パリーグ個人タイトル確定 西武ライオンズは打撃タイトル5部門独占
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000252-spnannex-base
パリーグの全試合が終わりました。これによって、今年の個人タイトルが正式に決まりました。
・首位打者 森選手
圧巻の打率329、さらに年間通しても一番悪い月が7月の279でしたので、ほぼ安定して打ち続けていたと言えるでしょう。首位打者だけでも凄いのに、ただでさえ負担のかかる捕手、しかもリーグワーストの防御率の西武投手陣をリードしての首位打者は化け物ですね。捕手としては史上4人目、パリーグでは野村克也氏に次ぐ54年ぶりの受賞となりました。
・最多安打 秋山選手
今年は春先の絶不調から始まり、チャンス弱さや守備での判断ミスばかり目立ちましたが、それでもシーズン179安打で最終的に打率3割に乗せたのは流石でした。そして個人的に注目したいのは打率や安打数よりも得点数です。今年の得点は112得点とキャリアハイ、この112得点はリーグトップで2位の森選手、外崎選手の96得点と16得点も差が付いています。なんやかんやで先頭打者としての役割は誰よりも一番果たせていたと言えるでしょう。
・最多本塁打 山川選手
これは手放しに喜んでいいものではないでしょう。夏場の不振から抜け出すことは出来ず、最後まで4番を中村選手に譲ったまま終わりました。目標の50本塁打にも達成出来ませんでしたね。それでも春先はよく打ちました。後半戦ばかり目立っていましたが、シーズン前半は山川選手が4番としてチームを牽引していました。あとは年間通しての活躍を期待したいところです。
・最多打点 中村選手
いやーー、これは私の予想を良い意味で裏切ってくれました笑。昨年の復活劇が嘘ではないと証明したどころか、夏場から打ちまくっていつのまにか4番に復活、8月なんか384という中村選手からしては考えられないようなハイアベレージを叩き出し、最終的に自己最高打率の286で終えました。そして恐怖の満塁男の異名に相応しい満塁成績(32-17,打率531,4本塁打49打点)
で打点も荒稼ぎして、こちらもキャリアハイまであと1打点となる123打点で打点王のタイトル獲得になりました。衰えるどころか進化する36歳の1年間でした。
・金子侑司選手
チームのスピードスターとして、足で相手バッテリーをかき乱しました。2位と11盗塁差を付けましたが、この成績には満足してはいけないでしょう。開幕1番打者に指名されながらも全く打てず、結局は9番打者でおさまってしまいました。秋山選手がほぼ流出確定という中で、再び1番打者を掴み取る最大のチャンスが訪れます。出塁率次第では50盗塁超えは十分に可能でしょう。さらなる盗塁を積み重ねて欲しいです。
当然ながら投手タイトルは0に終わりましたが(強いて挙げるなら平井投手の最多登板数ぐらい笑)、打ち勝つチームらしい個人タイトルの獲得となりました。タイトル獲得おめでとうございます。
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