ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号37 柘植世那

【2023成績】

59試合 打率.184 137打席 125打数 27安打 4二塁打 27塁打 13打点 5得点 23三振 3四球 2死球 6犠打 1犠飛 1盗塁死 5併殺打 出塁率.214 長打率.216 OPS.430 得点圏打率.194 3失策



【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−23点(◎2,◯9,△11,❌9) 前−9点+後−14点

年俸:1700万(−300万)

※2200万(+200万)



【今季振り返り】

森選手が抜けた正捕手争い、その一番手は当初柘植選手でした。オープン戦では逆方向へのアプローチを見せて打率.318と好成績を残して満を持して開幕戦にスタメンマスク出場、しかし6番起用されますがチャンスで打てずノーヒット、守備でも9回2アウトから森選手に同点ホームラン、延長入って宗選手に逆転ホームランで敗戦、開幕戦の逆転負けは非常に印象に悪いスタートを切ります。


3,4月は打率.264とまずまずのスタートを切りますが5月に肘を怪我したことで一気に状態が下降線になります。5月ノーヒットに終わると交流戦は阪神戦以外活躍なく、広島戦で高橋光成投手とのバッテリーエラーを最後に2軍降格、怪我で降格かと思いましたが普通に2軍戦出場を続けます。1軍捕手が足りてない中でなんでこんなことしているのか疑問でしたが、野田コーチ曰く結果が出ずにすぐ凹むところを2軍で若手投手とバッテリー組んでそこらへんを改善してほしいということらしいです。


8月下旬に1軍再昇格、2軍で取り組んだ成果を見せて欲しかったですがストレート一本待ちのスイングで相手の配球に全く対応出来ず、9月打率.125で最後オリックス戦で森選手に逆転ホームラン打たれて開幕戦と同じ末路を辿ってしまい、正捕手争いから脱落した1年になってしまいました。




【総評】

オープン戦の頃は期待していましたが、気が付けば古賀選手に大きく差をあけられてしまいました。元々選球眼は期待薄なのでパンチ力に期待したかったですがホームラン0本、打率も1割台で本来差を見せる部分で逆に差を開かれました。守備でも全体的にインコースを突けず、それで杉本選手に打たれまくって今井投手に外スラ一辺倒の配球で一時的に壊してしまうなど、リード面も問題が多かったです。野田コーチも柘植選手を称賛コメントを多く出していましたがその割にはほとんど結果に出てないので、野田コーチの過大評価も反省が必要でしょう。


終盤は攻守で精彩を欠きましたが、シーズン終了後に肘の手術をしたのでおそらく怪我が完治してない状況で強行出場を続けていたのでしょう。終盤は送球もワンバウンドで全力でフリー走塁状況でした。チーム事情からして多少の怪我でも我慢して試合出場してもらわないといけないので仕方ないですが、そんなチーム編成にした渡辺GMの責任も追及すべきです。毎年捕手不足で今年柘植選手に無理に負担を強いたのはいい加減にしろと言いたいです。




【来季に向けて】

まず怪我の完治です。炭谷選手以外に渡辺GMが反省して捕手補充する気配はないので、柘植選手の怪我はチーム編成で大きな痛手です。そして炭谷選手の加入で第二捕手の座も明け渡してしまったので、柘植選手としてはまずは第二捕手の座を取り戻すことです。オープン戦で見せた逆方向のアプローチをシーズンでも継続していくこと、リード面で打たれて凹むのではなく炭谷選手から配球の極意をしっかり教わっていくこと、負け試合で涙を流しながらも成長を見せた古賀選手みたいに、柘植選手も負け試合から反省をして成長に繋がるようにしていきたいです。




よければポチっとひと押しお願いします!