ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5/31(木) 西武×広島第3回戦 —投が駄目なら打てばいいとばかりの打線の大爆発 相変わらず情け無い投手陣を打線でカバーする—

12-7で勝ちました。なんとか広島戦を勝ち越すことに成功しました。



今日はバイトがあり、さらには帰宅してから家のチャンネル争いに敗れ、結局見れたのが8回表からでした。なんでパリーグTVは交流戦を見せてくれないのでしょうか。不便で仕方がありません。


チャンネルが譲られるまではひたすらプロ野球速報を眺めていました。ダイジェストもないので、本当にざっくりとした感想を書きます。



先発はウルフ投手。今日の結果次第では今後の外国人枠争いに敗れる可能性がある中での先発です。


初回にあっけなく失点しますが、松山選手を併殺打に取り、なんとか最少失点に切り抜けます。


10点の援護をもらった4回には四球含めて5連続で出塁を許します。今年のウルフ投手は立ち直れない場面が多いです。結局この回に3失点します。


6回にも1失点して、この回で代打の関係で降板します。



6回91球、被安打7奪三振2四球2失点4でした。今日は捕手が森選手ということもあって、いつもと違い大変な部分もあったと思います。この火だるまの中継ぎ陣の中で、6回まで投げてくれたのは本当に助かりました。明日は抹消されるでしょうが、またチャンスはあると思います。


7回からは松本投手。ここは三者凡退に抑えます。回跨ぎの8回です。2アウトまでいくも、ここから粘れず、3失点で降板します。判定が厳しかったり源田選手がイレギュラーバウンドに対応出来ずトンネルしてしまったりと不運な部分もありましたが、やはり球威と変化球がもう一つ伸びないと、ビハインド投手から勝ちパターンには上がれないですね。


結局、ワグナー投手が広島戦3連投する羽目になります。會澤選手を1球でサードゴロに抑えました。この広島3連戦を全て0に抑えてくれたのは本当に頭が上がりません。


5点差になった9回は小石投手。最後はリクエストで併殺打が成立するという珍プレーで試合終了です。



ワグナー投手を使ってしまいましたが、それ以外の勝ちパターンの投手を温存出来たのは非常に大きいです。相変わらず投手の枠を増やさない首脳陣には呆れていますが、首脳陣の采配ミスを選手がカバーしている状態です。




打線です。なんといっても2回に10点をあげました。先発の薮田投手はコントロールが改善されていないらしく、ボールも甘々みたいでした。金子侑司選手が打てるようになって、チャンスで秋山選手に回るようになったのが大量得点が見込める要因になりました。


山川選手の体調面は大丈夫なのでしょうか。今日は2安打打ったので良かったですが、無理に出場する必要はありませんからね。源田選手は守備でらしくないプレーがありました。森選手も期待の打撃は無安打です。明日の指名打者はメヒア選手で何も問題ありません。お願いですから、選手の固定起用はやめて、好調の選手を出場させて下さい。このままではメヒア選手が腐り果ててしまいます。



明日は西武は菊池雄星投手。阪神は岩貞投手です。阪神は怪我人祭りのソフバン相手に1勝も出来ていません。今の阪神打線は何にも怖くありません。菊池雄星投手は明日QS投球は当たり前です。球数の問題はありますが、完封を狙うつもりで頑張って頂きたいです。もし明日打たれるようでは、メジャー挑戦なんか無理です。絶対に抑えてもらいましょう。




最後に浅村選手。今日FA権を獲得しました。本人はここまで使ってくれた歴代の監督、球団に感謝の弁を述べています。球団に愛着があるのは本当だと思います。後はフロントの仕事です。走攻守揃った27歳の選手をみすみす逃すのは、いくら何でもあり得ません。オフシーズンは最大限の評価をしてあげるべきです。お金がないなら、おかわり君の2億8千万から引けばいいだけの話です。西武愛のある人だけでやっていくとか、そんなふざけたことを言っている場合ではありません。いい加減、活躍した選手には正当な評価をする球団に変わってくれないと困ります。




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チームの癌になりつつある2人の投手コーチ

昨日のあり得ない敗戦で、優勝の可能性がかなり遠のきました。ただの1敗とは訳が違います。


ここまでの試合で、チームの弱点が投手なのは分かりきっています。そして、投手がこのような状態の原因は、投手コーチにあります。


勿論、これまでのドラフトの失敗や投壊マシーン潮崎2軍監督の原因もありますが、1軍の中でもとりあえずやりくり可能な範囲ではあります。元々の打力はあるので、カバーは十分に可能です。


昨季までの首脳陣の癌といえば、橋上ヘッドコーチでした。この人は、球種が読めず、作戦も好球必打とか言いながら、実際は球種や相手投手の状態を把握出来ないから、選手自身で打てると思ったらどんどん打っていけとかいう選手任せな指示しか出来ない人です。


今季改善されたかと言われたら、改善されていません。ソフバン千賀投手や日ハム上沢、マルティネス投手といった好投手相手に抑えられているのが、その証拠です。チームで攻略の策がないから選手任せになっています。


ですが、元々打力は高いチームなので、選手個人でもある程度の投手は攻略出来ます。さらに、今季に入ってから選手間同士で打席での感触を確認したり、時たま辻監督や嶋コーチがアドバイスに入ったりと、機能していないヘッドコーチコーチの役割をある程度カバー出来ています。



問題は投手コーチです。現在1軍投手コーチは土肥、西口両コーチが務めています。



まず土肥コーチです。私の中では育成◎戦略×と思っています。

この人の育成面といえば、何といっても菊池雄星投手です。当時、デーブに潰されていた状態の菊池雄星投手をここまで開花させたのは、間違えなく土肥コーチです。昨年も二段モーションで色々揉めた際も、しっかりフォームの確認等の対策を練っていました。


問題の戦略面です。今季、最初に疑問を感じたのは、高木勇人、伊藤投手の起用方法です。

この2人は元々先発として準備していました。ところが、開幕直前に榎田投手が加入してから、なぜかこの2人を中継ぎに回しました。確かに中継ぎの層は薄かったですが、別に無理やり中継ぎの層を広げる必要はありません。中継ぎに回すにしても、下で準備させなければいけません。野手の守備ポジションを考えてみて下さい。今までショートを守っていた選手に、いきなりサードを守らせたら上手くいくと思いますか?準備期間もなく、いきなり中継ぎでスタートさせて、見事に2人とも失敗しました。


そして投手起用です。先発に関しては、菊池雄星投手はメジャーのこともあったので、多少無理して投げていたのは仕方ない部分もあります。本当は良くないですが。元々セットアッパーの予定だった髙橋朋己投手が怪我で離脱します。これは仕方ない話です。これにより、セットアッパーが日替わりで起用されます。この時はワグナー投手も信用がなかったので、日替わりセットアッパーに問題はありません。


ですが、武隈、平井、野田投手を勝ち負け関係なしで、ガンガン投げさせていきます。特に野田投手は、大敗試合でも投げさせるなど、勝ちパターンと敗戦処理の役割分担をうやむやにして起用させています。


これが非常に良くありません。まず、投手が壊れます。前の記事にも書きましたが、試合数の半分近く投げている状態です。投げさせすぎです。それに、ビハインドで投げても意味がありません。今のメンバーですと、松本、小石投手はビハインドの場面でも気合十分で投げていきます。結果が求められているからです。一方の他3投手は、本来勝ちパターンのはずが、ビハインドでも投げさせられたら、モチベーションが上がる訳がありません。


そして、GWに入り、ウルフ投手の離脱に伴って中5日のローテーションにします。中5日にする必要はあるのでしょうか?


私はGWは7勝2敗で十分だと思っていました。2個は負けていい訳です。当時の楽天相手なら、2軍から投手をあげても抑える可能性はありました。また、当時の西武打線は今以上に強力打線でした。援護なんか余裕です。わざわざGWに全勝する必要はありません。


極め付けは日ハム戦での増田投手の回跨ぎです。クローザーに2日連続で回跨ぎなんか、はっきり言って狂ってます。あり得ません。本当に目の前しか見えていません。


ここまでの戦いで、全ての試合を勝とうという考えが見えます。現状、今の投手力では全勝なんか無理です。事前に捨て試合を作るべきです。本来、今日が捨て試合になるはずでしたが、今日は勝たなければいけない試合になりました。平井、野田、武隈、ワグナー投手は3連投の可能性があります。どうするんですかね。



土肥コーチの戦略は全体的に焦ってしまっているような気がします。怪我人が出たからといって、無理をさせる必要はありません。田辺政権の13連敗を忘れたわけではありませんよね?


土肥コーチは育成面では素晴らしいコーチだと思います。なので、まだ救いはあります。




1番の問題は、西口ブルペン投手コーチです。


正直な本音を一言、あなたはブルペンで何をしてるんですか??


昨日の武隈投手の投球、とても抑えられる状態じゃありませんでした。昨日は増田投手は使わない方針でしたが、西口コーチは武隈投手のブルペンの状態を本当に把握していたのでしょうか?


今季、中継ぎ投手が打たれているのはブルペンコーチの責任が1番大きいです。ブルペンで状態が悪い投手をベンチに問題ないといって投げさせている気がします。


昨年の故森コーチの時は、そんなひどい中継ぎ陣ではありませんでした。本当に森コーチがお亡くなりになられたのは残念で仕方がありません。昨年、西口コーチが臨時としてブルペンコーチに上がりました。ですが、上がってから中継ぎ陣の結果はどうでしたか?昨年の勝ちパターンだった牧田、シュリッター投手は夏場に結果を落としました。勿論、疲れ等はありますが、果たしてただ疲れただけでここまで打たれたのでしょうか。



西口コーチはブルペンで選手の調子を見極められていないと思います。というか、見極める力がないと思います。元々寡黙な人で、コミュニケーション能力が高い訳ではないです。ブルペンで準備している時も、西口コーチから投手に声をかける場面は森コーチと比べたら少ないように見えます。


選手としての実績が、そのまま指導者として反映されるわけではありません。選手として実績は劣っていても、指導者としては上回ることはいくらでもあります。西口コーチは寡黙な面とこれといったしっかりとした考えを持っていないことを考えると、指導者には向いていないかもしれません。伊原や潮崎といった、固定観念が強すぎて現代野球を理解していないパターンではなく、田辺や橋上といった、指導者としての考えそのものがないパターンだと思います。(田辺さんは打撃コーチとしては優秀でしたが)


本当は投手コーチの配置転換も考えてほしいですが、これは現実には厳しいと思います。潮崎が1軍にあがってきてもそれはそれで困るので、このままでいくしかありません。



最後に首脳陣へ。昨日の敗戦をどう受け止めましたか。まさか、ただ単に武隈投手が打たれて負けたとしか思っていないなんてことはありませんよね?ブルペンに7人しか投手がいないのはおかしいです。何度でも言います。今すぐに下から本田投手を1軍に登録して下さい。今必要なのは控えの野手でなく、投手です。




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5/30(水) 西武×広島第2回戦 —誰が投手起用を決めているのか? あまりにも酷すぎる選手起用で勝てたはずの試合を落とす—

8-7でまさかの敗戦です。酷すぎる試合でした。



先発は十亀投手。初回、2回とランナーを出しますが0に抑えます。思ったほど球威がなく、しかもコースが甘いです。


4回です。先頭の天敵松山選手にヒットを許し、連打で0アウト満塁とします。ここで、西川選手に同点の2点タイムリーを打たれます。やはりコースが甘いです。


5回まで投げて、昨日に続き代打の関係で降板しました。


5回93球、被安打9奪三振5四球0失点2でした。ボールはそこまで荒れなかったので四球0に抑えましたが、球威とコースの甘さで9本のヒットを打たれました。正直微妙な投球でしたね。


昨日に続き中継ぎ陣の連投です。6回から野田投手です。やはり1アウト1,2塁の場面を作り降板します。2日連続でこれでは、流石に勝ちパターンからビハインド投手に格下げも考えなければいけません。


結局また平井投手です。このピンチ、森選手の盗塁阻止とナイスリードで0に抑えます。


ですが次の7回、2アウト1塁から松山選手に逆転2点本塁打を打たれます。あそこで内角の真ん中にボールがいってしまいました。完全に失投でした。ここは無理に勝負をする必要がなかったのかなと思いました。


8回は小石投手。相手選手の選球眼の狭さにも助けられて0に抑えます。


9回はワグナー投手。鈴木誠也選手へのど真ん中の失投もありましたが、なんとか0に抑えます。スライダーの精度が相変わらず良くないです。スライダーの精度を上げるか、フォークを軸にするかしないと厳しいです。


問題の10回です。3点リードで武隈投手が登板します。3点リードを守れずサヨナラ負けを喫します。ここについては後で書きます。




打線です。初回にもっと打ち崩したかったですね。


相手先発の岡田投手はいきなりコントロールを乱して三者連続四球で満塁のチャンスを迎えます。ここで栗山選手が高めに浮いたスライダーを捉えて2点タイムリー2塁打を打ちます。ここで追加点を取れなかったことが、岡田投手を立ち直してしまいました。


昨日の中村祐太投手とは違い、修正能力が高いです。最後はスタミナバテたところを打ちましたが、昨年12勝投手を甘く見てはいけませんね。


秋山選手は最終回であわや決勝打を打っていたので、問題ありません。浅村選手は攻守ともにミスがありました。


メヒア選手は、代打で同点本塁打を打ちました。3-1から明らかな高めのストレートを空振りした時は焦りましたが、次のチャンスの場面ではしっかり四球を選んでいたので、問題はなさそうです。


打線での問題は山川選手。情報では38度の熱で点滴を打ったとありました。病人を4番でスタメン出場させて、何の意味があるのでしょうか?打席での集中力が全くなく、スイングも鈍く、選球眼すら残っていない状態でした。どう考えても、今日スタメン出場させるべきではなかったです。普通にメヒア選手をファーストでスタメン出場させるべきでした。


あとは森選手。リードは頑張っていましたが、ストレートを捉えきれていません。明後日からの指名打者はメヒア選手で問題ないと思います。




今日1番の問題点を書きます。延長10回、3点の勝ち越しを決めてセーブの付く場面で、増田投手でなく、武隈投手を起用してきました。皆さん、この起用をどう思いましたか?私は、素直に「???」と最初状況を理解出来ませんでした。


情報では、疲労や連投の関係で増田投手を使わないとのことです。ですが、この判断そのものが間違っています。



武隈投手は連投が苦手な投手です。日ハム戦でもボールのキレがなくなり、横尾選手にキレのない変化球を本塁打にされています。今日も要所でボールが甘くなり、ことごとく打たれました。


私なら、今日は増田投手を起用して、明日は増田投手は使わずに武隈投手を起用します。


増田投手はある程度の連投なら問題ありません。問題なのは回跨ぎです。なぜ、素人の私が投手の特徴を理解して、首脳陣が理解していないのでしょうか。


これも元々は、日ハム戦での中継ぎの酷使と回跨ぎが発端です。目先の勝利にこだわりすぎているのと、中継ぎの枠をを増やさない、投手の特徴を理解していないことが問題です。


投手起用は誰が決めているのでしょうか?辻監督は打者出身なので、投手起用に関しては土肥コーチが決めている可能性もあります。5月に入ってから先発を中5日に押し込んだり、中継ぎに連投だの回跨ぎなど、そんでもって中継ぎの枠を増やすどころか減らすなど、意味が分かりません。



今日の試合で、私は今季の優勝を半ば諦めることにしました。シーズンを通した戦い方が出来ていません。これでは8月に投壊が起こるのが目に見えています。ソフバン、日ハムは我慢しながらの戦い方が出来ています。夏場には、ソフバンが巻き返してくるのは間違えありません。西武の優勝条件は、8月に投壊が起きず、ソフバン、日ハムがともに自滅して、初めて優勝の可能性が出てくると思います。


誰も143試合全勝しろとは言っていません。負ける試合は負けていいです。いけないのは、勝てる試合をみすみす落とすことです。まさに今日の試合です。こんなことを、しかも首脳陣自らの判断でやってしまっていることが大問題です。



明日は西武がウルフ投手。広島が薮田投手です。ウルフ投手も完投の可能性は低いですね。首脳陣はどうするのでしょうかね。辻政権は打の反省はしても、投の反省はしませんからね。どうせ投手は何も動かさないような気がします。ウルフ投手が投げ終わってからヒース投手を登録しようとか、そんな悠長なことを考えているんですかね。もしそうだったら、呆れてものが言えません。




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