ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

過去のドラフトを振り返ってみよう—2015年—

【2015年ドラフト指名】


◯1位 多和田真三郎 投手 富士大 右投右打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

72試合 29勝21敗 434.1回 304奪三振 防御率4.17

⚪︎獲得タイトル

・最多勝(18)

⚪︎ランク:C



DかCで非常に悩みましたが、最多勝というタイトルを評価に入れてC評価にしました。ギリギリのC評価で、ここから全く投げれずに終わったら病気であっても同情せずに、厳しく1ランク下げます。

大学4年時は怪我のためほとんど投げていませんでしたが、大学3年までの圧巻の成績と潜在能力を高くしての1位指名でした。

1年目から7勝を挙げるなど荒削りながらも楽しみな投球でファンの期待値は高まります。大きく飛躍したのが18年、開幕から6連勝を飾る最高のスタートを切り、途中に大炎上しながらも最後にまた調子を上げて、この年は2度の月間MVP、16勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得しました。ここからエースとしての活躍を期待したのは私だけでは無いと思います。

しかし、エースとして期待された昨年はファンの期待を大きく裏切ります。唯一良かったオリックス戦での完封サヨナラ勝ちを除けば本来の多和田投手には程遠く、昨年は1勝6敗と不本意すぎる数字に、さらに12月に自律神経失調症であることが発表されました。

とにかく病気の完治、そして完全復帰が望まれます。多和田投手にとって、シーズン延期により、焦ることなく治療とリハビリが出来ることが幸いだったでしょう。再びマウンドに立つ姿を待ち続けたいです。





◯2位 川越誠司 投手 北海学園大 左投左打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

1軍出場なし

⚪︎ランク:E



今は外野手の川越選手ですが、元々は投手指名で入団しました。

渡辺GMが注目しての指名選手でしたが、投手としてはノーコンがあまりにも酷すぎ、そして防御率もまともな数字ではないので、少なからず投手としての指名は大失敗でした。

しかし、元から野手としての潜在能力を評価する声もあり、投手としてはダメでしたが、野手転向後は成長曲線が凄まじく、気が付けば外野手レギュラー争いの1番手に名乗り出ていました。結果次第ではすぐにランクも上がります。理想はB評価まで辿り着ければ万々歳です。





◯3位 野田昇吾 投手 西濃運輸 左投左打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

141試合 4勝1敗26H1S 115.1回 91奪三振 防御率3.12

⚪︎ランク:C



元日に声優の佳村はるかさんとの婚約が発表されて、色々とざわつかせた選手です笑。

即戦力として期待され、1年目から中継ぎとしてそれなりに投げました。3年目となる18年は58試合に登板して防御率3.51、19H1Sを挙げるなど、ほぼ年間フルで投げて、10年ぶりのリーグ制覇に貢献しました。

しかし、昨年は不本意な結果に終わり、今年は結婚もして心機一転しての結果が求められます。この年のドラフトで一番早くB評価に到達する可能性があるのは間違いなく野田投手なので、せめてこの年のドラフトから最低限の収穫があるようにはしてもらいたいです。




◯4位 大滝愛斗 外野手 花咲徳栄高 右投右打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

53試合 8安打 3打点 打率131

⚪︎ランク:E



愛斗選手ですね。昨年プロ初安打を打って、今年が一つ勝負の年です。

しかし、期待されながらも1軍ではガチガチスイングで凡打量産が代名詞になりつつあり、期待値であれば川越選手、鈴木将平選手の方に大きく軍配が上がります。このままハズレで終わらずに、右打者からも結果を残してもらいたいものです。





◯5位 南川忠亮 投手 JR四国 右投右打

⚪︎1軍通算成績 16〜19年

14試合 13.1回 12奪三振 防御率9.45

⚪︎ランク:E



昨年戦力外になった選手です。コントロールがひどく、13.1回で14四球と1回に1個以上の四球を与えている計算になります。2軍でも防御率が毎年4点台など、2軍でも満足に結果を残せませんでした。

今年から再びJR四国に戻って、現役選手として続けるみたいです。





◯6位 本田圭佑 投手 東北学院大 右投右打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

24試合 6勝7敗 106回 61奪三振 防御率5.18

⚪︎ランク:D



指名当初はサッカーの本田圭佑選手と同姓同名で色々とざわつきましたね笑。

とはいえ、18年までは1軍から見たら実力は遠く及ばず、昨年の開幕前には私は本田投手は絶対に今年(19年)限りで戦力外間違いなしだ、と断言してしまうほどでした。

しかし、昨年は4月のロッテ戦でプロ初勝利、そこからロッテから4勝を挙げるロッテキラーとして活躍して、結果的に6勝を挙げて私の予想と真逆の結果を残して、私の見る目のなさを象徴する結果にもなりました笑。

今年は真価が問われる年ですが、オープン戦でも今ひとつで、2軍でも大炎上で昨年の成績がまぐれな可能性が出てきました。シーズン延期になった今の時期に、もう一度昨年のコントロールを取り戻してもらいたいです。





◯7位 呉念庭 内野手 第一工大 右投左打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

66試合 34安打 16打点 2盗塁 打率195

⚪︎ランク:E



呉選手は1年目が一番期待出来たかもしれません。1年目は43試合出場、打率1割台ながらも18四球を選ぶ選球眼で、出塁率282とまずまずの数字を残しました。

しかし、2年目以降は徐々に数字を落としていき、昨年は1軍出場0で終わりました。打率も残しにくい上に守備も捕球がままならないレベルで、とても内野手としてやって行けないレベルでした。気が付けば他の選手が続々と成績を残していき、呉選手の存在は忘れられかけました。

そんな中で、今年は練習試合で山川選手の代走から犠牲フライで生還、そして直後にファースト守備を守るという、これまでなかった采配の一つが見れました。呉選手が生き残るとすれば、今はこの道しかないでしょう。崖っぷちの中でどう生き残るかが注目です。





◯8位 國場翼 投手 第一工大 右投右打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

17試合 1勝2H 17.2回 6奪三振 防御率3.06

⚪︎ランク:E



昨年シーズン終盤に突如現れて、プロ初勝利を挙げました。ハズレだらけの第一工大選手の中で、唯一の可能性がある選手かもしれません。

今年はキャンプの調整不足でB班行きになりましたが、3月には2軍戦に登板して2回無失点でした。まだ本調子ではありませんでしたが、シーズン開幕してから状態が戻っているかが鍵を握ります。





◯9位 藤田航生 投手 弘前工高 左投左打

⚪︎1軍通算成績 16年〜

1軍出場なし

⚪︎ランク:E



変則フォームからの投球に期待されましたが、昨年まで1軍出場なし、2軍でも防御率5点台など、ここからの成長は厳しそうです。





◯10位 松本直晃 投手 香川オリーブガイナーズ 右投右打

⚪︎1軍通算成績 16〜19年

30試合 1H 31.2回 20奪三振 防御率6.25

⚪︎ランク:D



ドラ10とかほぼ育成と同じような下位指名の選手でした。

一応は成長の跡は見えましたね。入団当初はストレートは140km行くか行かないかのレベルでしたが、18年には145km計測するまでになりました。この年は敗戦処理で24試合に登板しましたが、やはり成長したとはいえ限界があり、敗戦処理で投げたのが最高点でした。根本的に不足している部分が多かったです。

今年から沖縄初の野球チームに所属するみたいです。






ドラフト総評:D

まだ暫定評価とはいえ、なんか物足りないというか、どうも微妙な感じが拭えないんですよね。まだ指名してから年数も浅く、これからの選手も多数いますが、期待値的には14年のドラフトの方が高いと思います。一応多和田投手、野田投手がB以上になる可能性があり、川越選手が未知数ながらも期待値は高く、下位指名からだと本田投手、國場投手がC評価まで辿り着けるかどうかになると思います。





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