9/12(木)西武×ソフトバンク第25回戦 —最大の敗因は打線にあり随所で酷いプレー連発で重くのしかかる黒星—

2019/09/12 23:07

2-3で敗戦です。十亀投手の頑張りが全て水の泡となりました。

今日は4回から見ることが出来ました。

【投手陣】

・十亀投手

1〜3回

ここまで7被安打、2度の満塁の大ピンチを抑えてなぜか無失点と意味不明すぎる結果になっています。

4回

ボール先行ながらも三者凡退、打たれたら終わりという雰囲気の中で、ソフトバンク打線が見事に十亀投手のカウントを取りに行った球を打ち損じています。

5回

今宮選手にヒットからグラシアル選手が送りバントで1アウト2塁、デスパイネ選手、柳田選手に危うく本塁打ボールを高く打ち損じてもらって、ギリギリのフライでピンチを脱しました。地味にグラシアル選手の送りバントに助けられました。

6回

三者凡退、不思議なほどにソフトバンク打線が十亀投手とタイミングが合っていません。

7回

三者凡退とテンポ良く終わらせて、7回を投げ切りました。

なぜ7回無失点なのか、全く理解出来ないほど投球内容と結果が別物でした。あり得ないほどにソフトバンク打線が打ち損じ祭りで、十亀投手の怪投を演出してくれたとしか思えません。とはいえ、この大一番で7回無失点とニール投手以上の結果を残してくれた十亀投手には、誠心誠意の拍手喝采を送りたいです。これで勝てなかったのですから、今日の敗因は野手にあることは間違いなしです。

・平井投手

いきなりグラシアル選手にインコースのストレートを捉えられてソロ本塁打、さらにデスパイネ選手、柳田選手の連打で1,3塁となり、松田選手に犠牲フライで2失点と負け投手になりました。正直外攻めで十分だったグラシアル選手へのリードや昨日良かった落ちる変化球を使わなかった森選手の配球にも問題ありですが、平井投手も本気で打たれてでも80試合登板を目指す気なのか。投げたい以前に無失点で抑える為にはどうすればいいのか、今一度よく考え直してください。

・小川投手

中村晃選手をサードゴロに打ち取り降板、2アウト1塁で内川選手相手に右左を気にする理由はありません。

・平良投手

ボール先行ながらも内川選手を打ち取ります。

問題は9回の回跨ぎです。甲斐選手にヒットから牧原選手をバント失敗で追い込んだのにまさかの暴投で進塁を許し、さらにレフトへのポテンヒットで甲斐選手がやや判断ミスしたところをサードアウトかと思いきや中村選手がチンタラタッチでセーフ判定で1,3塁のピンチに。ここまででエラー2つ絡んでいるようなものです。

今宮選手は空振り三振も、高田選手にスクイズを決められて失点しました。バッテリーもあまりにも無警戒すぎです。ここはボール球で様子を見るという配球にするべきでした。さらに川島選手のところでたまたますっぽ抜けたところをスクイズ失敗で2アウトも川島選手を歩かせたところで降板となりました。

致命的な1失点で、森選手や中村選手の責任も大きくさらには昭和バカがオリックス戦で失敗したはずの回跨ぎをまたやらかしたことにも問題がありますが、やはり平良投手も中3日空いてこれではかなり厳しいです。今後の継投に不安が残ります。

・野田投手

福田選手をショートゴロに打ち取りました。

十亀投手の奇跡の好投も結局は中継ぎが崩れてしまいました。やはりこの大一番でも右左でしか考えられていない小野さんは不必要です。仮にリーグ優勝したとしても、絶対に更迭は強制するべきです。

【野手陣】

打たれた平井投手と平良投手に批判の的が行きがちですが、よくよく考えると2点しか取れなかった打線が一番悪いです。たしかに今日の千賀投手は素晴らしかったです。しかし、西武打線も粘らずに真っ向勝負で本当に正しかったのか。個人的には中5日の千賀投手相手なら粘って球数を費やす作戦でいくべきだと思いましたけどね。

・秋山選手

酷すぎた2三振からタイムリー2塁打で息を吹き返しました。

・源田選手

エンタイトル2塁打を打ちましたが、肝心のチャンスで初球凡退はマジで空気をぶち壊しました。

・森選手

悪くない打球もありましたが無安打でした。守備も中継ぎに関してはボロボロの守備で足を引っ張りました。

・中村選手

9回に諦めないソロ本塁打を打っても手放しには喜べません。これでミスを帳消しにしただけです。そもそもこの大一番であんなチンタラした守備は論外です。あの守備がなかったらまだ勝ち目が残っていましたよ。

・栗山選手

2安打打ちましたが肝心のチャンスで空振り三振、なんもか当てようとはしていましたが、それよりも見極めて繋ごうという意識があれば空振りはなかったような気もします。

・外崎選手

秋山選手以上に酷すぎ。ボール球ばっかり空振りで見ていて苛立つだけでした。