ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

真価の問われる選手その① —おかわり君—

今シーズンの成績が特に重要視される選手を、個人的に挙げていきたいと思います。



まずは中村選手です。



私は中村選手が打てない時期には「おすわり君」と表現していましたが、バカにしているわけではなく、本当に結果を残せていなかったから(要するにおかわり君と呼ぶ資格なし)そう表現していました。




今年に関しては、おかわり君かおすわり君かを決定づける重要なシーズンになると思います。



まず、複数年契約を結んでからは怪我やら不調やらで、4億円プレーヤーとしては失格の状況で、昨シーズンに2億8千万の単年契約でスタートしました。



シーズン前半戦は全くと言っていいほど打てず、しかも守備も怪我をしてからは打球にほとんど飛び付けずに完全に守備力Gの状態、さらに交流戦の中継ぎ投手が炎上していた時期に勝手に昇格してきては全く打てず、終いには本当にベンチでおすわりしているだけの試合も当たり前のようになりつつありました。



しかし、6月下旬のオリックス戦で金子千尋投手から本塁打を連発(おかわり)してから何かしらのきっかけを掴んだのか、そこから尻上がりに調子を上げていき、8月には月間MVPを獲得するまでに打棒が爆発しました。後半戦だけ見たら、文句なしのおかわり君復活でした。




しかし、CSの準備期間で上手く調整が出来なかったのか、CSではシーズン前半戦同様に全く打てず、守備でもチームの足を引っ張るだけ、さらに首脳陣の贔屓采配も加わって、CS敗退の野手の中での戦犯となってしまいました。




昨年の中村選手は、おすわり君→おかわり君→おすわり君、と調子が長期的にではありますが、大きく変化していたシーズンであったと思います。




ここで思うこととしては、おかわり君とおすわり君、どっちが中村選手だったのか、ということです。



皆さん月間MVPの活躍とシーズン成績の数字がそれなりに出ていたので、おかわり君復活と喜んでいますが、シーズン前半戦とCSの状態を忘れてはいけないと思います。



月間MVPの活躍を振り返ると、ど真ん中のボールは基本的に捉えて本塁打、さらにミート打ちの意識も生まれてチャンスでもチーム打撃が出来るようになり、さらには完全な強振をしなくなったことによって、ライトスタンドへの本塁打が増えたことが挙げられます。



シーズン前半戦とCSではこれらのことは出来ませんでしたが、まずは本人の意識次第で変わっている部分が大きいということが言えます。




この変化した部分が今年も結果として残せることが出来るかが、大きなポイントとなるでしょう。




不安な点としては、まずは本人の自己管理の低さ。あの体系を見て誰でも分かると思いますが、不摂生なのは周知の事実です。さらに自主練に徹底している話は聞いたことがなく、昨シーズンも自分の体重を把握していない、興味ないという趣旨の記事があったりと、これから衰える一方の身体に対して、対策が練られていないのが丸分かりです。




そして首脳陣の贔屓起用も大きな問題です。私は昨年何度も何度も中村選手に守備固めを出せと主張しました。戦略的な部分でもそうですが、何より初回から試合終了までずっと試合に出場し続けてしまい、さらにはサヨナラの走者になっても代走を出さずに走り続けたりと、ベテラン選手に対して過度な疲労を余計に溜めるだけの起用をしていました。結果として、9月辺りから疲れが見えてきて、残念ながら30本塁打を達成することは出来ませんでした。



ただ、ここに関しては今年から馬場コーチがヘッドコーチに就任してくれたことで、まともな采配を振るってくれるだろうと信じています。橋上さんは本当に無能なヘッドコーチでしたから。





内野には山田遥楓選手や金子一輝選手らが虎視眈々とサードのポジションを狙っていますが、簡単に渡してはおかわり君の名が廃れてしまいます。



まだまだ「おかわり君」として働いてもらわないといけません。「おすわり君」は不必要です。今年中にまずは400本塁打達成してもらいましょう。





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