ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2019シーズン振り返り 背番号4 山野辺翔

【2019成績】

・1軍成績

9試合 打率071(14-1) 出塁率278 1打点 2四球 2死球 4三振 1盗塁 長打率143 OPS421 2失策


・2軍成績

87試合 打率271(303-82) 出塁率347 12本塁打 35打点 28四球 9死球 57三振 29盗塁 3犠打 長打率465 OPS812



【獲得タイトル】

・イースタン盗塁王(初)




ドラフト指名時からやたら即戦力としての期待値が高いように見受けられましたが、個人的には想定の範囲内です。確かに出世指名のドラフト3位の内野手、源田選手と丸被りするのは分からなくもないですが、そもそも源田選手自体が奇跡的な選手ですから、何でもかんでも当てにするのは大間違いです。



山野辺選手としては、見事にプロの壁にぶち当たったと思います。事前の情報では俊足巧打堅守という話でしたが、巧打はこれからの成長、俊足はさておいても守備がとても堅守とは言えません。源田選手クラスを最初から求めていたわけではなくても、セカンドにしては外崎選手と比べると全体的に鈍く感じてしまいます。サード守備に関しては論外レベルで、オリックス戦では山野辺選手のサード守備ミスで負けてしまった試合もありました。



1年目としては大きく裏切ってしまった山野辺選手ですが、名誉挽回に向けて大きく成長しているのは紛れもない事実です。1軍では1安打に終わりましたが2軍では12本塁打と長打力を見せ始めて、29盗塁も記録してイースタン盗塁王のタイトルを獲得しました。バッティングは1軍では変化球にクルクルバットが回ってばかりでしたが、ストレートにはそれなりに適応力があるのも事実です。2年目からは変化球への対応力がどれだけ向上したかが問われるでしょう。




難しいのは、今後の起用法です。ウインターリーグでも内野守備でミスが連発しているようなので、外崎選手を外野に回してまでセカンド起用はあまり賛同は出来ません。山野辺選手自身も今年新人選手で、元々の守備力が特別高くないところを見ると、複数ポジションを守らせるようとするのは一旦封印した方がいいかもしれません。



やはり可能性としては外野コンバートです。しかし、辻監督が山野辺選手の内野起用を考えていそうなので、外崎選手が外野に回ってセカンドを山野辺選手やスパンジェンバーグ選手等と競わせるかもしれません。個人的にはあんまり外崎選手をあっちこっちにたらい回しにするのはよくないと思いますが。。。




山野辺選手はまだまだこれからの選手なので、来年以降に期待して行きたいです。





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