4/12(水)西武×ロッテ第2回戦—それじゃ勝てない 最後益田劇場で盛り上がっただけ—
3-5で敗戦です。そりゃ勝てないでしょうね、という試合内容です。
【投手陣】
×隅田投手 5.2回5被安打3奪三振4与四球5失点
開始早々連打で1アウト1,3塁から山口選手に犠牲フライを打たれて先制点献上、直後に同点に追いつきますが3回、先頭の平沢選手に四球と嫌な流れでしたが藤原選手がバントの構えだけしてバントせずに追い込まれてレフトフライ、友杉選手のピッチャーゴロを握り損ねて併殺取れませんでしたが直後の盗塁を古賀選手が刺しました。相手の作戦ミスと味方の守備に助けられた3回でした。
しかし4回また先頭の中村奨吾選手に四球スタート、山口選手もご挨拶四球で0アウト1,2塁、ここでポランコ選手を追い込んでから何故か外ストレート要求で案の定ライト前へのタイムリーヒット、井上選手もタイムリーであっという間に3失点で終わりました。甘いストレートを狙い打たれました。
まさかの5回続投、豊田コーチは今日隅田投手と心中する選択をしました。ここは三者凡退に抑えますが6回は山口選手にポテンヒットを打たれ、安田選手をまたフルカウントから四球を出して、6回投げきれずに降板となりました。
隅田投手が悪いです。2ストライクまで行っているのに四球だらけ、追い込んでからの決め球がなくなっているのでフォーム改造の意味をなしてないです。変化球が武器だったのを完全に見失いましたね。これは勝ち筋が見えません。今年は1勝も出来ずに終わる可能性があります。
×本田投手 0.1回2与四球無失点
2アウト1,2塁で登板、井上選手に四球で満塁、そして田村選手にも押し出し四球で余計な失点を与えました。元々状態は良くないのでこうなることもあります。しかし打たれたならまだしも井上選手と田村選手相手に押し出しは情けない、、、このままビハインド起用を続けるか、それとも2軍で好調な田村投手と入れ替えるか、豊田コーチの判断に委ねられます。
・張投手 1回1被安打無失点
藤原選手に高めストレートを流し打ちされてレフト前ヒット、友杉選手の送りバントをマキノン選手がダイビングワンバンキャッチでスタート切れずに一塁アウトで中村奨吾選手と山口選手を打ち取りました。
前評判通りですかね。本格派ですがストレートのコースが甘くて空振りが取れない、ビハインドから様子見でストレートで空振りが取れれば勝ちパテストの流れかと思います。
◯大曲投手 1回2奪三振無失点
フルカウントから2奪三振、四球と紙一重でしたがストレートで勝負出来たのは良かったと思います。
・ティノコ投手 1回2被安打無失点
ヒットと送りバントで1アウト2塁から藤原選手をセカンド正面の打球を外崎選手が見失ってしまい1,3塁、盗塁で2,3塁になりますが友杉選手はファーストライナー、中村奨吾選手をスライダーでセンターフライに抑えました。
ティノコ投手もここまで内容が悪いと1軍起用は難しくなります。とにかく投げる球種のなさとセットポジションの課題が浮き彫りです。こちらもこのままダメならボー投手と入れ替えも検討になります。
【野手陣】
中軸は打ちましたが前後が全くダメでした。大味な打順を組んでいるので、機能しないとこんな感じになります。最後益田劇場ありましたが、今の打線に炎上した先発をカバーする力はありません。
×愛斗選手 4打数無安打
児玉選手が三盗成功しそうなタイミングで打ってライトフライ、野球脳の低さが出ました。1番なら8回は四球を選ばないと厳しいです。
×ペイトン選手 4打数無安打
浅いセンターフライで藤原選手がスタート、送球が逸れて余裕でセーフになりました。死体蹴りしか出来ない2番では困ります。1,2番が四球選べないのでダメな日はこんな感じになります。
◯外崎選手 3打数1安打1本塁打1打点
変化球を上手く打って同点ホームランを打ちました。
◎中村選手 4打数3安打1本塁打1打点
バックスクリーンへのソロホームランを打ちました。絶好調ですが1,2番が出塁出来ずに、中村選手の前にランナーがたまりません。
◯マキノン選手 4打数1安打1打点
チャンスで得意なコースにきた球を打ち返してタイムリーヒットを打ちました。
×呉選手 3打数無安打
4回のチャンスで初球打ち凡退で追い上げムードを終わらせました。
・鈴木将平選手 4打数1安打
相変わらずの勝負弱さです。9回の二塁打をチャンスでも打って欲しいです。これで明日金子侑司選手にするぐらいなら、2軍から川越選手を昇格させるべきです。
△古賀選手 2打数無安打
ポランコ選手のタイムリーヒットは配球ミスです。ストレート中心で決め球不足に陥っているのが顕著です。盗塁阻止は完璧でした。
・児玉選手 3打数1安打
三塁線を抜ける二塁打を打ちました。
×平沼選手 1打数1安打1牽制死
代打出場でセンター前ヒットを打ったのに直後に牽制タッチアウト、、、ベンチにお笑い芸人2人もいりません。こんなことしてるなら先に平沼選手を入れ替えでいいんじゃないですかね。
×栗山選手 1打数無安打
9回1アウト1塁で代打出場しますがインハイ空振り三振、直前の真ん中シンカーをファウルにした時点で凡退が決まりました。代打起用も期待出来なくなってきました。
△柘植選手 1打数無安打
途中出場で最後チャンスで打席が回りましたが、ライトフライに終わりました。柘植選手の打席は初球変化球にタイミングが合わずに空振りしたのが全てでした。
・滝澤選手
同点ランナーだった鈴木将平選手の代走出場しました。本来であれば代走の切り札である山野辺選手のはずが、松井監督はここで滝澤選手を選択しました。ということは山野辺選手は代走ですら必要ないということになります。であるならば、山野辺選手の処遇をどうすべきかはもう言わなくてもわかるはずです。
・松井監督
負けた中である程度ベンチメンバーを使ってきたのはひとつ収穫があったと思います。今日の結果で代打の人員不足と不必要な選手の判断は出来たはずです。今日の負けを明日に繋げられるかどうかは松井監督の判断に全て委ねられます。
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