ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り返り 背番号10 森友哉 

【2020成績】

104試合 打率251 405打席 358打数 90安打 15二塁打 2三塁打 9本塁打 136塁打 38打点 46得点 67三振 38四球 3死球 2犠打 4犠飛 4盗塁 2盗塁死 7併殺打 出塁率325 長打率380 OPS705 得点圏打率232 7失策



犠飛4位タイ 失策9位タイ





昨年のリーグMVP、選手会長として挑んだ今シーズンは大変不甲斐ない成績に終わりました。



3月は好調でこの時期に開幕していればと思う結果でした。東京五輪の延期やコロナで自粛間に安いハニトラに引っかかったりとありましたが、ここで調整失敗したのが大きく響きました。



開幕してからバッティングの調子は悪かったです。昨年までの森選手ならすぐにバッティングの調子を取り戻してくれるので、開幕直後は私も時間が経てば解決するものだと思っていました。



しかし、今年の森選手は異常なまでにこの不調が続きます。月間打率は10月まで一度も3割どころか2割7分にすら到達せず、たまに打っても次の日にはすぐにダメになってしまい、2割5分を行ったり来たりを繰り返しました。得点圏打率232でたったの38打点、打撃の天才がここまでバッティングで苦戦する姿は初めて見ました。



それに追い討ちをかけるかのように課題の守備力の低さも大きく足を引っ張り、夏場には森選手がスタメンマスクを被ると負けるという疫病神にも取り憑かれて、一時期はスタメンマスク剥奪という事態に陥りました。元々バッティングがメインの森選手が打てないとなってしまっては、スタメン起用する価値は大きくなくなってしまいました。



攻守共に過去最悪の出来となり、昨年のリーグMVPの面影もなく、リーグ優勝を逃した要因となってしまいました。



とはいえ、私自身も森選手に過剰な守備力向上を求めてしまったことは反省しないといけません。今年は散々守備に不満を述べてきましたが、元々バッティングメインの森選手に、ましてや仮免3回落ちた頭脳に捕手としての守備力やリード面の向上を求めても限界がありました。夏場の日本ハム戦のサヨナラ勝ちで森選手は泣き崩れましたが、打てない上に守れないことで逆転を許して負ける寸前まで相当に追い詰められての涙だったと思います。あの涙を見たとき、私自身も森選手に間違ったものを求めてしまったかなと思います。





「打撃こそ正義」来年の森選手に与えるべきテーマはこれです。守備は期待しない代わりに守れなくてもミスしても打てばそれでいい、要するにバッティングで文句のない結果を残して欲しいということです。今年は盗塁阻止率は良かったので森バズーカは期待するとして、後はバッティングです。求めるものは柳田選手、吉田正尚選手、近藤選手とのハイレベルな首位打者争いを演じてもらうことです。それが出来た昨年はリーグ優勝出来ました。ですから森選手にハイレベルな首位打者争いは可能です。



森選手にとって3割は及第点です。目標は首位打者、ダメでも首位打者争い、さらには得点圏打率でも勝負強さを発揮してもらい、打点王争いにも参戦してもらいたいです。打てれば3番捕手、打てなければ2軍再調整、森選手には余計なことを考えずに天性のバッティングを発揮してもらえればそれで良いです。今年の精神的な苦し涙は来年嬉し泣きしてもらいましょう。





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