ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号25 平井克典

【2023成績】

54試合 防御率2.55 4勝3敗28H32HP 勝率.571 53回 46被安打 3被本塁打 29奪三振 奪三振率4.92 22与四球 1与死球 1暴投 15失点 15自責点 被打率.241 K/BB1.32 WHIP1.28



試合6位、ホールド2位、ホールドポイント3位




【ルキナ査定】

ランク:B→B

点数:22点(◎3,◯26,△7,❌2) 前14点+後8点

年俸:15000万(+7000万 複数年契約) or FA移籍(−8000万)

※9000万(+1000万 2年契約)




【今季振り返り】

球団からの複数年契約を断ってFAのかかった今シーズン、リリーフ一本での勝負を宣言して開幕戦に向けでしっかり状態を整えます。4,5月防御率は1点台前後、春先はキレ勝負で佐藤隼輔投手と7,8回の勝ちパターンを担う活躍をしました。


しかし好調が長続きしないのがここ数年のパターンですが、今年もそれが当てはまります。交流戦に入ってから打たれ始めて月間防御率は4点台を記録、7月は悪いなりに防御率3.00で耐えましたが8月に入って完全にお疲れモードに突入して8月防御率6.43、他の勝ちパ候補が全滅する中で豊田コーチも配置転換の決断が出来ずに非常に不安定なセットアッパー起用を続ける羽目になります。


豆田投手、田村投手などようやく他の勝ちパ候補の目処が立った9月に復調気配を取り戻して9月は12試合登板で防御率1.59、1勝7Hでホールド数を稼ぎます。10月最後のロッテ戦で8回セットアッパーとして登板して無失点、最後に記録したホールドは通算100ホールドの記録達成、ライオンズの選手として無事に記録達成まで辿り着くことが出来ました。





【総評】

本来FA移籍の可能性のある選手は発表があるまでこの特集はしない予定でしたが、平井投手に関してはこれまでの大車輪の活躍とあるにしてもセリーグ移籍の可能性大なので、セリーグ移籍までなら我慢するとして先に行うことにしました。これでパリーグ球団にFA移籍したらこの記事は消すことにします。


内容としてはよくこの投球内容で防御率2点台半ば、3敗に済ませて30ホールドポイント以上記録出来たなという印象です。年々下がっている奪三振率は今年遂に4点台まで低下、スライダー以外の球種被打率は全て3割超え、指標的には防御率3点台半ばの内容ですから非常に運が良かった面は間違いなくあったと思います。


その中でスライダー被打率.110、対右被打率.185、投球の4割をスライダーに頼りましたが、今年は外逃げスライダーと小さく曲がるスライダーの2種類を使って三振が取れなくても打ち取る投球を駆使出来たのは大きいと思います。ここ近年低下していたスライダー指標を今年改善出来たのことが結果に繋がったと思います。




【FA動向】

平井投手に関しては来年ライオンズにいるか不明です。これまでのパターンからしてFA移籍の可能性は高く、平井投手もライオンズで通算100ホールドを達成出来たので思い残すことはないと思います。現時点で移籍候補とされている巨人と中日はどちらもマシンガン継投をするので、どんだけ投げても壊れない平井投手は人的補償を出してでも獲得に乗り出すと思います。なのでFA宣言した時点でライオンズ残留はないと判断することになります。


平井投手は年々指標が低下して、今年の結果を来年も継続出来る可能性は低いだけに、絶対に残すべき存在ではないです。しかしいざいなくなってから、来年リリーフの人手不足に陥った際に「平井投手がいれば」と思うことは絶対にあるはずなのでなんとも言えないですね。勿論残ってくれれば嬉しいですが年2億出してまだ残すほどでもなく、年1億5千万までならこれまでの功労者込みの金額を提示して交渉すべきでしょう。それで出ていくならそれは諦めるしかないです。個人的にはセリーグ移籍までなら我慢することにします。




よければポチッとひと押しお願いします!