箱根駅伝の往路が終わりましたが、、、全くもって予想だにしない往路の結果にビビっています笑。やはり今年の箱根駅伝順位予想も当たる気配がないですね。

◯往路1位　創価大学

あっぱれの走りでした。1区から出遅れずに3区で2位をキープ、そして4区で昨年10区区間記録保持者の嶋津選手が足を吊りながらも区間2位の快速で先頭に立ち、苦手な山も完璧に克服して区間2位の走りで往路優勝です。一切ミスなく全員が合格点の走りが出来ました。

復路はどうでしょうか。2分差ありますが東洋、駒澤、帝京は復路にも選手を残しているだけに、総合優勝には昨年の嶋津選手みたいな圧巻の走りをする選手が必要になっていきます。

◯往路2位　東洋大学

こちらも予想を覆す好走でした。昨年と違うところは4区までミスがなかったこと、1,2区の下級生が前の見える位置での走り、とくに2区4位の1年生松山選選手の走りはもっと称賛さらるべき走りです。序盤は下級生の好走、3区前田選手も踏ん張り4区吉川選手はあまり良くはなかったですが最低限粘りましたので、5区宮下選手でなんとか往路2位まで順位を上げることが出来ました。

復路は西山選手が果たして走れるのかどうか、復路は区間一桁で走れる選手が多いので、どこかで一発逆転出来る区間があれば逆転優勝の可能性もあります。

◯往路3位　駒澤大学

1区15位と撃沈、加藤選手がまさかの当日変更で何かアクシデントがあったかと思いますが、1年生白鳥選手にはあのアップダウンの激しい1区は荷が重かったようです。それでも2区田澤選手がやや微妙なタイムながらも7人抜きで8位まで上昇、3区小林選手が区間2位の走りで3位まで上昇して往路優勝は見えてきたと思いましたが4区で離され、5区は1年生鈴木芽吹選手が宮下選手と並走しながらも最後は離されてしまいましたが、宮下選手と並走出来たおかげで大きな遅れはなくなりました。

駒澤も復路は好タイムの選手が残っています。まずは6区で出遅れずに9区10区で逆転の機会を狙っていくべきでしょう。

◯往路4位　帝京大学

2区終了時点で14位でしたが、やはり3区遠藤選手が今年も躍動、区間4位の走りで6位に押し上げそして課題の山で遂に区間賞、5区細谷選手が山で猛追して最後は4位で終えました。

復路も平地に強い選手が残っているので、6区7区次第では逆転優勝の可能性が残っています。

◯往路5位　東海大学

1区スローペースでやや勿体ないと思った塩澤選手が区間2位、名取選手も粘って圧巻だったのが3区石原選手、ぐんぐん前を追って先頭にたち、最後はそのまま区間賞の走りを見せました。ここまでで往路優勝の可能性が高くなりましたが、4区佐伯選手が最後は脱水気味になりまさかの区間19位、西田選手も昨年と変わらず区間7位で追い上げなりませんでした。

復路はやや不安ながらも9区長田選手までにどうやって繋ぐか、わずかながらも逆転優勝の可能性が残されているだけに最後まで諦めないで走っていきましょう。

◯往路6位　東京国際大学

1区丹所選手がやや期待外れながらも、ヴィンセント選手が大学駅伝では考えられないペースで走り2区区間新、この貯金で3区以降は区間10位前後で走って6位で終えました。地味に3区内田選手、5区荒井選手も頑張っだと思います。

復路はおそらく走るであろう佐伯選手、芳賀選手がいるので、手堅くシード権確保を狙っていきましょう。

◯往路7位　順天堂大学

可もなく不可もなく、そんな感じです。1区三浦選手は怪我とペース変更に翻弄されてかラストスパート出来ず、その中でも3区伊豫田選手、4区石井一希選手が区間5位と好走したのが大きかったです。

復路は上級生主体で確実にシード権確保でしょう。貯金は期待されませんが手堅く区間10位前後で走ればシード権は間違いないと思います。

◯往路8位　神奈川大学

大健闘でしたね。1区呑村選手が冷静にラストスパートに対応して区間4位、2区井出選手も格上選手に対して冷静に走って区間9位、3区以降も区間10位前後で粘って最後は8位と往路一桁で走り終えました。

往路で主力を使い切っているのでシード権はどうでしょうか、箱根経験者の安田選手と1年生でどれだけ逃げ切れるかでしょう。

◯往路9位　國學院大学

藤木選手が1区のレース展開を読み間違えてラストスパートに対応できずに12位スタート、3区臼井選手が区間7位と好走するもロード区間でタイムが伸びずに4区終了時点で12位、それでも5区8位の殿地選手が落ちてきた選手をごぼう抜きして助けられました。

復路は島崎選手がいるのが大きいです。まずは6区スタートで好走して1つでも上の順位を目指しもらいましょう。

◯往路10位　拓殖大学

こちらも大健闘、1区合田選手が格上相手に11位と健闘、走れないのかと思ったラジニ選手が区間5位で流れに乗りますが3区4区で失速して4区終了時点で13位、それでも5区石川選手がいぶし銀の走りで5区5位の好走で往路10位に滑り込みました。

さすがに復路は厳しいかな、でもシード権ラインに残ったので果敢にチャレンジしてもらいたいです。

◯往路11位　早稲田大学

本当に山がもう少しなんとかならんのか、、、せっかく4区で3位に上がったのに5区で区間19位と大撃沈、往路二桁順位で終わりました。それ以外にも2年生は頑張りましたが3年生中谷選手と太田選手のダブルエースがやや不甲斐ない走りに終わったのも原因でした。

山が相変わらずなので6区も不安ですね。復路の選手は悪くないだけに、まずは苦手の山をどう耐え凌ぐかです。

◯往路12位　青山学院大学

やっぱり瀬古さんの呪いは健在でした笑。2区3区で二桁順位で沈み、5区竹石選手がまた足を吊ってしまい区間17位と大惨敗しました。神林選手が走れなくて往路に今年あまり良くない湯原選手が走ることになるなど、事前の調整不足も目立ちました。

さすがにシード権は大丈夫だと思いますが、岩見選手など実力者はいるので一つでも上の順位を目指してもらいたいです。

◯往路13位　城西大学

3本柱を投入して3区終了時点で14位、特に3区菅原選手が区間17位とまたもや不甲斐ない結果に終わってしまったのがかなり痛かったです。それでも5区で1年生山本唯翔選手が区間6位と好走して最後は13位まで上がりました。これは来年以降に向けて大きな収穫です。

主力は使い切っているので厳しい復路になりますが、雲井選手や宮下選手の上級生の粘りや下級生の来年以降に向けた走りに期待するしかありません。

◯往路14位　明治大学

最大の誤算でした。1区児玉選手が足の故障の影響からかスパート出来ずに16位、その悪い流れを引きずって最高順位は4区7位でした。総合力重視のチームの欠点はこのように事故が起きると挽回が出来ないのがもろ出てしまいました。

復路は選手は揃っているので、厳しくてもシード権は諦めずに順位を上げてもらいたいです。

◯往路15位　日本体育大学

藤本選手が8位スタートで2区池田選手が日本人トップの区間3位の走りで4位にまで上がりましたが、そこからジリ貧になり最終的に15位、やはり3区以降に区間一桁で走れる選手がいませんでした。

こちらも往路で主力を使い切っているので、復路は厳しいです。せめて2年連続で繰り上げにはならないように最後まで襷を繋げてもらいたいです。

◯往路16位　法政大学

1区鎌田選手が素晴らしい走りで区間賞、序盤の超スローペースに苦笑いしたりよく相手選手の顔色を伺うなど、走っている最中からも余裕が見れました。しかし、2区以降がさすがに実力不足でした。2区河田選手がプレッシャーに負けて最後はフラフラになり16位に転落、3区以降も区間11,12位で踏ん張りましたか2区の失速をカバー出来ませんでした。

ここも繰り上げ回避のために、まずは最後まで襷を繋ぐことに尽力してもらいたいです。

◯往路17位　国士舘大学

2区ヴィンセント選手が区間2位、これだけでした。スピード区間の1区と3区で区間18,19位と沈みすぎました。

2年連続で襷を最後まで繋ぐためにも、まずは6区曽根選手が好スタートを切ってもらいましょう。

◯往路18位　山梨学院大学

1区最下位スタートで厳しいものがありましたが、そんな中で叩き上げの留学生オニエゴ選手が4区区間賞になったのは数少ない収穫だと思います。

復路は一切スタートですが、こちらもまずは最後まで襷を繋ぐことに尽力してもらいましょう。

◯往路19位　中央大学

大誤算その②、4区三須選手以外自分の走りができずに19位に沈みました。吉居選手も酷く三浦選手が往路を走れずに、事前の準備も出来なかったでしょう。

復路も非常に厳しいスタートですが、こちらも最後まで襷を繋ぐことでしょう。

◯関東学生連合

見せ場を作ったのは1区麗澤大の難波選手、スパート合戦にも参戦して区間10位相当で走りました。ただ、2区と5区で最下位相当の走りをしてしまったので20番目のゴールになってしまいました。

復路も各大学の選手が来年以降自チームに繋がる走りをしてもらいたいです。

◯往路20位　専修大学

やはり厳しいものがありました。4区間で最下位、期待の1年生木村選手も走れずに限界がありました。

復路も繰り上げスタートの可能性が非常に高いですが、せめて区間15位ぐらいで走れるように底力を見せてもらいたいです。

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