ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号22 古賀悠斗

【2023成績】

100試合 打率.218 282打席 239打数 52安打 14二塁打 2本塁打 72塁打 20打点 12得点 54三振 23四球 3死球 17犠打 1盗塁 8併殺打 出塁率.294 長打率.301 OPS.596 得点圏打率.189 5失策



犠打6位




【ルキナ査定】

ランク:C→C

点数:−27点(◎10,◯17,△20,❌18) 前−31点+後4点

年俸:2500万(+1000万)

※2800万(+1300万)




【今季振り返り】

森選手が抜けた正捕手候補として期待されましたが、オープン戦で低調な結果に終わり開幕時は第二捕手としてスタートします。4月打率.250と悪くないスタートでしたが5月突入、ここで柘植選手の離脱も重なり古賀選手1人に捕手の座を丸投げする形になり、攻守で思考停止の脳筋プレー連発になり5月打率.098、6月打率.152と凄惨な数字を叩き出します。点数でも前半戦−31点と全くチームに貢献出来ずに人がいないから試合出場しているだけになっていました。


そんな中で苦い経験を積み重ねて、後半戦から成長の兆しを見せ始めます。昨年見せた逆方向へのアプローチを増やし始めて7月以降は月間打率2割以上、出塁率3割以上に乗せます。後半戦は涙する試合もありましたが次の試合でタイムリーを打ち結果を残し、柘植選手が戻ってきてからもチーム一番手捕手として後半戦はチームの要として来年への正捕手奪取へ大きく前進を見せてくれました。





【総評】

前半戦と後半戦で別人でしたね。前半戦打率.167、OPS.485、これは捕手の人員補充を怠ったフロントが戦犯ですが、古賀選手しかいないので仕方なくスタメンマスクを被った結果、引っ張り一本の脳筋打法に相手の狙い通りに配球する脳筋リードと思考停止して試合出場を続けた結果がこの数字になってしまったと言えます。


一転して後半戦打率.273、出塁率.355、OPS.718は捕手としてみれば申し分のない数字です。後半戦は昨年良かった逆方向へのアプローチも増え始めてしっかりミートする方向性が見え始めました。ボール球見極め率80%超え、IsoD0.08と選球眼の良さも光りました。


守備では昨年一つも刺せなかった盗塁阻止率が今年.412とリーグトップの数字です。元々強肩でしたがスローイングに難がありました今年はスローイングが改善されたことにより強肩を活かす事ができました。一方でフレーミングは要改善で際どいコースのほとんどがボール判定、後半戦リード面の改善は見られましたが勝負所で脳筋リード発動してサヨナラ負けなど、まだまだ正捕手に辿り着くまで鍛えなければいけないところは多いです。




【来季に向けて】

現在チーム第一捕手、なので来年正捕手になれるかどうかです。おそらく戻ってくるであろう炭谷選手の力も借りながら、後半戦の内容を1年間継続出来るかどうかです。前半戦の内容見ると疲れると一切の思考停止を起こして脳筋になるので、タフなスタメンマスクの中で集中力を保ちながら試合をこなしていけるかだと思います。チームの暗黒期脱却の一つに古賀選手の正捕手の有無がかかっているのは間違いないだけに、来年の成長に期待したいです。





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