、牧原選手とデスパイネ選手は完全に失投を打たれての無失点です。京セラといえば今年増田惨劇場が起きた試合でしたが、それを起こさせない「鷹の災典」が疫病神を上回ってくれました。







【野手陣】

クイックが弱点でノーコンのスチュワート投手から3盗塁2点取るまでは悪くなかったですが、そこからソフトバンクの継投策に抑えられた、というよりもライオンズ打線の脳筋打法で勝手にチャンスを潰したと言った方がいいでしょう。「鷹の災典」で本来なら大量得点のはずがそれに負けじと最下位野球を展開したので、結局1点差の紙一重になってしまいました。勝ったとはいえ要所での脳筋プレーの数々は相変わらずキャンプの練習不足を露呈しています。




×外崎選手 5打数無安打

今日の外崎選手の内容ならバントの采配も仕方ないです。しかしバントしますがチャージした中村晃選手の目の前に転がし併殺打、よりによってなんでチャージしてきて相手の目の前にバントする脳筋プレーで危うく逆転負けになりそうでした。



◎源田選手 5打数2安打

セーフティバントは失敗しますがその後マルチ安打、今日は守備でしょう。難しい打球も難なく捌き、9回は中間守備から牧原選手のショート頭上の打球に逆向きになりながらもジャンプ一番でショートライナー、守備だけでも大活躍と言える内容でした。



◯鈴木将平選手 5打数2安打1盗塁

どん詰まりながらも2安打とダブルスチールで三盗成功させました。



◯中村選手 2打数1安打2四球1盗塁

守備シフトが幸いして内野安打になりました。その後2四球にダブルスチールで4年ぶりに盗塁を記録しました。



・マキノン選手 4打数1安打1打点1失策

チャンスでハーフスイングで空振り三振、振っていたのかだいぶ怪しかったですが両チーム合わせて判定が滅茶苦茶だった球審の独断で空振り三振は不満が残ります。次の満塁のチャンスで外の球を逆方向に運ぶタイムリーで仕事をしました。


ファースト守備は細かい連携で守りましたが、最後にファースト正面の打球を逸らしてエラー、あれは前に止めてくれないと困ります。最後に増田劇場を盛り上げてしまいました。



△岸選手 3打数無安打1四球

なんで満塁のチャンスでこうなるのか、、、ストレート狙いでいいところで見逃して追い込まれて変化球に手を出して併殺打、大体このパターンでしかないです。どうせゲッツーならまだファーストストライクフルスイングで終わってくれた方がスッキリします。満塁のチャンスが岸選手にとって最大のピンチになっています。



◯山野辺選手 3打数1安打1四球1盗塁

スチュワート投手からセンター前ヒットでチャンス拡大、次の打席で11球粘って四球から盗塁と全くもってらしくない好プレーを見せました。角度勝負のスチュワート投手からは相性が良いかもしれません。8回のサードゴロで一瞬サードへ走りかけたのを見て悪夢がよぎりましたがすぐ切り替えて一塁送球でアウト、いつまでお笑い芸をせず真面目に野球選手をしてくれるかです。



◯古賀選手 4打数2安打1打点

チャンスでセンター前へのタイムリーヒット、マルチ安打でゴロが守備の間を抜ける打球が増えました。守備も中盤良かったですが、最初と最後は相手の狙い通りの配球で0に抑えたのは逆に凄いです。



△蛭間選手 3打数無安打1犠打

2回のチャンスでカーブを見逃し三振、あの配球で変化球が頭から拭いきれなかったか次のチャンスもストレートを打ち上げてショートフライ、最後バントを決めましたがまだまだ経験不足が多かったです。





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