ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り返り 背番号45 本田圭佑

【2020成績】

7試合 防御率4.08 1勝4敗 1QS 35.1回 35被安打 6被本塁打 24奪三振 奪三振率6.11 13与四球 1暴投 17失点 16自責点 QS率14.29 被打率263 K/BB1.85 WHIP1.36




更なる飛躍が期待された昨年はわずか1勝で終わってしまいました。



1勝で終わってしまいましたが良かった点もあります。マリンキラーは昨年も健在で、負けはしましたが6回まで無失点、さらに炎上しても雨でノーゲームになるなどロッテ戦だけはやたらと相性の良さを発揮しました。



さらに7試合先発して結構打たれた印象がありますが実は一番失点しても4失点、防御率4.08は実は一昨年6勝した時の防御率4.63より良化しています。結局1勝しか出来なかったのは打たれたというよりも打線の援護がなかった部分も大きいので、いうて1勝しか出来ないほどの内容の悪さではありませんでした。




では何が昨年本田投手がダメだったのか。それはまず先発としてQS投球が1回だけだったことです。これは西口さんの判断ミスも大きいですが、元々スタミナに課題があった本田投手は首脳陣からのスタミナ面の評価が低く、6回投げる前に早々に降ろされることが多かったです。最多失点が4失点ですが5回4失点では防御率7.20ですので、長い回を投げられずに防御率を思ったほど下げられず、さらに早い回から交代されるのでなかなか勝ち星を伸ばすことが出来ませんでした。



それ以外にも実力としても足りない部分がありました。一昨年はコントロール面が大きく強化されて6勝挙げましたが、昨年はコントロールがそんなに良くなかったです。メンタルが強くなっても結局投げているコントロール自体が悪かったらどうしようもなく、昨年は一発病に加えてその一発病で複数失点するという場面も多かったです。



そして抹消されてから2軍で防御率5.27、2軍でも1勝しか出来なかったのはかなり痛かったです。再昇格のチャンスはありながらもそこで大炎上して1軍チャンスをなくしてしまいました。最後らへんは良くなりましたが今井投手に縛られている辻監督からしたら本田投手の存在は完全に忘れ去られていて、最後は2軍の最終戦を締めくくる先発として投げてシーズン終了となりました。





今年のポイントはとにかくコントロールです。本田投手は球質が軽く一発病があるので、コントロールがダメならその時点で1軍失格になります。一昨年のコントロールの強化やカットボールの習得、メンタル面の強化などやれば出来るということは証明されましたから、あとは1年だけで終わる選手でないことを証明しないといけません。



そしてやはり勝ち星を稼ぐにはスタミナ強化です。西口さんが早く下げすぎでしたが、たしかにスタミナに難があるのは事実です。完投しろとは言わないので、しっかり6回100球投げるスタミナを強化しないと、先発ローテーションとして勝ち星を稼ぐのはなかなかに難しい道のりになります。





ドラ6と下位指名だけあって、齊藤大将投手や中塚投手みたいに優遇措置はありません。つまり今年ダメならクビの可能性もあります。個人的には私の見る目のなさを象徴してくれただけに、嫌味とかでななく本当にこのまま終わって欲しくない選手です。是非ともクビ候補のリストから先発ローテーションを勝ち取って、再び私の見る目のなさを象徴してくれる選手になってもらいたいです。





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