ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号54 H.ティノコ

【2023成績】

38試合 防御率2.83 3敗8H8HP 勝率.000 35回 33被安打 1被本塁打 29奪三振 奪三振率7.46 20与四球 3与死球 13失点 11自責点 被打率.246 K/BB1.45 WHIP1.51





【ルキナ査定】

ランク:B→C

点数:2点(◎2,◯15,△7,❌4) 前3点+後−2点

年俸:退団(−10000万)




【今季振り返り】

メジャーでジャッジ選手に62号のメモリアルホームランを打たれた投手、しかしながら指標は悪くないのでライオンズでは勝ちパターンとして期待されて入団しました。オープン戦無失点に抑えて期待が高まりましたが開幕戦、延長10回に宗選手に決勝ホームランを打たれて敗戦投手スタートになります。その後も左打者に投げる球がなく3,4月防御率4.32、1イニング以前に対右のワンポイント起用以外の選択肢がなくなります。


5月に入りツーシームを捨ててスライダーにシフトチェンジしたことで5月防御率1.93と改善を見せます。交流戦でも6回あたりを投げらようになりましたが、DeNA戦で火消し登板に失敗して敗戦、7月はロッテ戦で延長戦登板して自滅してサヨナラ負け、気が付けばスライダーさえも通用しなくなり始めて、敗戦処理専用の俺たち「ティノ者」が完成してしまいました。


結局9月3試合登板しましたが3回4与四死球でノーコン化して最後まで勝ちパになることなく抹消されてシーズン終了、退団となり1億円が水の泡になってしまいました。




【総評】

勝ちパとして期待されましたが、蓋を開ければ5点差ないと安心出来ない敗戦処理専用でした。一番はツーシームが通用しなかったことでしょう。ツーシーム被打率.311、左打者に対してインコースに投げる球が真ん中に入って痛打される場面が多く、球質も軽くツーシームが投げにくくなったことで投球の幅が狭くなってしまいました。代わりにスライダーを多投しまくったことで一時的に改善の余地は見られましたがそれが本来の投球ではなく、毎試合左打者のインローにスライダーを投げ込むコントロールがあるわけではないので徐々にノーコンと化してたどり着いたのは俺たち「ティノ者」でした。


豊田コーチからフォークを習得出来ればまた違った結果になったかもしれませんが、それはなかったです。対左被打率.300、ツーシームとスライダーだけでは日本でやっていくのは難しいですね。キャラとしてはハイタッチ動画で盛り上がる陽キャでしたが、それ以上の印象を残せなかったのは残念なところです。




【退団後】

レンジャースとマイナー契約を結んだとのことで、再び3Aからメジャーへ挑戦することになると思います。ティノコ投手の投球スタイルは日本よりメジャー向きだと思うので、メジャー昇格に向けて頑張ってくれればと思います。


そしてもうツーシーム主体の投手獲得をやめましょう、と思った矢先に同じタイプのアブレイユ投手を獲得しました。アブレイユ投手はティノコ投手より実力は上ですが、やはり懸念点がツーシームやシンカーなど動く球を速球の柱にしている点ですね。このタイプのリリーフ投手は後に対策を練られやすいだけに、通用するかは不安が残ります。アブレイユ投手がダメなら今後ツーシームやシンカー投手の獲得は見送る決断が必要になるでしょう。




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