【2020成績】

54試合　防御率1.87　1勝33H34HP1S　53回　22被安打　62奪三振　奪三振率10.53　29与四球　8与死球　5暴投　11失点　11自責点　被打率129　K/BB2.14　WHIP0.96

登板数1位タイ　ホールド2位　ホールドポイント2位　与死球3位タイ　暴投4位タイ

昨年1年で才能開花して、見事新人王のタイトルに輝きました。

年間通して安定していました。序盤は1人ノーヒットノーランなどでビハインドや火消しのポジションで投げていましたが、途中から勝ちパターンとして8回のセットアッパーに昇格、そのまま最後まで8回の男としてホールド2位、登板数1位とリーグを代表するリリーフ投手として活躍しました。

平良投手は最速160kmのストレートを武器に他を圧倒する奪三振を稼いでいきました。速いだけでなく球威も凄まじくクイック投法から出てくる豪速球に相手打者は空振りの連発でした。結局変化球で見逃し三振が多いのもこのストレートがあるからで、高橋光成投手同様に筋トレで鍛え上げたパワーをしっかり球威として使うことが出来ました。

加えてメンタル面の強さも武器になります。楽天戦で満塁ホームランを打たれても次の試合ではしっかり切り替えて抑えていますし、日本ハム戦では満塁のピンチでカウント3-0から全球ストレートで連続三振に抑えるなど、リリーフエースに必要なタフネスぶりも評価ポイントです。コントロールが悪くても打たれなければそれでいい、という精神で被打率129と素晴らしい数字を残してくれました。

さらにチーム別ではソフトバンク相手に昨年はなんとノーヒットピッチングです。高橋光成投手同様に筋トレコンビはホークスキラーとしてこれほど頼もしい存在はないという活躍をしてくれました。

元々先発希望がありましたが、契約更改でリリーフエースとしてのタイトル獲得を目標にすると語ってくれました。本人が納得した上でこの判断であれば是非とも今年も中継ぎでモイネロ投手と最優秀中継ぎのタイトル争いをしてもらいたいです。あとは酷使や怪我などには十分に注意して、今年もセットアッパーとしての活躍に期待します。

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