2024新加入選手 背番号27 炭谷銀仁朗
【2023成績】
・楽天イーグルス
65試合 打率.221 145打席 131打数 29安打 2二塁打 1本塁打 34塁打 10打点 9得点 23三振 5四球 2死球 6犠打 1犠飛 2併殺打 出塁率.259 長打率.260 OPS.519 得点圏打率.243
これまで行っている選手個人成績振り返りシリーズから、これから来年新加入する選手を別パターンで見ていくシリーズを行う予定です。今後ドラフト選手も今年の選手全員終わったら行う予定ですが(来年の開幕戦までに全員終わるかどうかですが)、まず試しに炭谷選手でこの企画を始めたいと思います。
【入団までの流れ】
元々ライオンズの正捕手としてチームを支えていましたが、森選手の正捕手起用の煽りを受ける形で18年オフにFA宣言して巨人へ移籍しました。移籍後はオープン戦でライオンズ時代の登場曲が流れるなど、比較的温和に見られていた印象でしたが、交流戦ではライオンズ相手に滅多打ちするなどここでも敵に塩を送る状態になりました。
正捕手争いを目指して巨人移籍しましたが巨人で3年間で試合出場が伸びることなく、打率も低迷した中で21年に楽天へのトレード移籍が発表されました。違う形で石井監督の楽天ライオンズ一員になったことでファンの印象も落ちることになってしまいます。楽天移籍後は試合出場数も増えて太田選手と競い合う形になりましたが最終的に太田選手にスタメンマスクを譲り、安田悠馬選手の育成と石井監督退任の影響もあり楽天を戦力外通告、そして深刻な捕手不足に陥っているライオンズから声がかかり6年ぶりに古巣復帰となりました。
【選手能力】
基本はライオンズ時代とそんな変わりないです。ストレートに強く変化球に弱い、真ん中の球を打って他のゾーンは打てない、打率通りの数字だと思います。しかしライオンズ捕手陣で打率2割打てる選手は古賀選手だけなので、まず最低ラインを突破しているのは大きいです。ベテラン捕手として配球面とか心配はないですが、たまに凡ミスしたり1,3塁の場面でダブルスチール無警戒で二塁送球してホーム生還許すなどのお決まりのやらかしパターンは移籍してからも健在でした。
【期待すべき点】
深刻な捕手不足を補うべく、炭谷選手は第二捕手としてチームを支えてもらう必要があります。古賀選手の後ろ盾として試合中でも配球面の指導、古賀選手が結果出せてない時は炭谷選手が自らスタメンマスクを被って試合出場するなど、数字以外の部分の貢献もして欲しいです。去年まで楽天にいたので楽天のチームデータをライオンズに伝達して、楽天をカモにする狙いもあります。炭谷選手としてはここで結果を出せれば将来の栗山巧監督のバッテリーコーチとしての職を手にする可能性もあるだけに、是非とも結果を残してもらいたいです。
ただ、炭谷選手を獲得しても中熊選手と齊藤誠人選手が引退したので捕手の人員不足はより悪化しています。岡田選手と柘植選手がスペ体質でこの2人を計算に入れるのはリスクが高すぎます。野田選手と是澤選手も来年2年目で試合出場よりもまだ基礎固めの段階です。今後トレードや現役ドラフトで捕手補充があるのかどうか、渡辺GMはこの捕手編成で終わりにせずに頭数だけでも揃える仕事はして欲しいです。
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