https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00010003-nishispo-base

早速FA選手争奪戦の初日から渡辺GMが獲得に動きました。是非来てくださいアピールをするには一番手で話をするのは良いことですし、フロントからも珍しくやる気を感じるのは好材料です。

ここで私としては予想以上の出来事が。話に挙がっているのは西武、ヤクルト、中日、楽天、ロッテ、巨人となんと6球団も候補に挙がっています。正直そこまでの争奪戦を予想をしていなかった私としては、ちょっと驚いています。

この争奪戦によって、年俸が釣り上がることは間違いなしです。一応西武は4年4〜5億の複数年契約＋背番号一桁(7？)をプレゼントする形でなんとか呼び込もうとしているようです。福田選手の話を聞く限りでは西武の印象は決して悪く無さそうなので、可能性はまだ残されているとは思います。

福田選手は在京希望とのことなので、楽天と中日に行くことは多分ないと思います。さらに出場機会を考えると、丸選手や亀井選手のいる巨人の可能性は低くなってきます。ロッテも荻野選手、角中選手、清田選手に割って入るほど福田選手を優先するとも思えないので、ロッテも巨人と同じく可能性が低くなります。ヤクルトもバレンティン選手が残留の可能性が高くなったので、外野の一枠が埋まります。

ここまで来れば、秋山選手の流出がほぼ確定している＋仮に奇跡的な残留が起きたとしても木村選手より実力は上の福田選手からしたら、西武が一番都合が良い風に見えます。

あくまでも、これまでの報道が全部事実であれば、そしてそのままの流れで行けば、の話です。

金銭面では西武がダントツで不利なことに変わりはありません。メヒア選手と秋山選手の流出がほぼ確定的なので多少は金銭的な余裕がありますが、十亀投手に3年3億＋金子侑司選手と増田投手のFA流出阻止の複数年契約の為の予算を準備しなければいけないので、そこまでの余裕はありません。福田選手獲得以前に金子侑司選手と増田投手の流出阻止は最優先事項です。仮に巨人や楽天が本気を出して、西武の倍の金額を提示することもあり得る話です。

あとは福田選手自身がお金と出場機会のどちらかを、どこまで優先順位を変えずに行くかです。現時点では出場機会に拘っているのは間違いないでしょう。しかし、予想以上の争奪戦で年俸が釣り上がることは間違いなし、ソフトバンクも契約を上積みする可能性もあります。とある段階でやっぱりお金が欲しい、ということになる可能性も否定出来ません。

個人的に西武フロントはこれ以上の金額の上積みは無理だと思います。福田選手に対しては十分過ぎる金額だと思いますし、それ以上求められても払う必要があるのかと言われたら、疑問に思う部分はあります。明らかな銭ゲバ戦になったら、諦めるという選択肢もあると思います。

理想は秋山選手の残留ですが、個人的には諦めています。仮に福田選手獲得に失敗した場合も考えておくべきです。その場合は外国人選手の獲得が主な補強になります。フロントは福田選手獲得一本だけ考えず、第二、第三のプランを用意しておくべきです。

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