ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7/21(火)西武×ロッテ第6回戦—捨て試合のはずが気が付けば大勝 ワンチャンスをものにして勝ちパターンを休ませる理想的な展開—


8-3で勝利です。負けを覚悟した観客入れての本拠地初戦は、結果的に大勝となりました。





【投手陣】

・今井投手

1回

1アウトからマーティン選手のフライを鈴木将平選手とスパンジェンバーグ選手がお互いに譲り合って結果的に落球(記録は二塁打)、菅野選手は空振り三振に抑えますが、安田選手にストレートを強烈なセンター返しのタイムリーヒットで失点します。

この1失点に今井投手の責任はほぼないです。普通に行けば三者凡退でした。マーティン選手のフライは落ちたところからしてスパンジェンバーグ選手が取るべきでしたが、結果的にお互い連携出来ずにお見合いして落球という最悪な結果になりました。ここら辺は鈴木将平選手の経験の浅さとスパンジェンバーグ選手の連携の下手くそさが出てしまいました。


2回

角中選手に二塁打(外崎選手逆シングル取れず)、1アウトから藤岡選手に真ん中に入ったスライダーを打たれて二塁打、この回は二塁打2本で失点します。尚も1アウト2塁のピンチでしたが、田村選手のショートゴロで藤岡選手が暴走して3塁タッチアウト、荻野選手をサードゴロに打ち取りました。

ここまでストライク勝負出来ていますが、真ん中に入った球を痛打されています。


3回

先頭のマーティン選手に四球(これは一応勝負はしている)で歩かせますが、ボール先行ながらも菅野選手をライトフライ、安田選手はフルカウントから見逃し三振+盗塁失敗の併殺で3アウトにします。この回はマーティン選手の四球で崩れかけたところをなんとか持ち直しました。


4回

レアード選手をスライダーで空振り三振、角中選手の打球を木村選手がナイスキャッチで2アウトにします。

しかし、ここからアホッタレ今井達也を発動、中村奨吾選手を四球で歩かせて盗塁で2塁のピンチになり、藤岡選手チェンジアップをバットをへし折りながらもレフト前に運ぶタイムリーヒットを打たれて失点します。この失点は論外ですね。せっかくの木村選手の好プレーを台無しにしました。


5回

ここも木村選手の好プレー込みで2アウトまで行きますが、そこから連打で1,3塁のピンチになり、レアード選手を迎えます。



フルカウントからの6球目、正直外れたかなという外角のストレートでしたが、ここで球審がストライク判定を出してくれたおかげで、見逃し三振に抑えることに成功しました。ロッテファンからしたら不満かもしれませんが、その前の1,2球目の甘い球を仕留められなかったレアード選手の不調にも問題があると思います。

中5日で球数98球、さらに5回直後に逆転したことを考えれば、今日はここで交代させるのがベストなところでしょう。




1回の失点はほぼエラーの失点だから同情の余地あり、2回はまだ仕方ないにしても、4回の失点は論外でしたね。こういう失点があるから、いつまで経っても成長出来ないままなのを自覚してもらいたいです。あとは藤岡選手にも低めの変化球を簡単に打たれて2安打2打点挙げられているので、ここら辺も課題になりそうです。

ただ、今日はテンポが悪いながらもなんとかストライク勝負に持っていくことが出来ました。序盤はチェンジアップ、中盤からはスライダーの変化球も要所では決まっていたので、そこも良かったですね。あとはもう少しテンポ良くストライク勝負してもらいたいです。そして、木村選手の好プレーから失点やら失点しかけたりは木村選手に大変失礼なので、木村選手にはしっかり謝罪して下さい。




・宮川投手

1点リードの6回、平井投手はブルペン外なので、今日は宮川投手に託されました。

結果は三者凡退、角中選手にはカウント3-1でしたがセカンドゴロに打ち取り、中村奨吾選手はカーブで見逃し三振に抑えました。角中選手に四球を出さなかったのが大きかったです。



・森脇投手

5点差で安心して登板します。問題なく三者凡退でした。点差のついた場面で結果を残し続けてもらって、またHの付く場面でチャンスをもらえるように頑張ってもらいましょう。



・小川投手

いきなり菅野選手を四球で歩かせます。さらに安田選手にも2ボールになりたまらず森選手がタイムを取り、ブルペンではギャレット投手が準備を始めてしまいます。

結果的に菅野選手はフルカウントからストレートを見逃し三振+盗塁失敗の併殺で2アウト、レアード選手にヒットを打たれて代打清田選手のところで交代となりました。

別にここで無理に交代させる必要はありませんが、いきなり先頭打者を四球で出して、さらに2アウトからヒットを打たれてで、辻監督もご立腹だったのかもしれません。



・田村投手

2アウト1塁から登板、清田選手をチェンジアップで空振り三振に抑えます。

そして9回も続投、先頭の中村奨吾選手に初球のストレートをセンター返しでヒットを打たれます。ここでブルペンで増田投手がキャッチボールを始めますが、井上選手は逆球ながらも5-4-3の併殺打で2アウト、佐藤選手をセカンドゴロに打ち取った試合終了です。

田村投手も辻監督の恋人やら愛人やら言われないためにも、登板した試合で結果を残す以外に方法はありません。




ギャレット投手と増田投手は少しだけブルペンで準備してしまいましたが、結果的に勝ちパターンを使わずに勝てたことは非常に大きいと思います。





【野手陣】

4回まで中村選手のホームラン1本のみで美馬投手相手に何をやっているんだと呆れていましたが、5回からのワンチャンスを逃さずに逆転、さらに6回からのチャンスもものして、結果的に8得点挙げることに成功しました。

さらに吉井コーチの迷走ぶりもなかなかの酷さで、西武が今井投手を5回で降ろしたのに対して、ロッテな6回1アウト満塁で栗山選手を迎えるところで松永投手かなと思いきや美馬投手続投、さらに藤岡選手のエラーで失点しても美馬投手続投、結果的に先発を無理やり引っ張ったことが裏目に出た形となりました。どうも今年の吉井采配は敵チームから見ても疑問に思うことが多いですね。




・鈴木将平選手

結果的に今日のお立ち台に上がったのは鈴木将平選手でした。1番打者としての仕事は出来ませんでしたが、チャンスで犠牲フライ+タイムリーヒットで3打点、勝負強い結果を残しました。

ここまで来ると3番も考えてしまいますね。個人的には1番打者になってもらいたい考えですが、積極的なスイングとあんまり四球を選ばないスタイル、さらに外崎選手の不調ぶりを考えると3番もなくはないなかなと、ここら辺は悩みどころです。



・源田選手

無安打で全くいいところなし、明らかなボール球空振りしたり押し出し点欲しいところで相次いで凡退、とても2番を任せられる状態ではないですね。



・外崎選手

3番になってから悪い日が多すぎて、これは3番はやめた方がいいのかなと考えてしまいます。源田選手と外崎選手が打ってくれないと、鈴木将平選手の活躍が意味なく終わってしまいます。



・山川選手

1安打2出塁、すっぽ抜けを強振したりで長打は出ませんでした。



・森選手

5回に得点のきっかけとなるラッキーな内野安打など2安打でしたが、根本的に初球を打ち上げるだけになったりで、本調子とは言えません。



・中村選手

唯一、美馬投手に最初から合っていたのが中村選手でした。ホームランにフェンス直撃ヒット込みに2四球で、全打席で活躍しました。これなら5番でもいいぐらいですね。



・栗山選手

無安打でしたがチャンス拡大の四球(決して簡単ではなかった)を選び、さらに満塁のチャンスで併殺打かと思いきやまさかのエラーで打点を挙げました。状態は良いので、やはり7番は勿体ないです。



・スパンジェンバーグ選手

ミスを帳消しにする3安打3打点と大活躍しました。今日は積極的に打ちに行き、それが結果を出しました。しかし、守備では前々から指摘している通りに連携すらろくに出来ていないので、今日であればせめて守備固め起用はしないといけません。これでまだ栗山選手より守れるとか思っているなら、それこそ守備コーチ含めて何を考えていやがるのか、と一喝したくなります。



・木村選手

無安打でしたがバントを決めて、何より今日は守備で好プレー連発でしたので、今日は無安打でもいいです。しかし、チャンスで3球三振などいつも通りの木村選手に戻っているので、明日小島投手から無安打なら川越選手にもチャンスを与えるべきです。



・呉選手&山田遥楓選手

両選手共に山川選手、中村選手の代走からの守備固めで出場しました。主力を休ませる意味でもこの起用はいいのですが、両選手共に走塁で問題発生です。

呉選手は中村選手の打席でカウント0-2から盗塁を仕掛けて失敗、山田遥楓選手は代走出塁からスパンジェンバーグ選手の打球を足に当ててしまい守備妨害でアウト、両選手共に余計なことや当たり前のことが出来ずに無駄にアウトカウントを重ねてしまいました。こういったことをしていると、辻監督からの評価も下がってしまいます。




本当に最低限ですが、今井投手に勝ち星が付いたので、高橋光成投手もこれに続いてもらいたいです。高橋光成投手も中5日で個人的に捨て試合判断をしてしまいますが、私の判断が間違いだったということを証明してもらいたいです。





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