ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り返り 背番号28 森脇亮介

【2020成績】

47試合 防御率1.35 7勝1敗16H23HP1S 46.2回 22被安打 3被本塁打 41奪三振 奪三振率7.91 20与四球 1与死球 1暴投 8失点 7自責点 被打率148 K/BB2.05 WHIP0.90




ホールドポイント7位タイ




本当に予想もしない大活躍でした。チームを最後まで支えてくれたブルペン陣の1人です。




今年は開幕から1軍スタート、リリーフB班としてホールドの付かない場面でしっかり結果を残してきました。唯一のホールドチャンスとなったオリックス戦でガチガチに荒れてホールド失敗、それもあって序盤はリリーフB班固定となりました。リリーフB班としては完璧な投球内容で途中から早く勝ちパターンに昇格して欲しいと思えるほどのものでした。




8月からギャレット投手が攻略され始めて勝ちパターンが崩壊してきた中で、森脇投手にも遂にホールドの付く場面での再チャンスが訪れます。8月のオリックス戦で今季初ホールド、さらに今季初勝利を記録してから6回の座を確保、9月からは7回に昇格して森脇-平良-増田の新たな勝ちパターンの一角を担う形となりました。



勝ちパターンに昇格してからも安定した投球を続けて、9月も3勝するなど一時はチーム最多勝候補になる勝ち運も発動しました。10月からは流石に疲れが見え始めてロッテ戦で3点ホームランを打たれて負け投手となってしまい防御率0点台には届きませんでしたが、それでも防御率1.35は平良投手、増田投手を抑えて主要リリーフ陣トップの防御率となりました。





今年の飛躍の要因として、まずストレートの球威アップ、そして昨年目立った失投が格段に減ってキレで勝負出来るようになりました。一度タメを作ってから投げる独特のフォームも相手打者のタイミングを外すのに適していて、まさに相手の打ち損じを狙うのに打って付けのものでした。特に被打率148、WHIP0.90はかなり評価出来るものです。メンタル面でも不安定さがありましたが、そこを実力でしっかりカバー出来たのも大きいです。





来年も勝ちパターンとして期待が高まりますが、今年の酷使の影響は心配なところです。実際にシーズン最終盤はかなり不安定な投球でしたし、与四球がかなり増えてしまいました。明らかに投げすぎでしたので、シーズンオフにしっかり休むことも大事になってきます。





本当に勝ちパターンとしての地位を確立してくれました。ドラフト指名時から妻子持ちであまり注目されませんでしたが、端正なルックスと結果を出したことによって人気が爆上がりしました。森脇投手に限ってそんなことないと思いますが、週刊誌には注意して、来年以降も実力と人気の両方を兼ねそろえて、チームを代表する選手になってもらいたいです。





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