ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り替え 背番号3 山川穂高

【2020成績】

102試合 打率205 401打席 322打数 66安打 7二塁打 24本塁打 145塁打 73打点 47得点 100三振 64四球 13死球 2犠飛 6併殺打 出塁率357 長打率450 OPS807 得点圏打率287 2失策



本塁打5位タイ 打点4位タイ 三振8位タイ 四球7位 死球2位 長打率10位 OPS10位




背番号3を背負っての2020シーズンは打率最下位で最終盤は1軍にいないという悲惨な結果に終わりました。



開幕してからのソフトバンク6連戦は良かったのですが、開幕当初の右中間へのホームランはすぐに影を潜めて、7月以降の打率は落ちる一方でした。とはいえ、打率は低いながらも出塁率、長打率はキープ出来ていたのでこの頃はまだマシでした。



8月の日本ハム戦でフルスイングの際に足首を負傷してから、山川選手のバッティングフォームが一気に崩れました。足を負傷してからスイングの力が鈍くなり、身体の開きが早くなって強引なバッティングが増えました。山川選手は長距離砲なので引っ張ること自体はいいのですが、ただ力任せのバッティングでチャンスボールを打ち損じだらけになりました。


足を負傷していこうはファースト守備をメヒア選手に譲り(たまにサード守備がありましたが)状態が上がるのを待ちましたが、9月以降は打率1割台にしずみ、結局10末に登録抹消されて山川選手の2020シーズンは終了となりました。



前提として、そもそも足首を負傷させた時点で登録抹消させずに最終盤に抹消させて最後のCS争いに山川選手不在の状況を作ったシリアルキラー辻発彦の責任は非常に大きなものですが、山川選手としても怪我があったとはいえ今年は17年以降で一番の低打率、打率最下位に沈みました。これまで不調になるとなかなか状態が上がらずに長引くタイプですが、今年はシーズンの大半が不調というあまりにも状態が上がらなさすぎでした。



相手チームとしても山川選手には警戒心から厳しい攻め方増えてきて、死球は2位など厳しいインコース攻めにも苦慮しました。山川選手自身性格の優しさから怒りませんが、連続で当てられたらせめて相手投手に睨みを効かせるぐらいはしないと、相手も遠慮なくインコース攻めを狙ってくると思います。



厳しいインコース攻めや足首の負傷などでバッティングフォームが崩れっぱなしでしたが、打撃コーチが使い物にならない以上は山川選手自身の好不調の波を減らす能力も求められます。今年はそれがあまりにも長すぎました。最後は元々のバッティングフォームに戻すなどもありましたが、山川選手自身が一番しっくりくるフォームの固定をすればいいと思います。不調の時にどれだけフォーム修正出来るか、それが出来なければ1年間レギュラーとしての活躍は不可能です。





まずは足の怪我を治すとして、来年は4番としての活躍を期待します。リーグ連覇は山川選手が4番として活躍したからです。だからこそ山川選手はホームランと打点の二冠王に輝かなければ、チームの上位進出がないわけです。背番号3を貰った以上はその背番号に恥じない活躍が求められます。




来年も厳しいインコース攻めが予想されます。結局はインコース攻めさえすればなんとかなると思われてしまったのが今年の山川選手です。当然ながらミスショットを減らす、持ち前の選球眼も活かしてバッティングフォームも固定出来れば、来年復活の可能性だって十分にあります。目指すはホームランと打点の二冠王、それができれば自然にチームの上位進出が見えてきます。





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