ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

3/22(金)オープン戦 対ヤクルト戦



2-3で敗戦です。





【投手陣】

◎今井投手 3回2奪三振無失点

出塁はエラーのみ、ストレートでカウントを取ってスライダーで空振りを取る、四球もなく完璧な投球でした。ストレートが高く入っても球威で外野の頭を越すことはなかったです。今日はリリーフ陣の登板を増やすのもあり3回までで降板となりました。あとは開幕戦でこのパフォーマンスを出してくれることを期待したいです。




・ヤン投手 1回2奪三振1与四球無失点

無失点ですがなかなかに無茶苦茶な投球でした。とんでもないワンバウンドや逆球で古賀選手も大変でした。たまたま決まった球は良かったので村上選手とサンタナ選手を連続三振に抑えることができました。評価に困る投手です。奪三振パフォーマンスは控えめで、豊田コーチの説教が効いていると思います。



◯豆田投手 1回1被安打3奪三振無失点

最初不安定でしたが、1アウト取ってからストレートが良くなりました。結局ヒット後は三者連続三振、中村悠平選手を空振り三振に抑えたのは抜けスラで本人は不満顔でした。



✖︎平井投手 1回4被安打1与四球2失点

塩見選手にヒットを打たれてから村上選手に落ちないフォークを打たれてタイムリーヒット、サンタナ選手の打球はコルデロ選手の守備では取れず2失点、これまで通りなので失点するのは時間の問題でした。ストレートが140km前後、フォークが落ちずスライダーもバラバラでは厳しいですね。ストレートが悪いと今年大丈夫か不安になります。



△佐藤隼輔投手 1回2被安打1失点

長岡選手にツーシーム、塩見選手にスライダーを打たれて失点しました。ストレートは悪くないですが、空振りを取る球種がないという課題が今日の失点に繋がりました。平井投手と違って大きな心配はないですが、ストレート頼みになるとどこかで手詰まりになる危険があります。



◯甲斐野投手 1回1被安打1奪三振無失点

村上選手にヒットを打たれましたが、バント失敗などもあり無失点でした。ストレートが弱点ではありますが、ここまで来たら長所の変化球でカバー出来ているのでその方向で行った方がいいかもしれません。ツーシームは山田哲人選手のインコースを攻めるなど右打者へ有効球になりました。



◯アブレイユ投手 1回無失点

この起用法だと8回甲斐野投手、9回アブレイユ投手ということですかね。三者凡退で球威などはありますが、左打者に投げにくそうにしているところが開幕してどう影響するかですね。悪くないと思いますが昨年のティノコ投手もオープン戦では評価が高かったので、そこが被っているのが不安点です。








【野手陣】

・金子侑司選手 4打数1安打

先頭打者ヒットで先制点のチャンスメイクしました。



・外崎選手 4打数1安打1失策

センター前ヒット1本、セカンドライナーの打球を落としたとされてエラーにされましたが、どう見ても完全捕球が成立しているので開幕してからリクエスト出来るならしっかりリクエスト要求したいです。



・ブランドン選手 4打数無安打

二遊間の打球は長岡選手の守備範囲でした。サード守備で好プレーを見せましたが山田哲人選手の足に負けて内野安打でした。運がなかったですが、ボール球を我慢出来るようにしないと支配下復帰してからボール球攻めにあうと思います。



◯アギラー選手 3打数1安打1打点

初回のチャンスで外スラに当てるバッティングでライト前へのポテンタイムリーヒットを打ちました。



・中村選手 4打数1安打

センター前ヒット1本打ちました。



・コルデロ選手 4打数2安打1失策

初球を引っ張ってライト線への二塁打とコースヒットのマルチ安打です。レフト守備が致命的に一歩目が遅いです。そんでもって中継までの送球もまともに投げられないことが判明しました。この守備なので、我慢して使うとなると今日みたいに投手陣の負担が増えることになります。



・源田選手 3打数無安打

内容は悪いながらも進塁打2つになりました。



◯古賀選手 1打数無安打1打点1犠飛

1アウト3塁の場面でしっかり犠牲フライを打ちました。4球目のど真ん中変化球を見逃してしまいましたが、そこから立て続けの変化球をしっかり見極めて打てたのは良かったです。怪我の状態は問題無さそうなので、開幕戦のバッテリーを期待します。



・西川選手 2打数無安打

変化球に泳がされているのが最後まで変わらなさそうです。




・炭谷選手 1打数無安打

スライダーを打たされてショートゴロでした。



・栗山選手 1打数無安打

外ストレートを打ちますがショートゴロでした。



・佐藤龍世選手 1打数無安打

粘りましたが最後ストレートに空振り三振、四球狙いで最後迷いの生じたスイングになってしまいました。




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2024ライオンズ分析 捕手

次は正捕手争いの行方が気になる捕手について見ていきます。




【正捕手争い】

古賀、炭谷


正捕手争いはこの2人ですね。古賀選手は昨年後半戦から覚醒の兆しを見せてくれました。オープン戦でも順調に調整していましたがソフトバンク戦の死球で負傷交代、重傷ではなく練習も再開しています。開幕間に合わなかったとしても、長いシーズンで見ると古賀選手メインで今年どれだけ成績を残せるかが重要になってきます。


古賀選手が負傷しても今年慌てる必要がなくなったのは、炭谷選手の存在が大きいです。加入してから若手捕手からバッテリー組む投手まで、様々な視点からサポートをしてくれています。打撃の粗さや特定の場面でのやらかしなどは戻ってきても変わらずですが、実力としては正捕手争いに参加出来るものがあります。正捕手争いだけでなく、古賀選手などの若手捕手への育成指導の有無も将来のバッテリーコーチへの布石になるかどうか見ることになります。






【第三捕手争い】

古市、柘植


第三捕手として名前が挙がるのはこの2人ですかね。昨年支配下に上がって1軍経験した古市選手は、今年は実力を上げて1軍でも戦える力を少し伸ばしてきました。柘植選手は怪我の手術で出遅れましたが、オープン戦にはなんとか間に合い、1,2軍でも試合出場を重ねて問題はなさそうです。この2人は古賀選手と炭谷選手に比べると実力では後ろにいますが、1軍捕手の座はチャンスがあります。個人的には古市選手はベンチの肥やしにするぐらいなら2軍で試合出場してほしいと思います。柘植選手は打撃のアプローチを改善しないと古賀選手に勝つのは難しいと思います。





【2軍捕手】

牧野、是澤、野田


2軍メインだとこの3人ですね。牧野選手は手術を経て昨年途中から2軍戦に出場しています。昨年は2軍で打撃は振るわなかったですが、今年はオープン戦でタイムリーヒットを打つなどアピールが出来ています。チーム状況によっては支配下復帰も見えてくると思います。


昨年育成最下位指名から予想以上の活躍を見せた是澤選手も、今年は2軍メインでどれだけ数字を伸ばしていけるかですね。是澤選手も怪我人が続けば古市選手みたいにチャンスが訪れるので、虎視眈々と狙ってほしいです。野田選手は3軍メインで基礎作りになると思います。





【崖っぷち】

岡田


複数年契約最終年の岡田選手は今年ダメなら間違いなく引退セレモニーです。複数年契約してほとんど試合出場してないので、厳しい意見を言うしかない状況です。昨年から最低限の練習は出来る状態ですが、まず今年前半戦の間に実戦復帰しているかどうかが今年の引退セレモニーになるかどうかの第一判断になります。






【総評】

昨年が酷すぎたのもあるので、今年は昨年に比べたらマシな布陣になっています。メインは古賀選手が1軍正捕手でどれだけやっていけるか、炭谷選手の数字以外の存在がどれだけ発揮できるか注目になります。この2人が実力を発揮すれば捕手の数字は平均以上の数字を残せるのではないかと思います。一方で人員はギリギリで、怪我人だらけになったら昨年同様の人手不足に頭を悩ませることになります。捕手のトレード獲得は渡辺GMの頭にはない考えなので、とにかく怪我に気をつけてほしいポジションに変わりはありません。






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3/20(水)オープン戦 対広島戦



6-5で勝利です。




【投手陣】

・武内投手 5回6被安打4奪三振2与四球3失点

3失点しましたが内容はそんなに悪くないです。あるとすれば決め球の精度をどれだけ上げていけるかですかね。上本選手にはアウトコース続けた変化球を上手く打たれました。それでも4奪三振は取れていますし、ストレートの球威も先発投手としては十分なものがあります。左打者へのカウント球の調整をして、本拠地2戦目の先発を任せたいと思います。




・ボー投手 4回4被安打1被本塁打4奪三振1与四球2失点

最初良かったですが、7回に珍しく俺たちを発動しました。突然のご挨拶四球から田村選手に逆球インハイストレートを引っ張られてツーランを打たれました、そこから1アウト1,2塁のピンチでしたが二俣選手はインスラでセカンド併殺打に抑えてそこからは好調の投球で最後まで投げ切りました。チェンジアップとSFFのキレは良かったので、ストレートが高めに抜けるのを修正してもらいたいです。ボー投手も開幕ローテーションは確定だと思います。





【野手陣】

・金子侑司選手 2打数1安打1四球

先頭打者で四球と足で内野安打を稼ぎました。チャンスで変化球に対応出来ず空振り三振、ライト守備で肩は難しいかなと思います。



◯外崎選手 2打数1安打1四球

センター前ヒットと四球で2出塁と安定した活躍でした。



◯栗山選手 4打数1安打2打点

満塁のチャンスでインコースのカットボールに詰まりながらもセンター前へのタイムリーヒット、中村選手に続いて栗山選手もオープン戦で結果を残しました。



◎アギラー選手 3打数2安打2打点

2度のチャンスでタイムリー2本打ちました。ストレートに強振せずにコンパクトに対応して打ちました。チャンスで打点にこだわる打撃は良いと思います。あとは変化球の対応がどれだけ出来るかです。



◯ブランドン選手 4打数2安打2打点

3回のチャンスで最低限が出来ませんでしたが、8回のチャンスでセンターオーバーの逆転タイムリー二塁打を打ちました。打撃のアプローチは粗いですが、ここまで問題なく試合出場して結果も残しているのでオープン戦終了したら支配下に上がれると思います。



△コルデロ選手 4打数無安打

残り3試合で状態を上げられるのかどうか、このままだとアギラー選手の話し相手だけになってしまいます。



・源田選手 3打数無安打1四球1失策

ショート守備で珍しくエラーがありました。



・炭谷選手 4打数無安打

仕方ないですが、エンドランとはいえフルカウントからワンバウンド球は見てほしいと思います。



・西川選手 4打数1安打

外スラを打ち上げましたがポテンヒットで二塁打になりました。




・若林選手 2打数1安打

アウトコースの球を打って右中間への三塁打を打ちました。外の球のタイミングは良いです。ライト守備で落球しながらもすぐ二塁送球してアウト、照明が目に入って見失ったかもしれないです。



・元山選手 2打数1安打

初球ボール球を引っ張ってライト前ヒット、ひとまずヒットは打てました。



◯佐藤龍世選手 1打数1安打

真ん中カットボールを右中間へ運ぶ二塁打を打ちました。昨年良かったアプローチ内容でした。真ん中の球は見ずにしっかり打ち返せることを続けたいです。





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