【2020成績】

90試合　打率231　301打席　264打数　61安打　12二塁打　2三塁打　8本塁打　101塁打　33打点　25得点　75三振　18四球　7死球　9犠打　3犠飛　5盗塁　4盗塁死　4併殺打　出塁率295　長打率383　OPS677　得点圏打率229　2失策

死球7位タイ

今年もライトのレギュラー起用でしたが、数字はいつも通りの木村選手の数字でした。

たしかに若手選手の成長が追いつかなかったのもあって、木村選手超えの外野手がいなかったのも事実です。なのでレギュラー扱いに関してはやむを得ない部分もあります。

褒めるべき点は対左投手から打率303と打っています。守備でもUZR-5.3でしたが強肩を武器としたライト守備で相手の進塁を止めることが出来ました。このように、今年の木村選手は良かった部分もあり、対左キラーとしてのスタメンや守備固めとしての起用など、適材適所の使い方をすれば当然打率も改善されますし、アンチ木村の声も少なくなるはずです。

さらにたまに打つのが木村選手ですが、そのたまに打つインパクトが強いです。岩嵜投手から打った満塁ホームラン、バーヘイゲン投手から打った3点ホームラン、バント失敗直後のホームランなど、数少ない活躍がチームの勝利に直結しているだけあって、その印象は非常に大きいものになっています。

しかし、木村選手に関しては既に私の周囲の他球団ファンからも認識されているほどの辻監督愛人枠です。対右打率194の木村選手を何のためらいもなくスタメン起用、それに加えて今年はちょっと打つと1番など上位打線に起用したりと他球団ファンも納得する愛人起用を今年も采配しました。

今年の外野手は木村選手を超える選手がいなかったのでレギュラーなのは分からなくもないですが、打率2割前半の来年33歳になる中堅選手を固定起用するメリットはどこにもありません。だったら木村選手より数字が低くても若手選手の経験の場数を踏ませてくれという意見になります。木村選手をスタメン固定するのは辻監督以外に他にいません。

そして木村選手もこんだけチャンスもらってこれっぽっちの数字しか残せていませんから、結局はアンチの声も木村選手自身が結果を残せていないから悪いということになります。今年もミート力の低さ、チャンス弱さ、たまに打ちますがその「たまに」を発動するまでにたくさんの打席を無駄にしていることがほとんどです。これが32歳になっても変わらないので、もうこれ以上の成長は見込まないでしょう。

本来であれば使い方を間違いなければ立派な1軍戦力になりますから来年は適材適所の起用をお願いします、と言いたいところですが辻政権が続く限りはそれは無理でしょう。ということで来年も若手選手のスタメン起用を阻む壁として、打率2割前半の数字になると思います。

今年も木村選手への不満は多かったですが、決して木村選手が嫌いとかFA移籍しちゃえとかそういうことではありません。使われる以上は木村選手も結果を残さないといけませんし、簡単にレギュラーの座を明け渡すことのないバッティングをお願いしたいです。たまに打つ活躍をどれだけ頻度を上げれるか、木村選手に残された道はたまにから脱却でしょう。

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