ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2019シーズン振り返り 背番号30 榎田大樹

小石投手は現役引退となり、巨人の打撃投手として再スタートとなりました。やはり戦力外は非常に勿体ないと思いますが、巨人で頑張って欲しいと思います。




【2019成績】

13試合 4勝3敗 防御率6.52 69回 86被安打 33奪三振 12被本塁打 21与四球 9与死球 2暴投 54失点 50自責点 QS率15.38 被打率305 K/BB1.57 WHIP1.55



与死球3位タイ




何故これだけ大炎上して4勝3敗と貯金1出来たのか、不思議でしかありません笑。移籍初年度の活躍がまぐれだと言われても、何も言い返せない結果となってしまいました。



春季キャンプの怪我で離脱してから開幕戦には間に合いませんでしたが、GWには何とか間に合うことが出来ました。ちょうど私が現地観戦した試合で日本ハム相手に8回1失点と好投してシーズン初勝利、ここで波に乗ると思いましたが。。。




その後ソフトバンク戦で7回まで2失点に抑えたのを最後に(8回に力尽きましたが)、結果として好投と呼べる試合はほとんどありませんでした。年間通して安定とは程遠く、CSでも初戦の9回に登板して3失点とCS敗退に大きく貢献して、シーズン最悪の幕切れとなりました。




防御率6点台はとても褒められたものではありませんが、よくよく考えてみると、6点台ほど悪いものではありません。この防御率の悪化はソフトバンク戦や9月のロッテ戦などで強引に引っ張りすぎて余計に失点した分もあります。そして4勝の内3勝は日本ハムから稼いだものです。内容はさておいて、日本ハムキラーとしては以外にも活躍したと言えるでしょう。




それでも、一昨年と比べれば、どう考えても昨年は悪すぎます。まず、普通に打たれすぎです。被打率は驚異の3割超え、しかも9与死球はなんとリーグ3位タイ、69回しか投げてなくてこの数字はぶっ飛んで異常です。この当てすぎには、乱闘騒ぎが起きた翌日のオリックス戦での先発起用を心配する声が多数上がったほどでした。




ここまで滅多打ちされるのには、変化球がど真ん中に集まってしまったことがあると思います。榎田投手は強気のインコース攻めの投手なので、多少の死球の多さはやむを得ません(それでも昨年の死球数は多すぎです)。一昨年の好投の要因には変化球が低めに集まって相手打線の凡退を誘うことが出来ましたが、今年はほとんどど真ん中に集まってばかりでしたので、相手からしたら打ち崩すのは容易だったと予想出来ます。また、パリーグ2年目になって、他球団から徹底的に研究されたこともあったと思います。





今年はまずは変化球の精度を戻すことです。もう年齢的に上積みは期待出来ないので、いかにして一昨年の変化球を取り戻すか、今年もど真ん中に投げ続けてしまっては、また炎上するだけです。2年連続でまぐれで勝ち越せるほどプロは甘くないので、今年は一つの正念場になると思います。





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