2020シーズン振り返り 背番号72 川越誠司
【2020成績】
48試合 打率156 74打席 64打数 10安打 1三塁打 2本塁打 18塁打 5打点 10得点 24三振 9四球 1犠打 出塁率260 長打率281 OPS542 得点圏打率048
野手転向してから初の1軍スタメンを目標にした昨年は、48試合出場して2本塁打打ちました。
川越選手の長所は長打力と強肩です。まずバッティングでは投手出身とは思えないフルスイングが持ち味です。ロッテ戦でのホームランが非常に印象深いです。登場曲の青雲から青雲弾とも呼ばれました。飛ばす力は上位に入るものがあります。
さらに投手出身だけあって、強肩の外野守備も評価ポイントです。特にバックホームでのレーザービームで2試合連続捕殺を記録するなど、木村選手に負けない強肩もアピール出来ました。守備はまだ判断ミスはありますが守備範囲そのものは足もあるので悪くはないと思います。
ただ、開幕前の期待値と比べると残念な数字なんですよね。たしかに与えられたチャンスが少なかったのはありますが、開幕前は鈴木将平選手と同じ位置か、なんなら鈴木将平選手以上に外野のレギュラー候補1番手の立ち位置のはずでしたが、今では鈴木将平選手、高木選手に先を越されてしまいました。
川越選手はフルスイング打者なので三振が多いのは構いません。選球眼もそこまで悪くはないです。致命的なのはバットに当たらないことです。打率2割はなんとかなるかなと思いましたが、昨年は打率156とさすがに苦しい数字になってしまいました。鈴木将平選手と比べるとミート力の差に加えて左投手を苦手にしている分、スタメン起用が狭まってしまいます。さらに外のコースへの対応も苦手なだけに、バットへの当たらなさにさらに拍車をかけています。
ここら辺も個人的に見間違えたかなと、まだ2軍での実績も薄い川越選手に対して外野手レギュラー候補1番手で見てしまったのは少し余計な期待を乗せすぎてしまったかなと、これは個人的な反省点でもあります。
せっかくのフルスイングも活かすためにも試合出場を増やしたいですが、せめて打率2割に到達しなければ試合出場は難しいです。鈴木将平選手、高木選手などは一つ先を進み始めているだけに、川越選手としては少し危機感を持つ必要が出てきました。そんな中でキャンプはB班スタート、早くA班に上がれるように猛アピールしてください。
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