2023シーズン振り返り 背番号63 長谷川信哉
【2023成績】
59試合 打率.222 198打席 180打数 40安打 9二塁打 4本塁打 61塁打 12打点 17得点 34三振 11四球 3死球 2犠打 2犠飛 3盗塁 4盗塁死 3併殺打 出塁率.276 長打率.339 OPS.614 得点圏打率.159 2失策
【ルキナ査定】
ランク:D→D
点数:−22点(◎4,◯13,△8,❌13) 前−11点+後−11点
年俸:950万(+280万)
※1100万(+430万)
【昨季振り返り】
色々ありながらも一昨年無事に1軍デビューを果たしました。今年はさらに1軍経験を積みたかったですが開幕2軍スタート、1軍昇格は5月になりました。5月はチームの超低迷期で、長谷川選手も低打率の脳筋族ながらも、まだアプローチが他の脳筋族に比べたらマシということで、一応愛人枠から我慢枠として扱われることになりました。
その中で日本ハム戦で9回裏、1点ビハインドの2アウトの場面で田中正義投手から起死回生の同点ホームラン、この試合最後逆転勝利したことで長谷川選手の強運が光り始めます。その後6月の3本塁打はサヨナラホームランや1点差を左右する貴重なホームランばかり、前半戦の4本塁打は全てチームの勝利に結びつくホームランでした。
ただ、脳筋族の中では我慢枠ながらも低打率は続き、それ以上にセンター守備が素人目から見ても致命的に下手なのが丸分かりでした。ソフトバンク戦で立て続けにミスが続いて登録抹消、熊代コーチの10日間指導で最低限の改善が見られましたが長続きせず、8月のロッテ戦で再び守備の下手さでサヨナラ負けして再び抹消、打撃よりも守備が下手すぎて松井稼頭央も我慢出来ずに2度の抹消を繰り返して後半戦は0本塁打、最後3試合でも目立った活躍を残せずに後半戦は失速しました。
【総評】
打撃フォームを宮崎選手のフォームを取り入れたことで、一昨年に比べてタイミング自体は良化したかなと思います。対左打率.365と左キラーとして、緩い変化球への対応などはこの打撃フォーム改造で打ちやすくなったかなと思います。
しかしストレート打率.239、対右打率.157と右投手に力負けしています。アウトコースの打率は高いですがインコース打率がインハイ以外ほとんど打てていません。打撃フォーム改造でバットコントロール改善されましたが、力不足と当てること重視しすぎて本来の思い切りの良いスイングがなくなってしまい、ただ凡退の打席が増えてしまったのは課題として残りました。
今年ダメだったのは打撃以上に守備でした。球際に弱い、弱肩弱スローイングで守備の基本が出来ない状態でセンター起用は無理でした。素人から見ても打球が飛んでからの一歩目が遅すぎる上に打球方向と真逆に一歩目を踏み出すなど、内外野併用していたせいで外野守備の基本を疎かにしている状態でした。肩も弱い上にスローイングも悪くて、ソフトバンク戦では浅いセンターフライで周東選手にタッチアップを許す試合もありました。正式に外野手転向となり、レギュラーを狙う上で守備力強化も必要になります。
【今季に向けて】
ここまでは身体能力だけで野球をしています。2軍では申し分のない成績を残して、高卒野手から3年目までは順調ですがここからが大事になってきます。身体能力そのものは一級品なので、そこに技術を付け加えられるかです。追い込まれてからの打撃が泳ぎながら当てるだけになっているので、泳がされずにスイング出来るようになれば打率.250は越せるのではないかと思います。技術を習得するのは簡単ではないので、これから蛭間選手とチームの未来を託されるか、外野どんぐり集団で終わりを迎えるか、その道のりを左右する今年1年になるかと思います。
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