ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

3/15(金)オープン戦 対ソフトバンク戦



4-1で勝利です。



【投手陣】

◯今井投手 5回3被安打8奪三振1与四球1失点

初回に四球と暴投が重なりサードゴロの間に失点、今年はいかに自滅の失点を減らしていけるかが大事になります。トータルではカーブとチェンジアップの精度が物足りなかったですが、ストレートとスライダーは非常に良かったので大丈夫だと思います。ストレートで三振取れるのは大きいですね。順調に調整してもらいましょう。



◎糸川投手 1回1被安打3奪三振無失点

ヒットを打たれましたがそこから三者連続三振の投球でした。近藤選手はインコースへ投げ込み、ウォーカー選手と中村晃選手はシンカーで空振り三振を取りました。ストライクカウントは取れるタイプなので、変化球で空振りを取れれば1軍でもしっかり活躍できると思います。



◯ヤン投手 1回1奪三振無失点

今日は死球でも構わなかったのにまさかの三者凡退、最後は三森選手を外ストレートで見逃し三振でジャンプのパフォーマンスを見せました。しっかり腕振って投げれば多少甘くても球威で押し勝つことが出来るので、間違ってもストライクカウント欲しさに腕の振りを鈍くしないことです。



・水上投手 1回2被安打1奪三振1与四球無失点

2アウトから劇場と化して満塁のピンチでしたが、最後は仲田選手をスライダーでセカンドゴロに抑えました。もう少し精度を上げていきたいです。



◯アブレイユ投手 1回1奪三振無失点

粘られながらも根負けせずにゾーンに投げ込んで三者凡退でした。





【野手陣】

・源田選手 4打数1安打

初回にストレートを打って先頭打者ヒットで出塁しました。



・元山選手 3打数無安打2死球

フル出場しましたが2死球当てられました。



◯中村選手 2打数1安打

最初は変化球詰まらせて併殺打でしたが、次の打席でカットボールを打ってフェンス直撃の二塁打、半速球には対応出来ました。



△アギラー選手 4打数無安打

今日はノーヒットでした。



◎コルデロ選手 3打数1安打1本塁打2打点

ようやくホームランが出ました。インコースのカットボールを引っ張ってラッキーゾーンに入りました。当たれば飛ぶのは間違いないないので、まずさゾーン内の球はしっかり当てるようにしたいです。



◯外崎選手 3打数1安打1打点

岩井投手のスライダーを打って、レフトへのタイムリー二塁打を打ちました。



△若林選手 4打数無安打

外スラに泳がされないようにしたいです。



・古賀選手 1打数無安打1死球

肘に死球直撃で途中交代、古賀選手がこの時期に離脱なんてされたらたまったもんじゃないだけに怪我の状態が心配されます。



・西川選手 3打数1安打

ストレートを打ってライト前ヒットでした。




◯栗山選手 1打数1安打1打点1犠飛

ヒットに満塁のチャンスでしっかり犠牲フライを打つ流石の活躍を見せました。



◯古市選手 1打数1安打1死球

古賀選手の負傷交代で急遽代走出場、そして次の打席でまた死球当てられて流石に高山コーチがクレームを挟み、松井稼頭央も目が怒っていましたね。ただでさえ頭数の少ない捕手に立て続けに死球当てるのはたまったもんじゃないだけに、ソフトバンク投手陣は猛省してもらいたいと思います。



・金子侑司選手 1打数1安打1盗塁死

センター前ヒットから盗塁を決めたかと思いましたがリクエストで覆りアウト、やはり盗塁は年齢で厳しくなってきましたかね。



・佐藤龍世選手 1打数無安打

ストレートを打ちますがセカンドライナーでした。



・渡部選手 1打数無安打

ストレートを見逃し三振しました。



・児玉選手 1打数無安打

フォークを打ち上げてセカンドフライでした。




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2024ライオンズ分析 先発投手

ここから少しずつ今年のチーム編成や戦力を各項目ごとに見ていきたいと思います。まずは先発投手から順番に投手野手を見ていこうと思います。




【エース格】

高橋光成、今井、平良、隅田


現状エース格はこの4人です。開幕投手は今井投手、裏ローテの頭は平良投手とこの2人がまずチームを牽引してもらいたいです。隅田投手も侍ジャパンで好投して、より変化球に磨きがかかったので今年こそ二桁敗戦を二桁勝利にひっくり返したいです。開幕まで間に合わないかもしれませんが、高橋光成投手も多少出遅れても十分にローテ格の力がありますし、今年はポスティングにも直結するので気合いが入るのは間違いないです。


現実的にこの4人は1年間ローテーションを守ること、そして隅田投手は二桁勝利を目指して、3人は目指すべき目標は15勝と現実目標として貯金5以上稼ぐことが上位進出には必要になると思います。まずこの4人で貯金10、出来れば貯金15以上稼げればかなり余裕が生まれると思います。





【ローテ5,6番手争い】

松本航、ボー、武内、與座、渡邉


まだ決まってない2枠です。一歩リードしているのが松本航投手、ボー投手、武内投手の3人ですかね。松本航投手はここまで内容はそこまで良くないですが、これまでの実績とこの中では一番イニングを稼げるのは間違いないので、流れ的に決まると思います。そしてここまで好アピールが続いているのはボー投手と武内投手です。ボー投手は先発転向で課題のノーコン改善、武内投手はドラ1としてのポテンシャルの高さを見せて、松本航投手が確定だとどちらか1人は2軍スタートになってしまうので現時点では贅沢な悩みになっています。


争いから下がっているのが與座投手で、なんやかんやで抑えていますがコントロールや変化球が今ひとつで、ストレート頼みのパワー投球でもう一つ足りない状態です。渡邉投手は昨年最後見せた開き直りの投球が出来ないので、まずは2軍再調整でチャンスを伺うことになると思います。


昨年弱かったところはこのローテ5,6番手がほとんど捨て試合状態になっていました。エンス投手なんか1人で借金9とか異常なことしていました。現実的にここの枠はどれだけ借金せずに投げていけるかになります。まず松本航投手は本来エース格にいなきゃいけないですから少しは貯金して欲しいのが本音です。ボー投手はスタミナ、武内投手は1年間投げなく体力が未知数なだけに、疲労を見ながら上手くやりくりしたいです。この枠を捨て試合にせずにチャンスを与えながら結果を残せる枠にしたいです。





【若手育成】

羽田、黒田、青山


そして1軍戦力というよりも2軍メインでもしかしたら1軍先発があるかもしれない投手がこの3人です。羽田投手と黒田投手は1年目から有望株として期待されていますが、今年は後半戦に1軍デビュー出来るように怪我に気を付けながら投げていきたいです。青山投手はリリーフから先発に戻る形になり、2軍で先発ローテの柱として投げながらチャンスを伺うことになると思います。


この枠も他の投手が振るわなくなった時に、ローテーションに割って入れるぐらいの力を身につけて欲しいです。この3人は将来的にはチームの主力投手としても期待されているので、期待の片鱗をそれぞれ今年見せて欲しいと思います。




【崖っぷち】

浜屋、伊藤、上間


ここは今年ダメなら間違いなく戦力外通告だろう3人です。浜屋投手が練習試合で好投していたので、青山投手や渡邉投手と一緒に2軍の先発ローテの柱として投げてチャンスを狙ってほしいです。伊藤投手と上間投手は今年がラストチャンスですが、ここまで来ると今年は非常に厳しいかなと思います。




【その他】

有望株では杉山投手と山田投手、育成では菅井投手は来年以降を見ると注目していいかなと思います。シンクレア投手が先発か中継ぎかどちらか分かりませんが、イニング消化出来るなら先発も見たいですね。





【総評】

先発評価は高いですが、頭数は揃っています。他球団見渡しても総合力は上位だと思います。問題は絶対的なエースがまだいないのと、昨年も頭数揃いながらも怪我や不調、配置転換ミスなどでローテ5,6番手がスカスカになってしまったことです。まず絶対的エースという点では、今井投手、高橋光成投手、平良投手の3人は相手チームのエース格と投げ合っても勝てる投手を目指せるかどうかですので、防御率1点台を目指して欲しいです。配置転換に関してはここまで概ね順調に出来たと思うので、あとは怪我に気をつけること、そして1,2軍上手く回して不調を引きずらずに若手投手など無理させすぎない運用が出来るかどうかになります。


今年も投手陣がチームを牽引しないと絶対に負けるだけのチームになります。なので先発が試合を壊したらそれで試合終了になります。エース格の投手はまず先制点を許さないこと、ローテ格を目指す投手は6回以上投げて3失点以内に抑えること、それぞれ役割をこなして先発防御率1位を目標にしていきたいところになります。





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3/13(水)オープン戦 対中日戦



3-2で勝利です。




【投手陣】

◎武内投手 4回1被安打5奪三振2与四球無失点

2四球分は逆を突いた牽制で牽制アウト2つ、2回0アウト3塁から三者連続三振で無失点、細川選手に3球勝負でど真ん中投げて三塁打打たれたのは脳筋でしたが、そこから炭谷選手も意図的にボール球使ったりして冷静さを取り戻して変化球やインコースにしっかり投げ込むことができました。ストレートは最速153km、スライダー、カットボール、カーブを前回より割合を増やして投球を組み立てました。この投球内容なら武内投手も開幕ローテーション入り決定だと思います。力勝負でムキにならずに、低めやインコースを意識して投げ込む投球を目指したいです。




◯甲斐野投手 1回1被安打1奪三振無失点

一球速報を見ると投げたのはストレートでなくツーシームですね。ツーシームで155km超え計測です。高橋周平選手に二塁打打たれましたが最後は加藤選手をフォークで空振り三振、強い打球打たれながらも簡単に崩れなかったのは流石です。



✖️渡邉投手 3回4被安打2奪三振2与四球2失点

いきなり二塁打打たれてバントで1アウト3塁になりましたが、そこから速球中心に投げて無失点に抑えました。しかし7回2アウトからご挨拶四球をきっかけに盗塁を許して鵜飼選手にショート頭上を越すタイムリーヒット、さらに辻本選手にもタイムリー二塁打で逆転されました。最速155kmと球威はありますが全くもってコントロールが改善されず、ボール先行で真ん中に変化球投げて打たれるだけなので少なくとも開幕ローテ争いは脱落でしょう。リリーフなら開幕1軍も狙えますが無茶させずに2軍でやり直しでしょう。



・宮澤投手 1回2被安打1与四球無失点

0アウト満塁からサードゴロ、ショートライナー、ファーストゴロ、対外試合初登板となりましたが、まさかの劇場を演じて9回を締め括りました。0アウト満塁まで酷かったですが1アウト取ってから開き直ってゾーン内で投げ込むことが出来たのは大きかったです。ストレートや変化球はまだ荒削りでした。








【野手陣】

・若林選手 2打数無安打1四球1盗塁

先頭打者でボール球を見極めて四球選んだのは良かったです。あとはインコース突かれてタイミングを崩されないようにしたいです。



△源田選手 3打数無安打

逆方向の打球もひと伸び足りずに凡退しています。



・栗山選手 1打数無安打1四球

まだ本調子ではないですが、1四球選びました。



・アギラー選手 3打数1安打

甘く入った変化球を打ちましたがもうひと伸び足りずセンターフライ、内容は悪くないですがアギラー選手には開幕してからこのセンターフライを長打にしてもらいたいです。その後インハイのストレートを打ってレフト前ヒット1本でした。



・コルデロ選手 3打数1安打

凡退内容が全く同じですが、最後初球を引っ張ってライト前ヒットを打ちました。ボール球空振り三振は仕方ないので、せめてゾーン内の球はしっかり打てるようにしたいです。



・佐藤龍世選手 3打数無安打

内容は悪くないですがノーヒット、サードは激戦区になっていてアプローチの良い佐藤龍世選手もスタメン確約出来ない状況です。



・外崎選手 2打数1安打1盗塁

ピッチャー強襲の内野安打から盗塁でチャンスメイクして先制点のお膳立てしました。



◯炭谷選手 2打数1安打1打点1四球

チャンスでスライダーを逆方向に運ぶタイムリーヒット、送球間に二塁進塁と好走塁も見せました。武内投手ともインコースを攻めたり、脳筋になりかけた時は意図的にボール球を使って冷静さを取り戻させたりとルーキー投手を好リードしました。かつての菊池雄星投手との専属バッテリーみたいに、武内投手の教育係として組ませたいです。



・金子侑司選手 1打数無安打1四球

ご挨拶四球1つもらいました。




・中村選手 2打数1安打

センター前ヒットを打ちました。



◯元山選手 1打数無安打1打点1犠飛

1アウト2,3塁のチャンスで犠牲フライ、こういったところで最低限出来るのも大事になってきます。



・西川選手 1打数無安打

ストレートを打ちましたがレフトフライでした。



・長谷川選手 1打数無安打

初球打ち上げてセカンドフライでした。



・児玉選手 1打数無安打

空振り三振に終わりました。



◯ブランドン選手 1打数1安打

ストレートを打ってセカンド頭上越すライト前ヒットを打ちました。



・モンテル選手 1打数1安打

0アウト1,3塁のチャンスになり追い込まれてからどん詰まりの内野安打、高松選手の判断ミスでランナーは帰ってきませんでしたがあの場面最低限の仕事をしてくれたのは良かったと思います。しかし、元山選手の犠牲フライで三塁走者生還を助ける為に飛び出してアウトになりましたが、あれは間に合うので飛び出す意味がないです。モンテル選手も野球脳の低さが出てしまいました。



△渡部選手 1打数無安打

0アウト2,3塁のチャンスでインコースのストレートにどん詰まりしてセカンドゴロ、あの場面で最低限できないのは残念な結果です。



・高松選手

代走出場から二塁牽制悪送球の隙を突いて三塁進塁、足の速さを発揮して代走の役割を果たしましたが、続くモンテル選手のどん詰まりの内野安打でまさかのスタート切らず、0アウト1,3塁でゴロなら普通スタートのはずなのですがまさかのストップ、阿部コーチも何の指示を出したのか不明ですが、高松選手も野球脳の低さを出してしまったので不安材料になります。8回の攻撃は走塁判断の練習不足の懸念もあります。





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