ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2019シーズン振り返り 背番号10 森友哉

【2019成績】

135試合 打率329(492-162) 出塁率413 34二塁打 2三塁打 23本塁打 269塁打 105打点 96得点 72四球 2死球 89三振 1犠打 6犠飛 3盗塁 長打率547 OPS959 得点圏打率411 9失策



打率1位、安打3位、出塁率3位、二塁打2位、塁打4位、打点3位、得点2位タイ、犠飛3位タイ、長打率1位、OPS1位、得点圏打率1位




【獲得タイトル】

・首位打者(初)

・ベストナイン(2年連続2回目)

・MVP(初)

・8月月間MVP(初)

・最優秀バッテリー賞(2年連続2回目)




打撃面に関しては圧巻でした。シーズンに関しては文句の付けようのない完璧な出来でした。各部門軒並み好成績、しかもリーグ最下位の投手陣のリードをしながらのこの数字ですから、2億円到達も当然でしょう。



今年の好成績の要因には、シーズン通して不調が少なかったことがあると思います。月間成績を見ても、一番悪かった月は7月の279です。あとは全て月間打率290越えとなっています。特に後半は岡田選手が離脱してほぼフル出場していますから、本人の体調管理能力も軒並み上がったと見ていいと思います。



YouTubeでも森選手の天才的なバッティング特集みたいなのが動画に上がっていますが、シーズン振り返っても、森選手の天才的なバッティングは多数あったと思います。特に印象にのこっているのは東京ドームで甲斐野投手から打った逆転2点本塁打(その後サヨナラ負けしましたが)、満塁のチャンスで高橋礼投手から打った走者一掃タイムリー2塁打ですね。どちらも今見返しても何でこれがヒットやホームランになるのか、未だに理解出来ない部分があるほどです笑。打撃に関しては、本当に天才だと思います。





捕手に関してはまだまだ改善点多数ですが、今年1年で成長した部分はあります。リード面に関しては、まだ少ないとはいえ、必要に応じてインコースを使うことが少しずつ出来るようになりました。昨年は本当にビビって全部外でしたから、そこだけでも成長の跡はあります。



それでも、これだけ打ってもゴールデングラブ賞はまだまだ先の話です。まずは捕逸が断トツに多いです。記録だけでも捕逸12はパリーグ唯一の二桁捕逸記録になっていますし、ワイルドピッチとか含めたら、おそらくとんでもない記録になると思います。シーズンずっと出場しっぱなしで疲労があったことは考慮しますが、それにしてもポロポロ後ろに逸らしすぎでした。


さらに、自慢の強肩も今年は盗塁阻止率283で、スタメン捕手の中では最下位の数字となりました。これも疲労が原因ではありますが、送球も逸らしすぎだったり捕り損ねたりで、自慢の強肩が発揮出来ませんでした。



リード面も改善の跡が見れましたが、それでも未だにインコースが苦手な選手(井上選手等)に外勝負を挑んだり、逆にインコースが得意な選手(グラシアル選手等)にインコース勝負を挑んだり、配球面でも改善の余地は多数あります。元々天才肌の選手だけに、頭を使うことに関してはどうしても時間がかかりそうです。




CSでは攻守共にボロボロの状態でチームの足を引っ張ってばかりでした。CS敗退の野手最大の戦犯とも言える内容の酷さでした。やはり短期決戦での集中力も、まだまだ伸ばさないといけないです。






来年はもう少し指名打者起用や岡田選手との併用も兼ねて、なるべく無駄な疲労は減らしていきたいです。今年の大活躍がまぐれでないことを証明するためにも、来年も高い期待値の打撃を見せなければいけませんし、守備力の向上も課題です。森選手へのハードルは他の選手以上に高いものですが、それだけ森選手に期待しているということです。さらなる進化を期待したいです。






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