ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

再検証 ソフトバンクは一体誰をプロテクトしていたのか

衝撃の報道からまさかの急転直下の人的補償劇になりました。色々と憶測のある中でほぼ確定で言えることとして、和田投手は間違いなくプロテクト外にされていたこと、ソフトバンクフロントに和田投手と甲斐野投手は振り回されて、渡辺GMも譲歩出来るところは譲歩したということになります。



ここからですが、個人的に気になったこととして、ソフトバンクフロントは一体誰をプロテクトしていたのかという話になります。プロテクト確定と思っていた和田投手がまさかのプロテクト外、真偽不明ですがボーダーラインながらプロテクトされていそうだった甲斐野投手を獲得出来て、東スポなので怪しいですが三森選手や柳町選手までもプロテクト外みたいな話が出ています。三笠GMは今回山川の獲得から人的補償まで相当にやらかして今年の結果次第で引責辞任に追い込まれる可能性も出てきましたが、そんなソフトバンクフロントのプロテクトリストがどんな内容だったのか個人的に気になったので、考えてみました。




今回考えるプロテクトリストの傾向として、

・高給取りのベテランはプロテクト外

・ライオンズのポジション被りはプロテクト外

・契約更改で一悶着あった選手はプロテクト外

・ライオンズが欲しがりそうなポジションはプロテクトする

・複数年契約はプロテクトする

・若手有望株っぽい選手はプロテクトする


この傾向を取り入れながらプロテクトリストを考えてみます。なので「なんでこの選手がプロテクト入ってるの、この選手がプロテクトされてないの」とかは私の考えというよりも今回のソフトバンクフロントのプロテクトリストを予想してみた形になるので、普通に考えて思いつかないプロテクトリストになると思います。



・確定 22人

(投)又吉、有原、大津、大関、藤井、板東、田浦、松本裕樹、武田、大野

(野)甲斐、牧原大成、周東、井上、近藤、柳田、栗原、中村晃、嶺井、野村勇、生海、リチャード


前に予想したのと違う点をメインに見ていきますが、和田投手はプロテクト外決定、代わりに複数年契約の武田投手、若手投手で有望株っぽい話の出ている大野稼頭央投手がプロテクトされていた可能性は高くなったかなと思います。


野手は前回の予想からかなり増えて、柳町選手と三森選手に加えて、後述しますが今宮選手もプロテクト確定とは言えなくなったので外しました。そしてライオンズが獲得希望することのない嶺井選手は複数年契約と山川の知り合い枠でプロテクト枠へ、若手有望株に入りそうな野村勇選手と生海選手、加えて山川の子分枠筆頭のリチャード選手も山川の指導力に期待する名目でまさかのプロテクト確定の可能性が高まったので入れておきました。




・ボーダー 13人

(投)津森、長谷川、甲斐野、風間、笠谷

(野)谷川原、吉田、野村大樹、今宮、柳町、正木、笹川、イヒネ


ボーダー枠であとプロテクト出来るのは5人だけです。この面子見ても甲斐野投手がプロテクト漏れしているとは考えにくいですが、、、1年目から不祥事起こしているドラ1風間投手もプロテクト確定まではいきませんが、2年目で実戦登板は増えているので一応ボーダー枠に上げときました。


野手で正木選手、笹川選手も期待値は何となくありそうな感じがしたので、プロテクト外とまで言えないのでボーダー枠に上げました。イヒネ選手は本来ならプロテクト外ですが、一応ドラ1が1年目でプロテクト外で人的補償移籍されたら今後のドラフト指名にも影響を及ぼす可能性があるので、一概にプロテクト外とも言えないですかね。


気になるのは本来プロテクト確定枠と思われていた選手です。柳町選手は契約更改で保留があり、ソフトバンクの外野手では三番手の実力がありますが、ウォーカー選手が加入で中村晃選手も外野起用が増える中で柳町選手の出番が無くなるのもあり、取られても構わないぐらいの覚悟でプロテクトから外している可能性もあると思います。今宮選手も和田投手をプロテクト外にするぐらいなので、源田選手がいるチームに年俸3億の32歳のショート選手を人的補償で獲得はねーだろ、という三笠GMの勝手な駆け引きでプロテクト外の可能性あるんじゃないかなと思います。





・プロテクト外 15人

(投)尾形、杉山、松本晴、木村大成、木村光、田上、石川柊太、東浜、和田

(野)牧原巧汰、海野、渡邉陸、川原田、三森、川瀬


投手ですが、和田投手プロテクト外ならおそらく石川柊太投手と東浜投手もプロテクト外にされていたと思います。これで仮に石川柊太投手と東浜投手がプロテクトされていたらソフトバンクフロントの考えは理解不能になります。しかしここまでのメンバーを見て自分がプロテクト外と知った和田投手がショック受けるのは当然ですね。ライオンズで言えば中村選手と栗山選手を高給取りのベテランだから大丈夫でしょ、という理由でプロテクト外にするのと一緒ですから、そりゃファンは怒りますよ。


野手で三森選手と川瀬選手をプロテクト外にした理由はポジション被りです。セカンドは外崎選手がいますし、サードで使うにしても打力が引っかかる選手をライオンズは獲得しないだろうという理由でプロテクト外は一応理由にはなっています。川瀬選手はともかく、三森選手は契約更改の一悶着も理由に加えられそうです。





今回の人的補償はなんやかんやで闇に葬り去られそうな出来事なので、これ以上の追求は難しいと思います。ただ、ソフトバンクフロントのしたことは自軍の守るべき選手を守るというよりも、ライオンズ側が欲しがっている選手をある程度絞って、獲られるリスクの低いと見た選手は誰であっても思い切ってプロテクト外にしたという感じに思います。なので駆け引きに負けたという形ですが、これだと選手を駒のように扱っているので、余計にファンの印象は落ちる一方ですね。


私の予想ではありますが、このプロテクトリストなら渡辺GMは喜んで和田投手を獲得することでしょう。内海投手で結果以外の部分で大きな得を得ることに成功したので、そこに結果も付きそうな和田投手なら2億払ってでも獲得するはずです。今回の一件は後の人的補償でまた事件に発展しそうな予感がするので早急にルール改定が求められますが、まず言いたいのは「取られて困る選手は絶対プロテクトしとけ!!」、これに尽きます。人的補償獲得する球団が獲得選手変えるとか本来意味不明なことを通しているので、泣きつくぐらいの選手ならちゃんとプロテクトしとけ、ソフトバンクフロントに言いたいのはこの言葉になりますかね。




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