ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7/21(日)西武×オリックス第15回戦 —気が付けば二桁得点に珍しくまともな投手継投 最下位相手に力の差だけは見せつける—


10-3で勝利です。序盤の打線の早打ち特攻作戦を除けば、ほぼ文句のない勝利内容でした。




【投手陣】

・ニール投手

1回

2アウトから吉田正尚選手に初球を打たれて2塁打、ここでモヤ選手を迎えます。



2球目のボール球のチェンジアップを完璧にすくわれて2点本塁打を打たれました。ボール球でしたが、コースが外角ではなく真ん中低めに行ってしまったのがマズかったです。



これはデータで楽しむプロ野球さんから拝借した、昨年のモヤ選手のゾーン成績です。モヤ選手は長いリーチで低めのボール、さらに外角のボールをヒットにすることには長けています。なので、勝負は基本高めのインコース勝負が適しているでしょう。


2回

先頭の小島選手に真ん中のチェンジアップをセンター前ヒット、フライ2つで2アウトからヒットと四球で満塁のピンチとなりますが、宗選手を簡単にセカンドゴロに打ち取りました。ボールが理想よりもやや高く、そしてチェンジアップが機能していないので、苦しい投球が続いています。


3回

1アウトからモヤ選手にボテボテの内野安打を許しましたが、中川選手を初球で併殺打に打ち取り、3人で終わらせます。


4回

小島選手、杉本選手がそれぞれ初球凡退、若月選手もセカンドゴロで三者凡退とリズムに乗ってきました。


5回

ゴロ2つとチェンジアップで空振り三振と三者凡退に抑えました。ツーシームがいい感じに的を絞らせない球になっています。


6回


先頭の吉田正尚選手に一発を浴びました。ここの投球ではファーストストライクに細心の注意を払って取り、そこからインコースのツーシームで相手の裏をかいて追い込んだまでは良かったのですが、追い込んでから再び同じボールを同じコースに要求してしまったのが敗因でした。とにかく吉田正尚選手はオリックスでは一番の強打者です。ここは多少球数を費やして構わないので、細心の注意を払って抑えに行く必要があります。




序盤はややボールが高くチェンジアップもストライクボールがはっきりしていて危なかったですが、2回の満塁のピンチを抑えてからテンポよく投げて行くことが出来ました。ホームラン2本はいずれも注意不足なところがありましたが、6回3失点と先発としての仕事はしてくれました。5勝目、本田投手と合わせて二桁勝利を稼いでいます。これもまた嬉しい誤算となっていますね。




・平井投手

7回から登板、おそらく回跨ぎの懸念をしたのは私だけではないはずです笑。投球自体は下位打線だったのも功を奏して三者凡退でした。やはりスライダーで空振りが取れなくなっているのが懸念材料ですが、今日はストレートと落ちる変化球が機能していたので、問題なしではありました。



・マーティン投手

8回は平井投手の回跨ぎではなくマーティン投手でした。これには一安心しましたね笑。1アウトから宗選手に当ててしまいますが、吉田正尚選手をチェンジアップでセカンドゴロ併殺打に打ち取りました。二遊間の連携も素晴らしかったです。やはり岡田選手だと安定して投げれているのは、何か理由があるのでしょうか。



・平良投手

7点差になって増田投手を温存出来ました。今日はストレートよりもカットボールが多めでしたね。ど真ん中に投げたストレートはモヤ選手に簡単に打ち返されましたが、カットボールは空振りも取れていたので、これは楽しみな変化球があるなと感じました。




なによりも珍しく投手継投に不満のない試合でした。平井投手を1回で下げたり7点差で増田投手を温存したり、とにかく無茶な継投は今後も控えていかないと、夏場はすぐにバテてしまいます。小野さんも今後もこういう無理のない継投を続けてくれればいいのですが。





【野手陣】

荒西投手とかよく分からないからどうせ早打ち特攻作戦でいくんだろうなと思ったら、案の定その通りでした。私も初めて荒西投手の投球を見ましたが、とにかく外角のボールを強引に振りに行ったら負けです。もちろん真ん中や高めのすっぽ抜けたチャンスボールは強振してもいいですが、それ以外はむしろ当てにいくか流し打つ打撃の方が攻略出来ると思います。

あとはオリックスの中継ぎからもコツコツと得点出来ました。エップラー投手に関しては最早増田投手を休ませてあげようという温情投球にさえ思えてしまいました笑。




・秋山選手

序盤の打撃は見てられないほど悲惨でしたが、7回に左腕の山田投手から貴重なタイムリーヒットを打ちました。全体的に見ると、まだ不調が続いている感じです。


・源田選手

ヒット自体は初回の3塁打だけでしたが、打撃の内容自体は秋山選手よりも上です。惜しい打球もありました。


・外崎選手

荒西投手の攻略を一番分かっていたかのような打撃でした。外角のボールは狙って流し打ち、落ちるボールはすくっでセンター前に運びました。いっそ打撃コーチ兼任でもいいのではないかとさえ思ってしまうほどの打撃でしたね笑。守備も華麗な連携プレーに平良投手の弾いたボールをカバーしたりと、攻守でチームを引っ張りました。


・山川選手

やっとですが、シーズン30本塁打目のどすこいを決めてくれました。直前のリプレー検証でセーフになったのもメンタル的に大きかったでしょう。比嘉投手の曲がんなかったスライダーを完璧に捉えました。ここから量産してくれないと困ります。


・中村選手

全体的に変則右腕のボールに全く合っていませんでした。併殺崩れで打点を記録するのがやっとでした。それよりも、自打球による負傷交代の方が心配です。


・栗山選手

もうひと伸びの打球だったり四球と思ったらまさかのストライク判定だったりと、運にも見放された1日だったでしょう。


・金子侑司選手

打順が上がってもお構いなしの活躍でした。今年は左打席の方が強い打球を打てています。


・岡田選手

打撃では落ちるボールをセンター前に打ち返すタイムリーヒットなどで2安打、守備でも試合の中で修正していくリードは良かったです。ここに関しては森選手も見習うべきですね。


・木村選手

2安打1犠打に走塁でも良い動きでした。過信は出来ませんが、ここ数試合は9番打者として最低限の仕事が出来ています。





とにかく良い流れの次は絶対に負けるのが今年の西武ライオンズですが、4番に長打が戻れば得点力は大きく上昇します。とにかくこの流れを簡単に潰さないことが大事です。明後日の楽天戦では、この流れに乗って敵地で3タテを決めてやりたいです。






よければポチっとひと押しお願いします!